今流行りの大型画面ナビ。最近ではトヨタの新車はオーディオレスでも9インチが入るようになっています。
しかし前の世代はやはり7インチが普通です。キットがあればお手軽ですが全ての車に用意されているわけではありません。
そこで我々カスタムショップの出番です。
今回はソニカに8インチサウンドナビを入れる工程をご紹介しましょう。
大型ナビの場合はフェイスパネルを先に作ります。
もともと7インチしか入らないのでワクはかなりのギリギリ設計になります。
今回は下側が数ミリという薄さに・・・。
サイズか決まったら樹脂を入れて強度を増します。これで驚くほど折れにくくなります。
また塗装仕上げの場合は吸い込み防止にもなって一石二鳥。
作業前までエアコンダクトは潰す可能性が高かったのですがギリギリ問題ないことがわかりました。
サイズだけでなく中の構造にもよるところがあるので実績のない車両は結構ドキドキです。
でもできるならなんとかするのが仕事です。
パネルもそうですが純正のフェイスパネルのナビ下側は極細に・・・。
これでも金具を加工してダッシュの中を切ることでギリギリまで上に上げています。
こういう時は形が崩れたり脱着の際に折れたりととても難しい。
そこでワクとパネルは高価なエポキシ系接着剤を使います。強度と接着強度は最強の部類です。
取り外して整形します。ここまで簡単にきているようですが、設計と修正、再度検討とかなりの時間を使っています。
ここまできてしまえばあとは綺麗に整形するだけ。
下側の極細かげんが鬼畜です。
歪まないように強度を高く固定するにはかなりのノウハウが必要です。うまくいきました。
表面だけでなく裏側にもエポキシを入れ、細いから簡単に折れてしまうというようなことがないようにします。
知らない人がデッキをバラす時に折れてしまわないよう、万全の対策をしています。
そしてパテ整形。
純正と形が変わりますが、大きく形を変えてそれが元からそうだったかのようにラインを変えます。
なんとなく自然な感じになってきました。
言い換えれば普通。
でもこの普通さを出すのが最も高度で重要です。
なにか加工してるんですか?
と言われるのが最大の褒め言葉です。
この後サフェーサーから塗装で完了です。
価格としては6万円となります。見た目があまり変わっていないように見えるので高く思われがちですが、見えないところに相当の手間をかけています。
高品位に大型ナビを取り付けたい方、車によっては安価な場合ともう少しかかる場合があります。
お見積もりは無料ですので是非ご相談ください!
カスタマイズファクトリーNACKS
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