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カスタマイズファクトリーNACKSのようやく書き始めたマニアックブログ

埼玉県上尾市のカスタマイズショップNACKSです
オーディオ、モニター、LED、アクリル、アルミ、カーボン・・・
ありとあらゆる素材と妥協のないデザインであなたのカーライフを
より刺激的なものに致します

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1115972.html


省電力、省スペース、高音質、フルデジタル伝送で評価の高い、クラリオンフルデジタルサウンドシステムにハイグレードのツィーターが追加されました。


当店でも人気の高いこのシステム。よりハイレゾに適した音を出すためのハイグレードなツィーターです。


200台限定とのことで、気になる方はお早めにご相談ください。


カスタマイズファクトリーNACKS

362-0063 埼玉県上尾市小泉18-2

TEL 048-776-9237

info@cf-nacks.com

今回は発売以来とても作業が多い60ハリアーのアウターバッフルの作業をお送りいたします。

こちらのオーナー様はご自分でドアなどデッドニングされていましたがフロアと天井は流石に大変なので当店にご依頼頂いたお客様です。

オーディオもご依頼頂き、今回はアウターバッフルにアップグレードです。

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ハリアーはドアスピーカー周りはデザインが凝った作りになっており、それを生かしてシンプルな見た目を目指します。

先日のアウターバッフルの紹介でもありましたが穴位置は必ずしも内張の位置と一致していません。

ハリアーもズレがありますのでインナーの形を変えて対応します。

少し右に寄っているのがお分かりでしょうか。

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純正は網のグリル部とそれを囲むシルバーのモール部に分かれます。

アウターバッフルになる MDFのリングを納めるためにプラスチックの網のグリルをカットするのですがこれが本当にギリギリにカットしないと収まりません。

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はまっていないように見えますが、これでカットした網のグリルだったものがはまっています。

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ここに制作したリングをあてがいます。

文章ではつたわりませんが、

インナー部

スピーカーの厚さのダミーのリング

アウターバッフルになる部分

の三つのリングを両面テープで固定したものをあてがっています。

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出幅を確認します。少し出っ張らないと整形できません。

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アウターバッフルのリングをカットした網のグリルだったパーツに接着します。

同時にインナーとリングも接着します。

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接着し終わったらドアを外すとリングがインナー側に固定されています。

これでリングの位置は確定されました。

インナー側はボルトだけでなく二本のタッピングビスを打つ事で外しても同じ位置に来るようにしています。

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純正のスピーカーを止めている穴ですが何故か周りが盛り上がっています。

そのままインナーを固定するとインナーが浮いて固定されて隙間ができてしまいます。

スピーカーは音漏れ厳禁。対策をします。

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全面パテ盛りではなく、出っ張っている部分を逃げるように削っておきます。

ピンルーターだと均等に掘れるのでいい感じ。

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内径をカットしてインナーバッフルの完成です。

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今回のアウターバッフルは正確にはインナーバッフル側にスピーカーを固定してアウターバッフルはカバーのような形になります。

デザインを優先したり、インナーの筒が長くなり背圧を抜きづらい時にはこの方法を採用します。

カバーだから簡単そう?いえ、内張側にアウターバッフルが来ると位置合わせが狂うと台無しになるため、位置合わせがとても厳密。

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アウターバッフル側を整形します。

割り箸を入れてパテ盛りする事でそりによる変形を防ぎます。

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 写真撮ってませんでした。パテ整形してスェードを貼ります。

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インナーバッフルは防水処理をし、さらにアルミテープを貼る事で防水対策を万全に。


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組みこんで終了です。

純正の形状を生かしてアウターバッフル化。

シンプルイズベスト。大人のアウターバッフルです。

この仕様で10万円となります。工期は2日。

LEDリングやアルミリングを入れることも可能です。

純正を損なわないオーディオカスタム。気になる方はお問い合わせくださいね。


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ソニカのアウターバッフル続きです。レザー貼りからです。

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あまり意味がなさそうですが、アウターバッフルの中を黒く塗ります。

今回は MDFなので若干水に弱く、樹脂を入れてはありますがさらに黒く塗ることで湿気防止をします。

レザーを貼るところはマスキング。黒に塗るとボンドの食いつきがイマイチのためです。

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このような感じです。プロっぽい。

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黒の方にマスキングをしてボンドを吹きます。

吹いたらマスキングはすぐ外します。

乾燥すると膜のようになって伸びてしまうのですぐ外した方が調子いい。

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貼っていきます。内側にレザーを入れ込んでからスタート。

こうしないと突っ張って中に巻き込みが難しくなります。

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そのあとワクの内径を綺麗に整えます。

入れ込んだ分記事が余るところがあるのでうまく伸ばしてシワがないことを確認して位置を決めていきます。

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裏の巻き込みも生地が重なり合わないように熱を強めにかけて伸ばしてはります。

ここはシワがよっても問題なし。生地が重なって厚みが変わらないことを確認します。

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中に入れ込む時もきっちり入っているとプロっぽい。

熱で伸ばしたあと一部をきっちり貼ります。

全部きっちり貼ろうとしても突っ張って貼りきれません。

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カットしていくと徐々に巻き込めるようになります。最後も熱を入れてきっちり貼りましょう。

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パネル作りです。斜めに落とすのとアクリル制作です。

明らかに板!という感じにならないようにしましょう。

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アクリルはちょっと見えるくらいが良いと思います。

どのみち断面5mmは見えますので、正面から見える部分はほんの少しでいいと思います。

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組んでみるとこんな感じ。

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パネルを外すとこんな感じ。

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アクリルは接着してしまいます。

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黒いパネルは外枠の赤レザーよりは少し引っ込んだ設計です。

高さが揃っているより段差感があった方が質感が高いと思っています。

精度などはなれたものでとても良い感じ。

今回の作業はシンプルな感じですが、気を使うポイントはいくつもあります。

シンプルであってもきっちり作業する事でオーナー様に喜んで頂きたいですね。


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マニアックなアウターのご紹介も刺激がありますが、シンプルなアウターの良さも忘れてはいけません。
 
今回はソニカにシンプルなアウターバッフル、リングLEDつきです。

価格は基本工賃10万円、リングLED追加で2万円の合計12万円です。

リングLEDを除けばNACKSで最もシンプルな構成。

シンプルといえどこだわり満載です。ご紹介しましょう。

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ソニカのドアです。

メッシュのグリルはスピーカーより縦が小さいため、純正の形状は使えません。

純正とは違うのに純正に見える形を目指します。

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デザインするにあたってスピーカーが入らなくては意味がありません。

スピーカーをあてがい、無理なくコンパクトになるデザインを考えます。


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という事でこんな形になりました。内装の形状、純正のポケットなどと相談して決めています。

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スピーカーの内径の穴を開けて位置を確認。問題ないようです。


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外形を一回り小さくしてパネルのベースを作ります。

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オスメスを作りワク化します。

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大きさに合わせて内装をカットしてはめ込みます。

ソニカはドアの厚みが薄く、実はインナーがありません。

このワクがそのままドアに固定されます。

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パテ盛り。この時も前回のシエナのようにワッシャーを入れています。

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剥がしたら外形を整えますが、手でやるより工具の方が正確です。

このようにして外形を作ります。

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こんな感じでカットされていきます。便利。

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外形が整い、表面の造形に入ります。

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いきなりできてしまいました。外形とワクのラインを直線的につないでいます。

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こんな感じでアウターバッフル兼インナーバッフルの完成です。

次回は生地貼りと完成です。

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今流行りの大型画面ナビ。最近ではトヨタの新車はオーディオレスでも9インチが入るようになっています。

しかし前の世代はやはり7インチが普通です。キットがあればお手軽ですが全ての車に用意されているわけではありません。

そこで我々カスタムショップの出番です。

今回はソニカに8インチサウンドナビを入れる工程をご紹介しましょう。

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大型ナビの場合はフェイスパネルを先に作ります。

もともと7インチしか入らないのでワクはかなりのギリギリ設計になります。

今回は下側が数ミリという薄さに・・・。

サイズか決まったら樹脂を入れて強度を増します。これで驚くほど折れにくくなります。

また塗装仕上げの場合は吸い込み防止にもなって一石二鳥。

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作業前までエアコンダクトは潰す可能性が高かったのですがギリギリ問題ないことがわかりました。

サイズだけでなく中の構造にもよるところがあるので実績のない車両は結構ドキドキです。

でもできるならなんとかするのが仕事です。

パネルもそうですが純正のフェイスパネルのナビ下側は極細に・・・。

これでも金具を加工してダッシュの中を切ることでギリギリまで上に上げています。

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 下側は枠もパネルも極細。

こういう時は形が崩れたり脱着の際に折れたりととても難しい。

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そこでワクとパネルは高価なエポキシ系接着剤を使います。強度と接着強度は最強の部類です。

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取り外して整形します。ここまで簡単にきているようですが、設計と修正、再度検討とかなりの時間を使っています。

ここまできてしまえばあとは綺麗に整形するだけ。

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下側の極細かげんが鬼畜です。

歪まないように強度を高く固定するにはかなりのノウハウが必要です。うまくいきました。

表面だけでなく裏側にもエポキシを入れ、細いから簡単に折れてしまうというようなことがないようにします。

知らない人がデッキをバラす時に折れてしまわないよう、万全の対策をしています。

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そしてパテ整形。

純正と形が変わりますが、大きく形を変えてそれが元からそうだったかのようにラインを変えます。

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なんとなく自然な感じになってきました。

言い換えれば普通。

でもこの普通さを出すのが最も高度で重要です。

なにか加工してるんですか?

と言われるのが最大の褒め言葉です。

この後サフェーサーから塗装で完了です。


価格としては6万円となります。見た目があまり変わっていないように見えるので高く思われがちですが、見えないところに相当の手間をかけています。

高品位に大型ナビを取り付けたい方、車によっては安価な場合ともう少しかかる場合があります。

お見積もりは無料ですので是非ご相談ください!


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