いくら改造だ!カスタムだ!と言ってもナンバープレートを付けた自動車が公道を走るためには、道路運送車両法の保安基準を満たしていなければならなく、ぶっちゃけた話し車検に通る改造をしなければ何の意味も無いですし、お客さんから車を預かって改造する以上当たり前の事です。
前回でも少し触れた保安基準の手引書と照らし合わせ、カスタムパーツごとに説明させていただきたいと思います。PTクルーザーのリアバンパーには、バックランプ(後退灯)・リフレクター(後部反射器)・バックフォグ(後部霧灯)が埋め込まれています。
PTクルーザーを後ろから見ると、左レンズの外側からリフレクター/バックランプ、右レンズの外側からリフレクター/バックフォグになっています。そこに、先日Yahoo!ショッピングで入手したユーロタイプのバックランプを合成して見ると、こんな感じになります。
保安基準でバックフォグは「後面に備えることができる」と規定されています。だから「有っても無くても良い」と解釈できるので、今回のバックランプは「OK」となります。
それで、バックランプは「備えること」「二個以下」なので、こちらも「OK」です。
ただし、ここで気を付けなければいけない事は、リフレクターについての規定になります。
保安基準でリフレクターは「後面に備えなければならない」と強い口調に変わっていて、リフレクターの色についても「赤」と明確に規定されています。更には、有効反射面積なる言葉も出て来ますが、簡単に開設された手引書では「反射部の大きさが 10㎠以上のもの」と記載があります。余談になりますが、ヤフオクとかで良く目にする「LEDで光るリフレクター」は反射器では無く灯火と解釈されるので違法改造ですし、社外のクリアテールに組み込まれた白いリフレクターも違法改造です。
更にリフレクターに関しては、取り付け位置の高さ25cm以上150cm以下、車幅の最外側から内側へ400mm以内などなど、事細かに規定されています。ただ、PTクルーザーの場合はダウンサスに交換する前で38cm程ありますし反射板の位置も純正品と同じ場所にあるので特に問題は無いでしょう。
次の機会では、ユーロテール(赤いレンズのウインカー)についても触れさせていただきます。



