ナナハンという昭和のBigバイク -7ページ目

ナナハンという昭和のBigバイク

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GT750レストア編その2は前回取り忘れたタンクの修理後の写真です、時間に追われてバタバタ仕上げたのでラインを歪ませてしまったのはご愛敬ということで。(w_-;



まだエンジンの整備などしていませんので、取りあえず完成したタンクはフレームに載せているだけです。



底の方のピンホールを半田で塞ぎパテ仕上げ後塗装してこの状態に成りました、コックも一応オーバーホールしましたがパッキン類が劣化しているのでチョット心配です。(-"-;A

タンクに組み付けて少しガソリンを入れて見ましたが、今の所ガソリン漏れはしない様です。

後はキャブレターをもう一度オーバーホールするか、取りあえず暇を見つけてエンジンを掛けて見て判断します。

前回O/Hしてあるので案外このままで行けるかもしれません、スロットルが少し渋いのが気に成りますが案外動かしている内に良く成る事もありますから。

と言う事でG7のレストアもこれで一旦お休みします、取りあえず他の急ぎの仕事を一段落させなければCBもGTも整備する暇が有りません。(ノ_-。)



CB750K0のレストアを進めれない状況なので、以前に仕上げて置いたGT750のタンクのレストア時の写真を掲載してみます。



撮影したのはe-爺でなかったのでちょっと分かりにくいですが、タンク後方下側の方に塗装を剥がした痕が見えると思います。

この辺りに錆びによるピンホールが沢山出来ていました、何時もなら溶接して穴を塞ぐのですが今回は5~6か所のピンホールだけでしたので半田盛りで修理してみました。

e-爺は極端な穴でなければ結構半田で修理します、コンクエストなどの補修材で修理する人もいる様ですが、半田より持ちが悪い気がして特にガソリン系統には使いたくないです。

穴の修理後はパテ修正をして塗装しますが、一番嫌な作業というか手間の掛かる作業がストライプの塗装です。



何やら怪しげな数字を書いたテープが貼ってありますね (^-^)/、これは塗装屋さんがストライプの幅とか位置を忘れない様にメモ書きし写真に撮って置いたものです。 (;^_^A

市販のストライプテープを張っても良いのですが、どうしてもテープと塗装面に段差が出来ます。

拘りの有るe-爺はテープの段差が嫌なので敢えて塗装でストライプを入れます、手で撫でたときストライプと塗装面に段差が無くつるっとしているのが好きなのです。(*^▽^*)



そして ↑ タンクのリペアが終了しました、販売当時とカラーやストライプの感じが若干違うと見抜いた方は相当なG7マニアですね、実はこのG7e-爺の元に来る前どっかの塗装屋さんで再塗装したそうで、当時物とは少し色やストライプの感じが違っています。

ストライプの部品も無いし他に型取るG7も無いので、極端に変にも見えなかったので現車に合わせるてOKとしました。A=´、`=)ゞ

この他にタンクのSUZUKIエンブレムが、回りがシルバーメッキでロゴの中が赤で塗ってあり、その赤が剥がれていましたのでそこも塗り直して置きました。

完成写真を取って無かったので、それはまた後日お見せします。A=´、`=)ゞ


レストアお役立ち情報シリーズ7回目は、前回の記事中で使ったプラスチックリペア機器のご紹介です。



プラスチックの割れた所を溶かしてくっ付ける時使った半田ごては、高い消費電力の物が使いやすいですね、普通の半田ごては20W~80W位の物だと思いますが、e-爺が使っているのは200Wや500Wの物を使い分けています。

写真の様な先のチップ種類が多いと使い勝手が良いですね、最近は本体は一つで変えチップが付いている物も出て来て更に便利になりました。

それからひび割れが長い時や複雑に割れている時は、電熱ピンで要所要所と仮固定してから溶着した方が良い場合も有ります。

 


左のヒートリペアキットなる機器で右の様なピンを電気で熱くし、ひび割れ箇所に埋め込み有る程度原型に近く補強してから溶着すれば作業性が良いですね。

車の樹脂製ヘッドライトの取り付けステー部などは、この電熱ピンを数本埋め込むだけで修理する場合も有り、バイクのカウルの割れなどもこれだけで安価に修理する場合も有ります。



変形を有る程度直す時に使ったヒートガンはこんな奴で、まあヘアードライヤーの強烈な物と思って貰えばいいです。

e-爺はこのアストロプロダクツの物をセール期間に格安で買って使っていますが、これの前に使っていた値段の高い某メーカー品より長期間使えてとっくに元が取れました、侮るべしアストロです。ヘ(゚∀゚*)ノ

それからCBのレストアの所で、追々これら機器や工具の使い方をご紹介していきます、今の所他の作業に追われレストアは暫く休業状態なので、自分でこんなレストアをして見たいと云う方で、イマイチやり方が解らない方がいましたらもう少しお待ちください実作業風景を後ほどお見せします。

待ちきれない方は、ネットでPPバンパー修理などと検索すれば動画解説している、親切な方もいますのでそちらをご参考にどうぞ。ヘ(゚∀゚*)ノ