こんばんは

 

しらこまです
 

前記事の続き。

 

 

知床岬を見た後はおーろら号は帰路に着く

知床岬のほうはまだ大丈夫だったけど、山のほうは雲が次から次へと流れ込んでた


なんか斜めすぎる地形

土砂崩れなんかが起こった後に緑が芽吹き始めてる、とかなのかな?

そんな感じでウトロへと帰っていった



帰りもヒグマは探すけど見つからない



どんどん雲がかかっていってた


帰りのカムイワッカの滝


さて、そんな感じで知床岬を出てから2時間、出航からは3時間40分くらいで帰った
安全な航海で無事に帰ってこれた
ありがとう、おーろら号


戻ってきた時点ですでに14時過ぎてたからお昼ごはん屋さん探し
と言っても、同じく船を降りた人がたぶん2,300人レベルでいて、すでに昼営業終わりにしてる店もあったりして難航した

ちなみに途中にあったゴジラ岩

撮った時はまあそんなものかと思った気もしたけど、今こうしてると本当に怪獣っぽい形になってるよね

で昼ご飯探しの続き、最終手段として結局道の駅ウトロ・シリエトクに来たけど、
ここでもレストラン側は大混雑

こりゃ無理か、ということで軽食販売のほうで買った

買ったのは鹿肉バーガー

鹿肉って書かれてなければそんなにわからないくらい普通のパティっぽくなってた

この日、この後の予定がちょっとシビアになり始めててパパっと食べて次のところに移動
次に行ったのは、知床といえばここ、知床五湖

上の写真にも不吉なものが写ってるけど…

ヒグマがこの日目撃されてたみたい…

昼頃に目撃があったらしい
話によると、五湖のどれかだったかの湖の反対側にヒグマがいたのだとか
ということで散策路が閉鎖されてた
窓口の人に確認したところ、ヒグマが出たらその日はもうずっと閉鎖、というわけではなく、
目撃されてから数時間たってそれ以上ヒグマの活動がなかった場合は再び通行可能になるらしい
行ったときは15時10分頃。もしかすると再開するかも、ただ期待はしないでね、ということだった

知床五湖には地上遊歩道(大ループ/小ループ)と高架木道の大きく3つがある

地上遊歩道はその名の通り土の上を歩く遊歩道
このときみたいに、ヒグマ目撃があると閉鎖して安全確認が必要になる
せっかくこんな地の果てまで来たのに肝心な観光ができなくなってしまう
そんなときのために高架木道が作られてる

この高架木道ができたのは2010年だけど、知床五湖自体の観光地化したのも2009年ころみたい

世界遺産になってから整備されたのかね

ともあれ、地上遊歩道は閉鎖されててちょっと残念、通行再開を願いつつ、高架木道に向かった


高架木道は、その名の通り地上から数m上のところに木道を設置したところ

ヒグマが近くに寄ってきてたとしても、高さと電気柵とで安全にみられるようになってる

電気柵はぱっと見ただのワイヤーだけどめっちゃ高電圧が流れてるんだね


ちなみにこのあたりはクマザサがうっそうと生い茂ってて実際ヒグマを見つけづらい

こういう場所でいきなり近くでヒグマとばったり遭遇しちゃったら大変だからね、すごく助かる

そんなわけで高架木道から知床連山を望む

知床観光船での帰りのときからだったけどちょっと雲がかかってる
前の日の知床峠付近だけめっちゃ霧だったってときもこんな感じだったのかな…


高架木道でも、知床五湖のうち一湖だけ見られる

知床五湖はその名の通り5個の湖があって、それぞれ一湖、二湖、三湖、四湖、五湖という名前になってる
そのままだね

知床連山内にある硫黄山(散策記126-5の硫黄山[アトサヌプリ]とは違う)が噴火したことによって出来たみたい
地下水が供給されてて涸れないそう

一湖周辺は昔は放牧もされてたそう
その頃はヒグマ大丈夫だったのかな…?
周囲の長さは600mってことで、見た目よりは広そうだった


一湖のすぐ奥は地上遊歩道の合流点になる

地上遊歩道は一方通行になってるから、こっちからは入れない
規制解除されれば反対側から入れるんだけどね…

という感じで高架木道でした

 
 

というあたりで続く。

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