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カスタマイズファクトリーNACKSのようやく書き始めたマニアックブログ

埼玉県上尾市のカスタマイズショップNACKSです
オーディオ、モニター、LED、アクリル、アルミ、カーボン・・・
ありとあらゆる素材と妥協のないデザインであなたのカーライフを
より刺激的なものに致します

NACKSでとても多いピラーツィーターを改めてご紹介します。

Aピラーツィーターは基本工賃は40,000円です。

ツィーターをリスナーに向けるとプラス10,000円。

三角窓付きのY型のピラーの場合プラス10,000円です。

LEDリングはツィーターにもよりますが15,000円からとなっています。

今回のピラーはフリード、三角窓付きのリスナー向け6万円の作業になります。

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スピーカーはカロッツェリアTS-V173S。当店でも人気のモデルです。

まずは MDFによるリング作り。強度を確保できるできる限り細いものにします。

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ここでのはまりはスェード仕上げなので0.5mm弱取ります。レザーの場合は0.8mm前後。


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リスナーに向けるとこのようになります。値段が1万円上がる理由はこれだけの加工範囲になるからです。


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出っ張りは避けられませんが、純正の形状から無理なく曲線が繋がるようイメージして作業しています。

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研いで形を出します。

プレスラインや、曲線の研ぎあとが綺麗だと形も綺麗。

ペーパー目が一定でない時は綺麗な曲線になっていません。

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 スェード貼りなのでツルツルにはしませんが、形にはこだわりがあります。

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スェードを貼って完成です。

比較的大きなツィーターですが、出来る限り違和感なく作業を心がけます。

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リスナーに向けたツィーターは運転していて所有感をくすぐります。

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この仕上がりで左右合わせて6万円となります。おおよそ2日間の作業となります。

高額ではありますが、運転していても外から見ても見え、またいかにもといった感じではなく詳しくない人が見たら純正に見える。

そんな加工を心がけています。派手好きな人にはとことん派手にもできます。

ポン付けが気になる方。音にこだわりステージを上げたい方。是非ご相談くださいね。


カスタマイズファクトリーNACKS

362-0063 埼玉県上尾市小泉18-2

TEL 048-776-9237

info@cf-nacks.com


我々はカスタム作業が得意です。一つ一つ自由に加工してお客様の要望にお応えします。

でも、そのために時間と材料代がかかります。カスタムは素晴らしいものですが手をかける素晴らしさもあれば、できる限り手間をかけずに良い結果を出すのもまた大切なこと。

我々が作業している中で比較的シンプルな作業で素晴らしい結果が得られるおすすめなプランをご紹介します。

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カロッツェリア、TS-V173S。価格は60,000円です。

加工をせずに取り付けが出来、どの車に入るか入らないかの対応表があり、価格と性能のバランスが素晴らしい。

車を傷つけたり加工したくないし、予算はできる限り音にかけたい。車は何日も預けたくない。でもできる限りいい音で聴きたい!!

そんな方には最高のスピーカーです。

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そしてそんな素晴らしいスピーカーの性能をさらに引き上げてくれるのがこのメタルインナーバッフル!

通常木製のものを使いますが、これは異なる金属を組み合わせています。

取り付けている人間から見ますと。木製のインナーバッフルはドア側が歪んでいるとインナーバッフルを固定すると木なのでしなってしまいます。

そうすると固定したスピーカーはごく微妙でも歪み、メーカーの設計している音が出ない可能性があります。

またスピーカーをとめるのはボルト!なめることもなくガッチリと固定できます。

10,000円前後と高価ではありますが、こんなもの10,000円じゃ作れません!とってもお買い得だと思います。



さて、ここまで読んでいただいて興味を持っていただいた方。

今回はこのTS-V173Sとメタルインナーバッフルをセットにしたプランをご提案いたします。

当店で購入取り付け頂いた方にメタルインナーバッフルをサービス!

そしてデッドニングとピラーツィーターを同時施工される方はその作業を10%オフ!!どちらかでも両方でも大丈夫です。

総額いくらなのか?そのが大事だと思います。TS-V173Sは取り付けは本格的でドアまで新規でスピーカー線を通し直す作業が必要です。また、スピーカーケーブルは別途用意が必要です。

一般的な車種の場合お見積もりは以下の通りです。

TS-V173S 60,000円
メタルインナーバッフル サービス!
取り付け工賃 25,000円
スピーカーケーブル 5,000円
合計90,000円

このプランは税込で95,000円でご提供させていただきます!

さらにピラーツィーターとデッドニングを考えますと、
 
ピラーツィーター 40,000円
デッドニング 35,000円
お値引き10% -7,500円
合計62,500円

両方合わせて152,500円。税込価格164,700円となります。

このセットは税込で150,000円でご提供致します。

お車によっては追加料金がかかることがありますが、この金額に追加金額を足した価格になります。

また、追加料金はお見積もり時にご提案し、あとから請求することはありません。

車種由来のドア通線が難しい車やツイーターの角度をこだわったりデッドニングをグレードアップした場合に追加料金がかかります。
 
期間は4月末までとなっております。数に限りはありませんがお早めに!


 このプランは激安!をうたうのではなく、良い結果の出る作業をお買い得にやって頂きたいと思って考えたプランです。

良い内容を良い取り付けで。気になる方は是非ご相談くださいね!

カスタマイズファクトリーNACKS

362-0063 埼玉県上尾市小泉18-2

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いよいよ完成に近づきます。

まずリングの大きさを決め、その形でアクリルを作ります。5mmです。

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またもや段付き。きっちり3mm落とします。

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この内側にはまるリングを作ります。

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そのリングを3mmのアルミに置き換えます。

アクリルを3mm段付きにしましたので・・・。

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このようにフラットにはまります。

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これをちょっと特殊な接着剤で接着。

隙間が空いてはいけないので工具でがっちりと。

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内径を斜めに落とし、ひたすら研ぎます。

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 斜めの部分しか見えないのでここを綺麗に。

アルミだけでなくアクリルも透明になります。

接着前にサンドブラストをかけていますので、この斜めの部分だけが透明に。

結果光はサンドブラストによって拡散しますが見えるところは透明です。

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組み付けるとこのように。

写真だとよくわかりません。

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近くによるとアルミとアクリルの層がわかります。

しかし組み付けるとアクリルは周りの黒が写り込んで見えなくなります。

光らないときは存在感がなく、アルミのみ存在を主張するという感じです。格好いいことを言っている。

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これでマニアックなパネルは完成です。

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裏はこんな感じ。訳がわかりません。

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組み込むとこんな感じに。

アルミの質感は写真では伝わりません。

これでもかとアルミを主張させるのではなく、ほんのわずか見せることによって質感を出す。

でも細く見せるにはそれなりの手間が必要です。

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イベント向きではないかもしれません。

乗るたびにその質感に喜んでいただける。そんなアウターバッフルを目指しました。

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ドアを開けるとアクリルが光る回路を組んでいます。

走行中はスイッチによるオンオフが可能です。



かなりの手間がかかっているのにやたらシンプルに見えるこの仕様。

派手さよりも純正に合わせた形で質感を追求する方へのご提案となります。

金額は正直言って高いです。

アルミモールライン、アルミ&アクリルLEDリング、合板仕様、背圧処理を施したこのアウターバッフルは22万円です。

一般的にはかなり高額なのですが、かかっている手間はお値段以上かと思います。

全ての方におすすめできる仕様ではありません。音にこだわり、大人の質感の良いカスタムをご希望の方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。

仕様は細かに変更可能です。ここまでマニアックなブログにお付き合いいただきありがとうございます。

製作写真がとてつもなくありますので順次ご紹介させていただきます。


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シエナのアウターバッフルはついにレザー張り。

貼らない場所はマスキング。

ボンドが残っているとパネルを入れた時にくっついてしまうことがあります。

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難しい形状ではないので綺麗に貼れました。

マスキングしてあると無駄なボンドが見えずプロっぽい。

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さあ、ここからが本当のマニアック作業になります。

アルミを使ったモールとアクリルとアルミを合体させたリングの作成です。

まずはパネルをコピーします。

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大きく段付きを作ります。そのあと内側の段にピンを当ててルーターにかけると枠が作れます。

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こんな感じに。使うのは外側だけです。

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とある理由のため内側を少し大きくします。

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このワクをアルミに置き換えます。

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このようなビットでアルミに段付きを作ります。

この作業、とても大変です。少しづつそいでいかないと削れません。

でも削るたびに熱い、痛い。ちょっと怖い。

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このようになります。外側の幅だけが見えてモールのように見える形です。

この見える部分だけのアルミは細すぎて作れません。

なので段付きにして厚みを確保しつつ実際に見えるのは細い線、という形になるわけです。

さっきとある理由で内側を広げましたが、ルータービットは段付きの幅に種類があり、それに合わせて少し内側を修正することによりモール部分の幅を調整したわけです。

もうわけわからないですね。言葉では限界が・・・。

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パネルを小さくしてモール内側にはまるよう調整します。

角はただ小さくしただけでははまりません。ここはペーパーで少しづつ削って合わせます。

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3ミリのアルミがこんなに薄くなりました。壊れるギリギリを狙っています。

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そして磨き。細いから少しは楽ですが、やはり金属の光沢は質感がいいです。

やはり本物。萌え。

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パネルにスェードを貼り、はめ込んでみました。

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スェードパネルは若干はみ出るくらいの厚み、5.5mmを使い角を丸めることによって自然なつながりを作ります。

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これでアウターバッフルのベースとパネルの間にアルミのモールラインができました。

文章で書くと簡単ですが調整や構造の設計などかなり手間がかかります。

でもこの質感のためならば手間は惜しみません。


マニアックな内容のため、この文章では意味不明かもしれません・・・。どのくらいの手間がかかっているかわかっていただければと思います。

次はスピーカー周りのリング作成です。

アクリルとLEDも普通ではなく、質感と自然さを追求したものになります。お楽しみください。


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シエナアウターバッフルさらに続きます。

インナーバッフルを大型化しているためドアの鉄板と隙間が空くところがあります。

その部分にパテ入れをして密着度を高めます。

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こんな感じで鉄板にぴったり。もちろんこの方が音は良くなります。

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インナーと連結されるビスにワッシャーを両面テープで固定。

この状態でパテ整形した後、ワッシャーを抜くと内張にアウターバッフルがより密着して隙間が出なくなります。

やりすぎはレザーの厚みもあるため逆効果なのでワッシャー一枚くらいが丁度いいかもしれません。

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パテを守るために養生テープでマスキング。

マスキングテープだとパテに接着されてしまうため、養生テープが素晴らしい。

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アウターバッフルを固定します。

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そしてパテ盛り。ここでは形を出すというよりアウトラインを作る意味合いでパテ盛りします。

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外しました。ここから外形を整えます。

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ルーターとペーパーを駆使してアウターバッフルのアウトラインと均等にパテの外形を作ります。

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 MDFの枠も削り込んで自然な形を目指します。

狙うラインを鉛筆でマーキング。

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ベルトサンダーで削り込んで行きます。

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ベルトサンダーなら当て板をしたペーパーに変えてラインを作ります。

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 そして造形は完了。

自然なラインが出ました。

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かなり段差がつきますがそこもぴったりと。

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左下は削り込んでラインをさらに自然に。

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純正の形と新たな形を自然につないで元からこうだったかのように形を整えればいかにも作りました、という造形物ではない、自然なアウターバッフルになるのではと思います。

果てしなく続きます。