健康でありたい!
誰でも、思うことです。
しかし、健康環境は、
・添加物満載の加工食品、
・世界屈指の断トツ農薬使用大国、
・BSE放置の米国牛肉、
・福島第一原発放射能禍
に既に日本中が覆われている現実。
この現状を、多くの人々が認識し、
強い危機感を抱いていることを、
強く感じてています。
しかし、具体的にどうすればよいのか?
と思う時、困惑、、そして、諦めを経て、
忘却という精神安定剤に日々を委ねざる
を得ないのではないでしょうか?
国家が事実上崩壊していて、それは、
かつてのソ連崩壊過程に酷似している
との指摘がありましたが、ブログ人は正鵠
を射たものだと思います。
この様な、事態ですから、当分の間、健康環境
は悪化しても、改善することはないでしょう。
ならば、ここは、強い自覚を持って、自衛手段で
凌いでいくことが賢明な選択であり、もとより、
そう有るべきことでもあったのではないでしょうか?
であれば、国会や、企業の暴走は、なかったのでは?
と推測するのです。
さて、拝聴するに余りある優れたブログ飃
(つむじかぜ)さんの記事を以下に転載させて
いただきます。
NHK特集の
「かされた封印 ~米軍カメラマンが見たNAGASAKI」
の掲載もありました。
優れたドキュメンタリーだと思います。
こちらも、つくづく原爆、戦争を考えさせられてしまい
ます。
飃転載
↓↓↓
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【転載開始】<2>
「日本人ぐらい自分の命に対して無責任な国民はいない」
肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
<1>肥田舜太郎氏7/5東海村(文字起こし)
↑こちらに動画があります。
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22:19
そして、福島から出た放射線はもう丸二年経って、
丸二年以上ですね、丸二年と4カ月もたって、
毎日、おんなじだけ出ています、ずーーっと、止まらない。
止めようがないんです。
フランスから来た、フランスの放射線問題の学者にこの間会って、
「いつ頃になったらこれを止める事実が出来ますか?」って聞いたら、
「我々の目の黒いうちはダメでしょう。子どもか孫の時代にやっとでき
るかもしれません」
というような話です。
もう日本中、沖縄も、
沖縄へ行けば大丈夫だろうと、あそこへ逃げた人が沢山います。
ところが沖縄へ行ってみたらもう、沖縄へもちゃんと放射線は来ている。
あの、
確か2カ月後あたりに台湾にいた友達から、
「お宅の、福島の放射線がもう台湾にまで来ているよ」というような手紙をもらいました。
台湾どころじゃない、 行っていますね。
世界中を回っている。
今日本中で、
「あそこへ行ったら野菜だろうがお魚だろうがなに食べても絶対に大丈夫だ」っていうところは、
日本中にはもう無いんですね。
もう全部行っちゃっている。
だから、よくテレビに専門家と称する人が「遠くへ逃げろ」と。
それから食べ物は「危ないものは食べるな」
そんな事をいくら言ったって、あそこに先祖代々住んで、あそこしか行く所がない人に
「一家をあげてどこかへ行け」なんて言ったって、行ける人は誰もいやしない。
出来ない事を言ったってしょうがないんですね。
あそこに居てどうするかを教えなきゃならない。
それを言った人は誰もいない。
よく私のところに電話がありました。
「偉い人がきて、一家をあげてよそへ行け」っていうけど、うちはそんなことできません。
親戚もなければ、知らない所に行って飯が食えません。
そういう人はどうすればいいんですか?と聞かれるんです。
そこに住む以外に手がない。
そこで、私がお話ししていて強かったのは、
私は被爆者ですから、戦後10年経って出来た、日本被団協という被ばく者の団体に入りました。
医者で被爆者で入っていったのは私一人なんですね。
当時の会員が30万人、全国で。
広島・長崎の被爆者の会員がそれぞれ会費を払って会員になっている。
その会の人達はたった一人の医者で被爆者ですからとても大事にされて、
日本全国の被爆者の、いろんな事の相談をする元締めになったんですね。
わたしのしたことは、
もうみんな被ばくしちゃったんだから、無しにしようたってこれはどうしようもない。
中へ入った放射線を消すわけにはいかん。
私のすることは、被ばくはしたけれども、
中に放射線が入っている。
それが病気になる。
その病気を出さなきゃいいんですね。
病気にならなければ命に別条はない。
だから病気を出さないにはどうしたらいいか?
要するに、今持っている健康のまんま寿命いっぱい生きる事。
そうすることで原爆に負けないで生きる事ができる。
やることはこれしかない。
に要求して「治療法教えろ」って、なんたって今の世の中、ないんだから、
無い物ねだりしてもしょうがないんで、
要は自分で自分の命の主人公になって、
中に入っている悪いものはいるけれども、
そいつが病気を起こす時に絶対に起こさせない。
その起こさせないという命を誰も持ってる
あんたが持っている。
あんた以外にもこの命にさわれる人は誰もいないんだ。
だからあんたが頑張って病気を起こさせないようにすることが、放射線に負けないで長生きする事なんだ。
そういう運動を被爆者運動としては一面で起こした。
これは人気があってね、ようするに病気にならないですむいい方法だから、みんなで集まって勉強しました。
一番最初にやったことは、
被爆者は日本中、どこにでも、どんな村にも居ましたから、
自分の住んでいる場所で、一番長生きしている人を探して、
「どうしてこんなに長生きしたのか」っていうのをみんな聞いてこい。
98とか、100歳っていうのを探しては、長生きした事を書いていく。
で、1年に一遍みんなで集まってそれを集める。
そうするとね、
なにが一番長生きのコツか?っていうのが、全国で集めた、そのみんなのいちばんは、
「食べ過ぎない事」というのが一番でした。
「食べ過ぎはダメだ」というのがこれが一番多かった。
これは案外知らないでしょ?みんな。
実際に長生きした人が
「なんで長生きしたと思いますか?」っていうのを、本当に聞いて歩いて集めた1番が
「食べ過ぎない事」
それで人間は大人になって、みんないろんな事をしているけれども、
「大人になって人間がする事をみんなでいっぺん調べて集めてみようじゃないか」
っていうのでやってみたら、
いろんな事を言いますよね、みんなね。
いろんな事を言うけれど、どんどん整理していくと、
大人がする事は6つしかない。
男も女も同じ。
食べる事。みんなします。それからあとは、
大小便。排せつをする事。これもみんなする、しなければ死んじゃうから。あとは、
寝る事。これで3つですね。
あと、体で働く、頭を使って働く、要するに「働く」というのが一つある。
全然働かないで一生飯食っていけるっていう人間はそういない。
大体はみんな働く。
次に、働くばっかりじゃ生きていけないので「遊ぶ」
あるいは働かないで「休む」。身体を休める。
休む、遊ぶっていうのがひとつある。
そしてもうひとつ、セックスがある。
この6つしかないんです、やることは。
あれがある、これがあるってみんな言っているけれど、
どこかに必ずみんな、この6つに入っちゃう。
大人が自分の健康を守って生きていくとしたら、
やることは6つなんだから、
この6つを要するに度が過ぎずにちゃんと正しくやっていれば病気にもならないし、
そういうものなんだと言う事が、みんなの論議の中で分かってきた。
で、これをちゃんとやるにはどうしたらいいかっていうのも喧々諤々、
30万の被爆者が年に1回、それぞれの住んでいる場所で論議をして、集めるんですね。
その中で、私は医者ですから、
みんな歳とれば成人病っていうのが出てくる。
血圧が高くなる、糖が出る、心臓が悪くなる、脳梗塞が近くなる、腎臓が悪い、肝臓も悪い、
そういうのをみんな整理して、
高血圧で死なないために、
心臓の病気で死なないために、
糖尿病を悪くしないために、
というパンフレットを毎年一冊ずつ出したんです。
それをみんな100円位で、やさしく書いたのを出す。
みんながそれを買って読んで勉強して、被爆者は途中から長生きを始めた。
この経験が今とっても役に立っています。
要するに、放射線の被害に耐えて長生きするには、
薬は無い。
医者に行ってもダメ。
あとなにするか?することない。
ようするに病気を出さない工夫をするしかない。
それは血圧を高くしない。
糖尿にもならない。
心臓にも大丈夫。
というのをどうやってやるか?
私は医者ですから、それを書いてくる。
毎年毎年一冊ずつパンフレットを出しました。
26冊書きました。
今考えてみると、お医者さんがこれを読むとバカみたいな事です、当り前な事が書いてある。
でも、みんなにとっては大事な事なんですね。
そういう事で放射線に被曝した人が、親から貰った寿命いっぱい生きるにはどうしたらいいか?って言うと、
私は、30万の被爆者と一緒にちょうど30年間そればっかりやってきました。
その経験があるから今福島の人に「こうしなさい」という事をいえるんです。
今あそこで被爆した、もうみんな内部被曝ですよ。
福島の被ばくは、原子炉そのものが爆発して強烈な勢いで放射線が飛んで来たっていうんじゃないんですから、
漏れ出たのはふわふわ空気中にあった水に溶けたようなものや、
畑の果物に付いているものを食べたっていう事で体内に入った。
そのために病気が起こってくる。
一番最初に起こったのが赤ん坊ですね、子ども。
下痢、のど、いわゆる口内炎、それからあと鼻血、出血ですね、
この3つが一斉に起こってきた。
これは放射線被害の最初の初期症状ですから、当たり前なんです、出るのは。
しかも子どもが一番先に起こる。
抵抗力が一番ない。
そういう事で、福島の人達に直接聞かれれば、「こうしなさい」と話しました。
頼まれてこういう所で話をする時はそういうお話をします。、
皆さんこれだけここにいらっしゃるみんなは大人になって、
今までもいろんな病気もされたでしょうし、いろんな事が会っても、
とにかく今日まで無事にこうやって生きていらっしゃる。
みんな自分の命を持っているんです。
ところが、この中のだれ一人、
自分が自分で持っている命の、自分が主人公なんだという自覚を毎日持っているかというと、
それはあんまりないんですね。
自分の命の事をあんまり考えた事がない。
具合が悪くなるとお医者さんへいって「何とかしてくれ」
医者は他人ですよね。
病気を診る技術は持っているけど、
その人が今持っているこの病気が本当にその病気なのかどうかは医者にだってわからない。
習ったいろんな知識を総合してみて、「どうもそれらしい」というだけの事で、
「そうだ」という事は決定できない訳です。
で、皆さんは具合が悪くなると、自分でものを考えるより前にまず医者に行く。
一番大事な自分の命を自分で全く考えずに、
赤の他人のわけのわからない人に預けに行く訳だ。
これぐらい自分の命に対して無責任さは無いんですよ、本当を言えば。
毎日生きているんだから、具合が悪くなれば、
「なにをしたからこうなったんだろう?」位のことは自分で考えなきゃいけない、本当は。
自分で全く何も考えず、ただ医者に行けばいい。
これは日本人が世界の人種の中で一番人権意識がない。
つまり「自分が人間であって、自分の命は自分で責任を持ってるものなんだ」
という自覚がほとんどないんだ、日本人には。
具合が悪くなったら「医者へ行け」
おそらく皆さんそうだと思います。
医者へ行って何が分かると思いますか?
全くの他人で、昨日まで話もした事のない人間に、
便が出ないとか眠れないとか、心臓がドキドキするとかいろんな事をいえば、
ま、向こうは玄人だから習った知識を総合して
どうもおかしい、検査しましょう、おしっこみた、血液みた、どうも総合すると、
どうもあなたは中年も過ぎて動脈硬化がきて、心臓に少し問題が起こっているらしい
という検討を付けてくれる。
でも、悪くなっているのは本人だ。
本当に納得ができるのか?それで。
という意味で、皆さんはどこかが悪くなったら、まず自分が、
今までこういう事はなかったのに何でこんなことになったんだろう?
自分の生活を振り返ってみて、まず自分で考える事がまず第一番にやる事なんです。
それを全くしないで、医者へ行って、そこで聞いて薬を貰えばいい。
これぐらい自分の命に無責任な考え方って無いんですよね。
だからそういう意味で、私は外国も随分歩いて、何カ国も話をしてきましたが、
日本人ぐらい自分の命に対して無責任な国民はいないんですね。
アフリカのはだしで歩いているような所へ行って話をしても、
頼る所がないからみんな、子どものことを亭主の事を自分のことも
具合が悪いのを奥さんが一番最初に心配して、いろいろして、
「どうも最近この人は酒を飲み過ぎている」とか、
あるいは「食い過ぎてる」とか、
そういうのを判断して、みんなお互いに話し合って決めてく。
診てもらう所がないから。
そういう意味で、日本人は恵まれすぎている。
どこへ行ったって、医者のないところはあんまりない。
行けば診てもらえる。
お金はいるけど。
だからそれに甘えて、自分のたった一つしかない大事な命のことを、
自分がまず物を考えるという所へ立てない。
医者という訳の分からん人間に預けて、その人の言う通り、
「1週間後に荷物をまとめて来なさい。あんたの胃袋にはこういう所があって、これを切らないと治らない」
「はい」
大事な自分の胃袋を切るのにね、誰にも相談もしないで荷物まとめて青い顔して、行って切ってもらう訳だ。
これ位いい加減な話は無いでしょうね。
切ってくれる人がどこまで責任を持って自分の事を切ってくれるのか?確かめてもないわけだ。
あんた大丈夫?あんたが切って本当に助けてくれるの?ダメだったらどうすんの?
っていうのをやらないわけだから、誰も。
つまり、自分の命については誰も責任を持ってくれない。
しょうがないからそれを言った人に預けちゃう。
「ダメだったら諦めるよりしょうがない」っていうような、
自分の命をそれぐらいにしか考えてない。
文明国の国民でありながら、一番自分の大事な命という事についちゃ全く無責任で無知なんです。
これが日本人の、僕は特徴だと思う。
ーーーつづく【転載終了】