こんばんは

 

しらこまです
 

前記事の続き。

 

 

出航してから1時間くらい経ってた
カムイワッカの滝を過ぎたあたりから強風が吹き始めて、ちょっとしけ始めてた

なかなかの強風で、これが原因でこの日の小型船が全面欠航だったんだな…

そのあとはルシャ湾

このあたりはヒグマがよく目撃されてて、調べてると見れない可能性のほうが低いらしい
というわけで期待をもってヒグマを探したんだけど…
いない…
周りからも見えたって声がしなかったから、実際いなかったんだろうな…
こればっかりは仕方ないけど残念…

さらに進んでいって、少し特徴的なので分かりやすい蛸岩付近

蛸岩近くにはカシュニの滝がある

このカシュニの滝付近で、例の知床遊覧船沈没事故が発生している
この船、おーろら号に乗って観光してたのが2023年8月15日、沈没事故が起きたのは2022年4月23日
まだ1年ちょっとしかたっていない出来事ではあるけど、積極的に言わないせいか、

そういう事故の話とかの話題が出てこなかった
まあ、そもそもおーろら号の運航会社と事故を起こした運航会社は違うからね、

それよりも迷惑被ってるという話かもだけど
沈没事故を起こした運航会社は免許剥奪になってさすがに運航はもうしてなかった

事故を起こした後からだからこそ、逆に管理が徹底しているだろうし、
キャンセルやら運航停止やらで被害が出ているだろうし、

乗って少し応援しようかな、と後付け理由だけど思った

カシュニの滝を過ぎると、いよいよ知床岬が近い

ヒグマはまだ見つからない

そして、やっぱり遠目だとヒグマかも?と思えてしまう岩も多い


なんとなく若干パノラマ写真


そして、カシュニの滝から25分くらい、出航からは1時間半ちょっとくらい
とうとう秘境の果て、知床岬に着いた

ここが日本の地の果てか…
知床岬先端は、このあたりの地形には珍しく平坦な部分が結構広かった

ついでにヒグマがいたら分かるだろうな、って見てたけどやっぱりいない

こういう観光船での上陸は不可だから、人間が到達することもあまりない世界
どんな感じになってるんだろうね

といってもウトロと唐臼とかとはもちろん陸続きだからそこまで生態系は変わらないだろうけど

あと調べると、この知床岬は立ち入り禁止とかってわけにはなってないみたい
けど、大型な船(動力のある船)での上陸がダメらしいから、
行くなら道なき道を進むか、カヌーとかそういうレベルの船でないとダメ見たい
陸上ではヒグマが人の住んでいる地域よりもかなりの頭数いるだろうし、
海上では、この日みたいに動力のある小型船でさえ欠航しないといけないという日もある
沈没事故の話もそうだしね
だからどっちみちめったに人は来ないんだろうね

ちなみにそういうレポが調べてたら出てきた(一応上と下とで違うページ)

https://www.asahi.com/and/article/20220125/413762347/

 

どちらのサイトでも反対側の羅臼から行くルート。

ウトロ側からだと崖ばかりで海岸沿いというのも難しいしそうなるのかね

さっきから少し灯台っぽいものが見え隠れしてる
16年くらい前までは軽油を使って発電していたらしく

2か月に1回くらい補給してたらしいけど、
2008年に太陽光発電に変えたそう
だから、業者もほとんど入ってなかったのかな
ついでに携帯の電波も当然圏外だったんだけど、
先の沈没事故の関係で電波整備することになったらしく、この知床岬灯台にも配置されるかも?らしい

でも、ロシアの電波を拾っちゃうこともあるらしい…

 


あと、知床岬近辺や、途中のところにも何か所か建物がある

番屋といって、近隣の漁師の人が使う建物らしい

知床岬に(海上で)到達したということで、船内では知床岬到達記念カードが配られた
風も強かったし後で撮ろうと思ってバッグの中に入れたんだけど…
入れたことをそのまま忘れてしまって後で見たらしわくちゃ…
家に帰ってから少しでもまっすぐにしておこうとどこかに入れたんだけど…
どこだっけ…
という状態で今は所在不明になってる…
どちらにせよ、知床近辺は心残りがいくつかあるからまた来たいと思ってる
その時にまたもらおう



知床岬の近くで10分くらい停泊
その間に乗ってた人は自分も含めてだけど知床岬をパシャパシャ撮ってた
まあそりゃかなり気合入れて旅行来ないとここには来れないからね
多少は日程感選んではいたけどいい天気の中ここに来れてよかった

この日も日本としては台風が来てた日だったから…

 

というあたりで続く。

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