50周年を楽しむ。マジンガーZソフビキット編② | じうこのブログ  ~シチューにカツを見出す宇宙戦艦ヤマトプラモ製作記~

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相変わらずのタイトロープな生活の中で、常にプラモを完成させようという無謀な人間の呆れたプラモ製作記。脱線ばかりの内容に凝視されたし!

え~~、さっそく面倒くさがって更新が適当すが、この数日中、仕事の合間を見ながら作業続行っす。

 

とりあえず頭なんですが……

この頃はまだ、ソフビキットのパーツ分割技術などが熟成されていなかったのか、頭部のカットラインで切り出すと、当然頭頂部がすっからかんなうえに、パイルダーを守る装甲版の裏もソフビ成型の裏側が露出してガタガタデロデロ状態。パイルダー接地用に円筒状の詰め物(?)みたいなパーツが付属しますが、そのまま組んだら見るも無残な状況になります。

(とはいえ、当時はソフビでもレジンでも関係なくガレージキットは手を入れないと完成しないものというのが常識でしたので、ま~~致し方ないですね:苦笑)

 

ちなみに、黒っぽい丸いのは、百均で買ってきた超強力マグネットを貼り付けたものです。

 

お分かりとは思いますが、パイルダー合体用の仕掛けですね。

 

 

 

ともあれ……

とりあえずパイルダー接地面をプラバンを切り出して貼り付け、装甲版の裏側は、wave社のミリプット・エポキシパテを塗りたくっております。このエポパテ、原型製作には欠かせない硬度があってエッジ出しができる優れものなんすよね~~~

 

 

で、パテ硬化中に……

メタルパーツの磨き出し。画像はブレストファイヤー放熱板のみですが、このほかの耳やJS装置のアンテナ、ホバーパイルダーの翼部なども真鍮ブラシや耐水ペーパーで磨き込んでます。

(右はBEFORE、左はAFTERの状態す)

 

で、メタルパーツには、造形村GKサーフェイサーを塗布。

(このサフ、なんも考えんでプラモに吹いたら表面しわしわになって泣きが入りました……皆さんは気を付けてね:苦笑)

 

 

でもって、本体の塗装

ソフビ成型パーツには、Mr.サーフェイサー1200をスプレーしてます。その後一旦ヒーターの前において熱を加えて、パーツから染み出る可塑剤(油分)と混合……しているのかわかりませんが、軽くべたつきが出ます。冷えるとサフも定着するので、なんか後でべたついたりしないような気がするので、ソフビキットでなぜか毎回やっている作業です。

(効果があるのかないのかは不明ですが、なんかやった気がするだけでやってます。万が一、無意味にマネしてみようかという方がおられたら、自己責任で勝手にやってください:笑)

 

 

 

そして塗装なんですが…

絶対的に面倒くさいので、できるだけ混色なしでMr.カラーを使用。

 

腕や足は、前(って何年前や!)に作ったアートプレストやバンダイのベストメカコレクションの時に勝手に決定したガンダムカラーUG17ティターンズブルー2を使ってます。最近『マジンガーZ』リマスター版などを見ると色味がよくわかるのですが、放送初期と後期で色がもしかしたら変わっているかも……で、後期のカラーリングを意識するのであれば、このUG17にMr.カラーC392機体内部色ブルーをごく微量足すとくすんだ紺色…バイオレットグレー的な色味になるので、次の機会はそれでやってみようかなと思ってます~~~~。

 

で、二の腕や太もも、胴体はMr.カラーC315グレーFS16440を使ってます。ちょっと暗すぎるようにも感じられるので、ガンダムカラーUG18RX-78ホワイトとかでもいいかもしれないですね。(ただ、あんまり明るすぎると、ジェットスクランダーのベルト部のホワイトと被るので、模型的に格差をつけたかったので、今回はC315を使ってます。)

 

胸やパンツ部はMr.カラーC02ブラック。ま~~しょうじき、ここは黒なら何でもいいかなって感じっす。

 

 

 

 

頭部のグレー部分は、アニメを観てもそんなに部位による色分けがわからないので、面倒くさいこともあって基本的にはMr.カラーC307グレーFS36320にしちゃいました。本来のアニメ指定色からするとC308の少し明るい色の方が近いかもしれませんね。ただ、二の腕などのグレーを暗めにしたので、相対的に色味を暗くしてます。

 

 

ちょっとしたコツ……

このキット、古いこともあって当時のセンスで造形をまとめられているので、今の目で見るといささか“う~~~~ん”な部分あるのですが、その代表的なところがブレストファイヤー放熱板。

ちょっと大きすぎるのは我慢できるのですが、なんともキットのままだと下に垂れて外側に行き過ぎなので、今回は寄せて上げてます(って、なんだか女性用下着の宣伝文句みたい…苦笑)

 

で、毎回マジンガー作る折に書いてますが、顔をシャープに見せることというのがありまして、面構成で色を変えると良いのです~~~

 

見てもらえるとわかると思うのですが、鼻の正面、頬の内側をUG17に微妙にスカイブルー系を足して明るくした色をのせています。(なぜか皆さん、言わないと色変えているのに気づかない…苦笑)

 

それと、目のふち。マジンガーの目のふちって隈取の目みたいに

黒い縁取りがされているんですが、これ実は造形的にマジンガーの目を立体にしようとする時に、どうしても頭部の装甲版や角ばった頬とに段差が出来てしまう。なので、その段差部分にだけ黒を入れると、わざわざ黒いラインを入れることなくイメージ通りの隈取(?)ができるんですが、ま~~~細かい部分なので、極細の筆で色を入れていかないといけないので、少々修業が必要になるかもしれないですね…汗

 

(そのほか、パイルダー収納部である頭部の内側も暗くしたグレーを入れると引き立ちます)

 

ということで、基本的な塗分けが終わったので、あとは艶を整えつつ、若干の墨入れを行って本体は終了する予定です。

 

だがしかし!!!!

いやいや、あとはさっさとホバーパイルダー仕上げちゃえばいいか? 本命はジェットパイルダーへの換装だし…(いや、本当にできるのか?)

 

なんて思惑のもと、適当にキットのホバーパイルダーを組み上げて、サフを吹いた時点で重大なことに気が付く私……

 

アホなことにパイルダー本体にマグネットを入れるのを忘れておりました……泣

 

一瞬、キャノピー部を切り飛ばしてマグネットを入れて、ついでだからコックピットを作りこもうかとも画策しましたが、面倒くさくなってしまったので、色塗ったら両面テープでマジンガーZ頭部にくっつけとけばいいか……と妥協。

 

正月早々に超凡ミス…今年も思いやられる一年となりそうな予感であります~~~~(笑)