土日とイベントであまり作業はしていませんでした。
今日は長編でお送りしたいと思います。
とにもかくにもトランクワークは固定がすべてです。
凝った曲線、LED等ありますが、そんなものは大して難しくありません。
難しいのはそれぞれすべて違う車の内装、ボディに合わせてパーツを組み合わせ、固定することです。
ウーファーBOXはがっちり固定できました。これからアンプBOXをウーファーBOXと連結し、ボディに固定する作業になります。
やはり固定で一番よいのはあごを乗っけるような形です。
地球なので重力があります。なので下方向で固定できるものが一番間違いないわけです。
写真はその引っかける部分を作っています。横に張り付いている部品はそれ自体は使いません。
平行に引っかける部分を固定できるように、平行な長い板を先に固定しておきます。
これが引っかける部分のパーツです。中央のえぐりはボディ中央が盛り上がっているための逃げです。
このパーツを先ほどの張り付けた長い板の下にあてがい、ビスで留めます。
こうすれば100%平行ですね。線を描いて張るのもいいのですが、この平行の位置はとてつもなく重要なので万全を期すためにこのような方法をとりました。
そして最初に固定した板を取り外します。
これで引っかける部分ができました。のちにこの段差の部分とアンプBOXは接着してしまいます。
アンプを外した後の穴から手を入れ、止まっているビスを外せばこの部分は脱着できるわけですね。
固定はしていませんが、アンプBOXを置いてみました。
これでアンプBOXの高さは決まりました。ということでアンプBOX側面を作っていくことにします。
ただの板で側面を作っても面白くないということで、よせばいいのにまた面倒くさいことを考えてしまいました。
まずはマーキングです。ロックフォードパワーアンプの放熱フィンのデザインを取り入れてみました。
ここからが面倒くさいです。一つ一つ穴をあけます。ドリルでまずは適当に・・・。
文章では説明しづらいのですが、等間隔に切ったMDFをこのように固定していきます・・・。
その上からさらにストレートな板を固定しました。こういった作業をしたことのない方にはなんのこっちゃですね。
先ほどの状態でルーターをかけるとこのような穴が出来上がります。
写真で見ればあっという間ですが、これらすべてルーターをかけるのはちょっとだけ面倒くさいです。
とりあえず仮置きです。
やばい!格好いい!
と思いましたが、言いすぎでしょうか・・・?
ここは最終的にチラッと見るだけの部分です。そういうところに手間をかけるというのは無駄の美学ですね。
ということで、せっかくならと側面も同じデザインにしました。
最初にできたものを真ん中あたりだけコピーすればいいのでそんなに大変ではありません。
穴は近くで見ると、45度に面取りされています。
この部分はスェードを張る予定なので、このようにしないと張り切れません。
かつ、このようにすると見栄えがちょっといいですよね。
実は裏側はこうなっています。長方形の板がちょうど入るような感じですね。
ここにミラーアクリルを入れることによって、穴のすべてが鏡になるというわけです。
試してはいませんが、どんな感じになるでしょう?
すべて処理が終わったので、BOXに張り付けました。
どうでしょうか?格好よさはさておいて、かなり手の込んだ感じになっていますね!
これがあまり見えなくなるのですから、なんとも言えません。
でも、こういうところをしっかりやると、完成したトランクからはなにかオーラみたいなものが出るような気がするので、こういう面倒くさいことも正直あまり面倒くさいとは思っていません。
むしろ楽しんでいるくらいです。自分は変態だなあと・・・。
と、いうわけでこのようなかんじになりました。
とりあえずアンプBOXはここでいったん中断。今度は側面を作ってまいります。
今日はこのフィンのような穴を作るための工具が一つ足らないことに気が付き、急きょ知り合いに借りに行きました・・・。
そこまでしたかいがあったなあと満足している今日この頃であります。
それではまた!