(あきされや いつもいまここ がぎゅうせき)
詩仙堂の手前の細い道を入り、右に折れると
意外と広い駐車場があります。
受付の足元、オシャレでしょ!
源氏香第25帖の「蛍」ですネ。
雲海の上に龍の背が見えてる様子ですね。
立っている細長い石は、稲妻を表しているそうです。
奔龍庭は、平成の枯山水で伏見の藤井造園さんの作庭です。
受付の源氏香の床も藤井造園さんで、
先代の後を継いだ二代目が活躍されています。
印刷の版木に利用される木です。
圓光寺は、徳川家康から与えられた木活字を用いて、
儒学、兵法関連の書物を刊行しました。
水琴窟は、竹筒無しでも聞こえてきます。
山号の「瑞巌山」の扁額です。
渡辺章雄氏の竹の襖絵です。
本堂に続いて書院があり、十牛之庭を鑑賞します。
「杏壇」は、孔子が学問を講じた壇の周りに杏(あんず)の木が
あった事から、学問を教える所という意味です。
下野足利学校の学頭、三要元佶禅師が徳川家康に招かれ、
伏見に圓光寺学校が建立されたのが当寺の始まりです。
紅葉が素晴らしくなる庭です。
書院の襖を隔てて、隠れるようにお茶室が設えてあります。
明治以降、日本で唯一の尼僧専門道場でした。
現在は、毎週日曜日早朝に座禅会が開かれています。