(かぜさむし とのもけらいも とおきひに)
本丸櫓門が見えていますが、家光当時のもので重要文化財です。
本丸は天守閣が雷火で焼け、本丸御殿は天明の大火で焼失しています。
櫓門に繋がる東橋はかって2階廊下があり、
2階は将軍専用の絨毯敷きの橋だったようです。
自動販売機で鯉の餌を買い、お客様とちょっとお遊びです。
鴨が鯉をつついて奪っていきます。
閑散期で、皆さん餌に飢えていたようです。
二条城唐門は、御水尾天皇行幸の時期に造られたものです。
素晴らしい彫刻の施された豪華絢爛な唐門です。
龍虎、松竹梅に鶴、獅子に牡丹、牡丹に蝶、黄安仙人など見飽きません。
黄安仙人は亀に乗っていますが、その亀は3000年に一度水上へ首を出すそうです。
黄安仙人は、5回も見たとの事。
亀の息の長さもさることながら、黄安の長寿にもたまげます。
亀は水にいますので火災除け、この建物が息長く続くように、
そして長寿にあやかり、徳川家の末永い繁栄を願う意匠です。
仁和寺金堂・真如堂本堂・今熊野観音寺本堂・北野天満宮本殿などにおられます。