今日は某所でイベントがありまして、午後からの作業になりました。
さて、エルグランドのツインアウター、実は進んでおりまして・・・。
このようになりました。車の全体のラインと、特にイベントなどではなく、乗っていて満足できる仕様として、純正のラインをできる限り崩さずにツインのアウターを制作しています。
とはいえど、光りものの好きなオーナー様のためにLEDは大量導入です。
ここからさらに変貌しそうです。乞うご期待!
そしてハリアーはアンプ周りの製作続行中です。
実に複雑な構造になっております。
アンプをフラットにするようなパネルを先日作りましたが、これをかさ上げして実際の位置まで仮であげてみました。
いろいろなことを考え、問題がないようですので接着しますが、その前にアンプの配線の逃げを作らないといけません。
なにせアンプの下面は配線が集中しており、そこはアンプ側面や上面とは違って少し高くなります。
フラットなパネルに合わせると配線が直撃です。なのでそこだけ高くします。
どのくらい逃がせば配線がささるか検討中です・・・。
あんまり広げすぎても天面の板の剛性が極端に下がってしまいますので、ちょうどいいところを探します。
そうしたらカット!また、ここでカットした部分に関しては45度の角度であらかじめ落としておきます。
そうするとさらに配線は逃げるようになり、最悪接触しても角が立っていないので配線が擦れたりしないわけですね。
カットしたものをまた最初の状態に戻すとこのようになります。
この上から板を張り付けていき、削って砥ぐことにより平らではなくとも自然にフラットに埋め込むパネルが完成するわけですね。
さあ、かさ上げの本格的な固定です。
かさ上げする高さは30mm。なので15mm板を2枚重ねたものを張り付けてかさ上げします。
ベースの板と天板の板は結構シビアな感覚で合わせないとアンプ等のクリアランスがくるってしまいます。
かさ上げの板もこの位置を合わせるために考えて張り付けてあります。
そうして張り付けたものがこれです。ついにユニットっぽくなってきました。
中の部分は中空ですが、ここに配線の通り道と、アンプのクーリングを兼ねた道ができるわけです。
また、中央部分は大きく穴があいているわけですが、ここにアンプと仕掛けのユニットがバンバン入っていくわけです。
一度ウーファーBOXとともに車両に載せてみました。
位置関係はまだ合わせていません。雰囲気を見ています。
設計としては問題ないようです。問題なのはこれからどれだけ複雑なラインにするべきなのかを検討することです・・・。
四角形の集合体でトランクを作ってよいのならばたぶん5倍のスピードで終わると思います。ですが、やはり見て格好いいのは曲線の集合体ではないかと思います。
5倍の時間はかかりますが、工賃は5倍もいただいておりません・・・。この辺がカスタムのインストーラーはMでないといけないという持論に達するところです。
センスがあって作業が早い人はSでもできるのだと思いますが、自分はセンスがあるわけではなくMなので、努力と手数で勝負したいと思います。
明日もイベントに出かけると思います。店にいる場合もありますが、基本的にはNACKSはお休みだと思ってください。