基本!ルールを変える。 | 人生プロジェクトのマネジメント日誌

人生プロジェクトのマネジメント日誌

人生を一大プロジェクトと見立て、自己完成に向けて邁進する日誌


ビジネスはクラウド化する。

コンピュータ化の絶えざる進展。

巨大なデータセンターにコンピュータを
集めて、そこで仮想化という技術で自由自在
に仮想コンピュータを作り出して、圧倒的な
速度、コストパフォーマンスを実現する訳です。

Google、Amazon、マイクロソフト、salesforce
が主導権を握ってます。

小さな企業でも圧倒的な小投資、短期間でソフト
ウェアの導入ができるため参入障壁がグーンと
低くなる。

出来合いのソフトウェアに合わせれば、維持、
メンテナンス費用などは皆無に近い。

企業は戦略試行で創造と破壊を繰り返す変化
に強い体質での勝負を強いられる。

例えば、
新規戦略が成功して、顧客数が一日
で100倍に!
すると必要なサーバーが50台から5000台に
なった!

こんなことは、従来のメーカーからサーバーを
購入し、ソフトウェア対応もし、通信回線も増強
しなんてやってたら数ヶ月もかかるし、下手すると
1年以上ってことになる。

それをデータセンターを利用していると1週間以内
でおつりがくる。

それがクラウドコンピュータの威力なんです。

つまり、企業の覇権も”御破産で願いましては”なん
ていう仕切り直しの色が濃くなってきているんです。

その先頭のコントローラーが、
Google、Amazon、マイクロソフト、salesforce
というデータセンターなんです。

もっと極端に言うと、これらの企業が独自の経済圏
を構築することができる。

しかも、全て米国企業。

情報化による覇権そのもの。

まあ、その為に米国は国家戦略として、
情報通信を牛耳ってきたんですヨ。

だから、
 ・日本の汎用機で、富士通、三菱をFBIを使って、
  スパイ容疑をかけたり、
 ・Winndowsに先行して世界のスタンダードにな
  り得たトロンOSに謀略を仕掛けて潰したり、
 ・半導体でも、散々に摩擦を起こしたりして潰し
  にかかった訳です。

それほど日本は強敵なんです。
こういう技術はやはり日本人は天才的で、白人に
は及びもつかない。

しかし、日本人にはマネジメントという能力が欠如
しているために、戦略という概念がない。

そこで、常に戦略にやられてしまう。

その基本はルールを変える
そこなんです。

クラウド化というのは、結局、その元締めのデータ
センターが国家戦略に沿って、グローバルな統制
を行うということと同義だと考えられます。

ということで、これからの国家戦略は情報通信で
あり、この戦いはこれから始まるでしょう。

中国はすでに気づいています。

だからgoogleを追い出した訳です。

さらに、壮大な人数を投入してその監視さえも
している訳です。

原爆とか、原子力とか、軍事なんていう20世紀
の異物による覇権なんかはもう、最底辺の暴力
装置という単なる物理的、原始的な領域。

それを操るコントローラーはすでに、情報通信に
移っている。

諜報活動もそういう展開が主流になっていく。

キーワードはルールを変える。

ここは連綿として変わっていません。