ついにハリアーは下段部分のほとんどが終わりました。
サイドのパネルや無限LEDはまだステッカーを作っていないので終わっていませんが・・・。
もう次の日曜はACGですね!早いものです・・。
アンプが2基とものりました。配線隠しの中に配線がちゃんとおさまるか心配だったのですが問題ありませんでした。
もうこの辺からLEDは電動ドライバーのバッテリーで光らせっぱなしです。
テンションが上がるのもありますが、配線にかませてあるヒューズが適正な容量かどうかテストしているのもあります。
イベント中にヒューズの容量が足らなくて光らなかったらシャレになりませんからね・・・・。
またとりあえずカバーを付けます。
今回は怖いくらいレイアウトがちゃんと決まります。
いつもだと”アレ?”ということがあるのですが、構造自体も問題なく、またデザインも破綻がありませんでした。
いつもは作ってからここはこうすれば・・・、ということが多いのですが、今回は軒並み満足です!
遠目のショットです。
再三言わせていただいていますが、デジカメで撮るとLEDの光が実際よりかなり明るく出てしまいます。
実物はもっとシックでありながらちゃんと光が主張するような絶妙のバランスです。
そういえばということで、フラッシュ撮影で映してみました。
全体的な構成がこれでよくお分かりだと思います。
ウーファーBOXと横のパネルのつながりのラインもわかりやすくなっています。
この部分、あまり目立ちませんが非常に面倒くさいんですよ・・・・。
でもこの部分を作るのとそうでないのでは全体のイメージはガラっと変わるはずです。
そういうところに手を抜いてはいけません!
サイドパネルも固定が終了しました。フィッティングも上出来です。
自分の予想を越えてよいバランスで配置ができたと思います。
これで上段パネルとサイドパネルが入った場合にどのようなバランスになるのか?
現状のイメージだとうまくいきそうです。
そして最終、上段パネルの製作です。
といってもベース自体はすでに完成していますので、これを最終仕上げとなります。
まずは3段に分かれている一番下段をあてがいます。
あてがうことで最終的にどの辺に固定するかを検討します。
わかりづらいのでここからはフラッシュありで。
3段あるうちの下段と中段は最終的に接着します。
その作業がここで行われています。
といっても内装の横の壁は上に向かってどんどん狭くなるので、それを見越して削ってちゃんとおさまるようにしなければなりません。
そしてここも見せ場の一つなのですが、上段パネルサイドのアクリルパネルのテンプレートの固定をします。
このパーツもウーファーBOX内部のアクリルのように板状ではなく、削りこんで曲線を作り出します。
まずは位置を確定させるためにベースとなるMDFを固定しました。
そしてその状態で上段を入れ込みます。
ここでかなり両サイドを切らないと入りませんでした。
その調整を終え、上からビスで固定することによりパーツはすべて固定が終わったことになります。
後は隙間等をパテで修正し、レザーを貼り、アクリルやLEDを組み込んで終了となります。
この車は上段パネル、ウーファーBOX、アンプラック、サイドパネル、そしてそれらをつなぐ曲線とLEDやアクリルの配置の仕方が見どころになります。
そしてもっとも難しいのはそれらすべてを調和させることでしょう。
ここでは書いていない、無数の修正ポイントをクリアし、やっていくうえで新しく出てしまったアイデアを盛りこみ、それによって予想しなかったアクシデントを修正するという繰り返しでここまできました。
おそらくこの車はほかに何の作業もしなければ実質1カ月で完成すると思います。
この一カ月が長いのか短いのかは人によって受け止め方は様々だと思います。
早いからいいわけではなく、遅いからいいわけでもありません。
しかしこの車は自分のこだわりやイメージ、アイデアをできる限り盛り込んだつもりです。
ある程度デザインを任せていただいたオーナー様には大変感謝をしております。ありがとうございます。
ここまで来たからには素晴らしい車にするべく、最後の仕上げを手を抜かずに頑張ろうと思います。
それではまた!