こんばんは
しらこまです
九州旅行2022の後日談。
江田船山古墳の動画を作ろうと思ったときに、
国宝の銀象嵌銘太刀などが東京国立博物館にあるということで行ってみた
江田船山古墳に行った時の話
トーハク新館の古代史ゾーン
お出迎えしてくれたのは遮光器土偶
いつもあるのは教科書に出てくる青森県の遮光器土偶なんだけど、
今回のは宮城県のだった
↓普段展示されてる遮光器土偶
それは置いといて、今回見に来たのは銀象嵌銘太刀
国宝
ほぼ水平にとったからわかりづらい
この銀象嵌銘太刀には装飾があった
はっきりした形で魚と鳥っぽく見える
反対側には馬
1600~1500年程前のものだから何かしらかけてそうなものだけど、
全然かけてなくてすごい
この太刀の刃筋のほうには文字が彫られてある
薄いほうだから、当然削れがちでこっちは文字が判別できなくなってしまったものもあった
ただ、かなり細かくわかっていて、この太刀をいつ頃作られたのか、だれが作らせたのか、文字を彫ったのかということあたりがわかる
まさしく1500年以上前に生きていた文字が残されているというのがすごい
いまにも通じている漢字がこのころにも使われていたんだねぇ
彫られている絵もあった
結局のところ、江田船山古墳の銀象嵌銘太刀他資料が国宝になったのは、
この太刀に書かれた文章が決め手なんだろうね
太刀以外も出土物はまとめて国宝指定されてて、東京国立博物館で展示されてる
よく出土する鏡もたくさん
その中でも国産のものもあって被葬者の権力がうかがい知れるのだとか
短甲もある
鎧系の遺物って、古墳時代にはあんまりないイメージ
ヤマト朝廷からの下賜品だとすると、そりゃ出土数は少ないよね
トーハク古代史ゾーンでは、ほかにも石人というのがあった
その名の通り、人型に掘った石
これまた九州地方に多くあるらしく、実は江田船山古墳のあった
肥後古代の森にもあった
なんでかスルーしちゃってたから、よく見ておけばよかった…
まあこの石人がある福岡県にも結構多いらしいから、そっちにも行ってみたい
という感じで銀象嵌銘太刀を見に行ってきた回でした
これで本当に九州旅行2022の話はおしまい。
次からはこのシリーズよりも長編の北海道旅行2023(道東北部)編(散策記126)の予定です。
今のところGWまでには書き終わる、くらいを目指してます…
(2023年GWの記事もまた後回しになりそう…)
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