カスタマイズファクトリーNACKSのようやく書き始めたマニアックブログ -7ページ目

カスタマイズファクトリーNACKSのようやく書き始めたマニアックブログ

埼玉県上尾市のカスタマイズショップNACKSです
オーディオ、モニター、LED、アクリル、アルミ、カーボン・・・
ありとあらゆる素材と妥協のないデザインであなたのカーライフを
より刺激的なものに致します

{BC45736B-208F-4313-A739-E655B9B1FEB1}

シエナアウターバッフルさらに続きます。

インナーバッフルを大型化しているためドアの鉄板と隙間が空くところがあります。

その部分にパテ入れをして密着度を高めます。

{FE725FC7-1FE6-40F5-9DE8-3CC2DD0CB181}

こんな感じで鉄板にぴったり。もちろんこの方が音は良くなります。

{724E2B4A-E1C2-4B7A-A826-E313161BE424}

インナーと連結されるビスにワッシャーを両面テープで固定。

この状態でパテ整形した後、ワッシャーを抜くと内張にアウターバッフルがより密着して隙間が出なくなります。

やりすぎはレザーの厚みもあるため逆効果なのでワッシャー一枚くらいが丁度いいかもしれません。

{7FE7EC29-1D79-41CC-8E93-7763D888F59A}

パテを守るために養生テープでマスキング。

マスキングテープだとパテに接着されてしまうため、養生テープが素晴らしい。

{CD1FB407-3159-4EF5-922B-4DF88342A69E}

アウターバッフルを固定します。

{AEAD2B30-D223-4AB1-9903-69E152EDC313}

そしてパテ盛り。ここでは形を出すというよりアウトラインを作る意味合いでパテ盛りします。

{25A05068-429E-44AE-8DF5-0FF15A5BE3CF}

外しました。ここから外形を整えます。

{98B85FBF-F1F8-47A0-8B45-A5D1712BD6D5}

ルーターとペーパーを駆使してアウターバッフルのアウトラインと均等にパテの外形を作ります。

{5E88BD56-0326-4338-9736-64BEA70C1F23}

 MDFの枠も削り込んで自然な形を目指します。

狙うラインを鉛筆でマーキング。

{6450F4FE-C910-424B-B4C9-469DE0A8BE76}

ベルトサンダーで削り込んで行きます。

{1C5D14D1-3CE5-4BDE-93C5-45D51094459E}
  
ベルトサンダーなら当て板をしたペーパーに変えてラインを作ります。

{62091D97-8072-4FE1-9469-B3EC45D66C36}

 そして造形は完了。

自然なラインが出ました。

{9988A7EF-E5A8-40F3-814C-000EF9A06554}

かなり段差がつきますがそこもぴったりと。

{A35638EB-D54A-438C-950B-6185ADB73CCF}

左下は削り込んでラインをさらに自然に。

{261EB727-335F-4E0A-872B-0414C088FD13}

純正の形と新たな形を自然につないで元からこうだったかのように形を整えればいかにも作りました、という造形物ではない、自然なアウターバッフルになるのではと思います。

果てしなく続きます。

{B875FB44-5325-4860-B5CD-AB87EAC70416}

次はインナーバッフルです。この車はスピーカーが下目についているので少し上目に位置を変えたい。

そのためもともとついていたインナーバッフルの上の方を大きくしたインナーバッフルをまず作ります。

{F85824E6-9C26-43A6-AA4B-0DC7F7D13766}

インナーバッフルから立ち上がる木の輪っか。

これがアウターバッフルの出幅を調整してくれます。

{3C145EBA-D8A9-4232-A461-8A8FFD037930}

今回はスピーカーから出る背圧を抜くため、インナーバッフルの内側を広くとる加工をします。

内径が大きくなると問題も出ます。インナーバッフルと固定するビスのあけ場所かなくなってしまうのです。  

今回はインナーバッフルの輪っかを太くし、外側の位置でビス固定することにしました。

ああ、文章力が足りなくてこれじゃわからない・・・。

{BA5865FB-7E4A-4E4B-A5ED-CDAED454CBBA}

このような場合の穴あけは必ずボール盤。

垂直に穴を開けることはとっても大事です。

{C3C98972-7137-4CB3-AA2C-FB2CB6105653}

インナーバッフルに固定される木の輪っかはここではインナーバッフルではなくアウターバッフルのパネルに両面テープで固定されています。

こうすることでスピーカーの穴位置が決まります。

{F4698F6D-0457-4F67-B03F-41A3B0D43BE5}

まだインナーバッフル側のスピーカーの穴は完全には確定していません。さっきの状態でマーキングし、ギリギリのところでカットしてあります。

この段階は形を作っているためまだ MDFです。 

これを合板にします。

{AED517C7-763F-4A3C-9EE3-608BE0CDFBAE}

このような感じに。純正のインナーバッフルより右上に飛び出た感じのインナーバッフルになりました。

止めているボルトのうち右上以外は純正の穴位置です。右上はスピーカーの位置が変わったため、位置を変えています。

{2F793598-376A-4F10-AE82-AFC60D2AAC5A}

この時右上はドリルで穴を開け直したのでずれませんが、他の穴は純正の穴のためブカブカで穴位置が確定できません。微妙にズレます。

アウターバッフルでほそのような曖昧固定はアウトなので、何度付け直しても同じ位置に来る工夫が大事です。

それが左側の黒いタッピングビスです。これと右上のボルトの位置が決まれば位置はずれません。こういうところが一番大事。

{8E24BEE6-82EE-4BC5-8F76-0CA9F8BD9078}

そうしたらインナーバッフルの輪っかと本体を接着します。位置を決めるためにドアにつけたまま固定します。

がっちり隙間なく接着するためにこのように工具を使って固定します。

{C48D0F77-EC6B-4C72-B881-B26DF8E26D99}

これで骨格はバッチリです。

あいまいだった内径をルーターでカットしましょう。

{E7D42853-B2B7-4CBE-AD67-97DBE8632C82}

ここから背圧を抜くため、インナーバッフルの内径を広げます。

もう取り付け位置は決まっているので穴は拡大してOKです。

{B15F9902-FD97-47F3-9310-AF8EC7DE952D}

説明が難しいのですがこんな感じ。背圧を抜くために全部斜めに落としてしまうとビス穴の強度が落ちるためこのようになっています。

{AD4A8031-317F-4562-A774-7F53FE95E2E5}

アウターバッフルとインナーバッフルを分離するとこんな感じです。

{C13C3436-BA46-4892-AB81-718FC53B8DFE}

穴位置が大幅にズレ、さらに穴も拡大されたので鉄板はカットしなくてはなりません。

これで音抜けは良く、位置も理想な良い状態になりました。

まだマニアックな部分に進めません。どんどん内容がマニアックになります。わからなくなったら写真で雰囲気だけでもお楽しみください。

続きます。

{FBCF7E38-A16A-428F-840E-92195B277951}

シエナの続きです。

今回はスピーカーをホールドする部分には合板を使用します。音質アップのためですね。

強度が高く、ビスどめもナメることがなく、また水にも強い。

そのかわり材料は高価で加工も大変なので少し高くなってしまいます。でもやる価値あります!

{3D4965B3-AC88-40D5-909E-7F8EF7A5E197}

今回はスピーカーの高さ分かさましします。

今回は7mm MDF。 MDFは厚みの種類が豊富で装飾にはもってこいです。

{2BE51A89-8F41-4833-AF20-35B771F4C5F6}

これを合板側に接着。こういった器具で隙間なくきっちり接着します。

手で押さえつけてバッチリ!と思っていますと実は隙間が結構あってダメなことがほとんどです。

精度と強度が必要な場合はこのように接着にはとても気を使います。

{27F862B7-52AD-4195-A515-5854782FB6AE}

こうなったわけです。多分文章では簡単に伝わらないと思いますので、これが・・・。

{A8BE2DC3-637E-4A7E-8A77-66519B4F6D4F}

こんな感じに。スピーカーが一段下がったところでマウントされました。


{53F0F0EF-5FFC-47B1-9A55-CFFB27AC7648}

メス型の枠を貼り付けて

{2C7732D6-E9A9-477C-B626-05CBE9956476}

外側をカットすればアウターバッフルのパネル部分の基本的な部分は完成です。

{F8BC0CAC-D558-4019-9DAE-ACBA559133BA}

パネルを入れればビスは見えません。これが純正に見えるようなカスタムには重要なところ。


{243765D0-AA5F-4263-85E3-8B56527464F9}

パネルを外すとこうなります。

{2B62E192-17D9-4496-97DA-C3E720A115EB}

左右分作って細かなところを加工しています。内径を斜めにしているとかいろいろです。

合板と MDFの合体品ってなんだか萌え。

{8D456BB0-1F6C-4A9A-8ED1-AA1F74F038C7}

内張を綺麗にカットします。今作ったパネルがピッタリ入るように。

少しだけ余裕を持って入るくらいがベストです。ギチギチだと内張が引っかかって変形します。

{8FB1DA7A-D10D-4BBE-B948-D60EF7D6F134}

とてもいい感じです。スピーカーの位置を考えたビジュアルにこだわるアウターバッフルの場合は先にこの表面のパネルを作り、スピーカーの位置が完全に決まってからインナーバッフルを作ります。

次回はインナー製作です。続きます。


シエナ、アウターバッフル続きです。

{A764A445-EAF2-49A3-A084-6DA5E92B9049}

方向性が決まってきたのでグリルをさらに大きく切りました。スピーカーの位置とグリルの関係がよくわかると思います。

純正の位置より上にスピーカーの位置をもってこないとデザイン的に破綻していることがわかります。

この際、ウインドウガラスやモーター、レールなどと相談して可能かどうかの判断が必要です。

{53E2A68E-2533-451E-8658-3B66C37B5238}

アウターバッフルのパネルの形は決まりましたのでワク化します。

まずはコピー。

{99CA9EBB-52D7-40F9-AA06-F4D2E0177CBD}

上の板は先ほどのベースを小さくしたものです。

元のベースとの差がワクの幅になります。

{CF56827C-9407-48C6-9DC1-D4F1BF11030C}

ここで小さくした方のデザインをさらに変更。

左下が垂直の面になり格好良くないので、外形はそのままにスピーカーグリルの形を洗練されたものに変えていきます。

{CC9C956E-DFEF-45E9-9A43-514410903875}

ここでスピーカーの穴の位置を決めます。

コンパスがとても便利。

{E3D90CEA-84BF-4DB6-A634-F49E6D51FC7D}

いろいろ考えてこの位置に。

スピーカーの穴と外形の距離ができる限り均等だと純正っぽいです。

{0F165023-5B90-4B1F-9061-DFB2CB45BD35}

スピーカーの穴の径はスピーカーの内径と厳密に合わせます。0.5mm以下の誤差は必要です。

{D6B4D4A3-D4DF-43D5-AB22-4F7136A53933}

開けた内径にスピーカーをはめ込みます。良い位置になりました。

{560A4E74-120B-4913-874A-FC6741B633D4}

内径とコーン紙の穴は同じこともありますが同じでない場合もあります。

必要であれば修正が必要です。

{3B6AF08A-B00E-481E-A8EF-419C4E7DD1F4}

ベースとパネル両方に穴が開けば位置はほぼズレません。

{EFE0B9A1-3B4F-4326-83C1-369B9540EEB9}

あとはメス型を作ります。1/4インチ小さくして1/4のドリルで掘ればメス型ができます。

{452BCA4D-2118-48A4-9E1F-585C1564BB85}

これは機械任せでピッタリに。

DIYの方は真円とこのオスメスがなかなか大変だと思います。プロは工具任せで綺麗にできます。

{CCA8CD59-BB46-4599-B68B-75F6FFA86D6A}

この三つができればアウターバッフルのパネルは出来たも同然。

ここから左右分作ります。

まあ、ここまでは普通のアウターバッフルの作り方です。

ここからがマニアックな部分になります・・・。

{D22758BE-2D28-4FAA-82D2-2FC2C76B506A}

ワクの板厚と、パネルに施す装飾のパネルの位置関係を計算しています。

今回はかなり細かいです。こんなの誰もやらなさそう。だがそれがいい。

ということでさらに続きます!

当店でも人気があり、自分の足にも使っている車に装着されているイタリアHERZ。

とってもお気に入りだったのですが代理店さんがなくなってしまいしばらく取り扱いができませんでした。

しかしこのたび、新たな代理店さんのおかげでまた取り扱いができるようになりました!!

{B07EA73B-356C-4125-BCD2-E3C353696EC2}



HERZは元気よく鳴り、特にロードノイズなどに負けずクリアでパワフルな音が出ます。

展示台や止まっている車ではなく、走っている時に真価を発揮するオーディオ、と言えるかもしれません。


復活を記念いたしまして、4月末まで商品10%オフでご提供致します。

また、取り付け工賃は通常の通りとなりますが、ピラーツィーターやアウターバッフル、デッドニングやウーファーボックスなどのカスタム工賃も10%オフでご提供致します。

HERZのスピーカーをピラーツィーターとアウターバッフルでビシッとデッドニングすればとってもご機嫌なサウンドです。

この機会に是非お考えくださいね!

カスタマイズファクトリーNACKS

362-0063 埼玉県上尾市小泉18-2

TEL 048-776-9237

info@cf-nacks.com