ナナハンという昭和のBigバイク -5ページ目

ナナハンという昭和のBigバイク

ナナハンという昭和のBigバイク

昨日はGT750のレーサーTR750について少し触れましたが、ネットで検索していたらチョット変わり種的なGT750を発見しました。



イタリアのスズキオートバイ輸入販売業者のSAIADが製作販売した、カフェーレーサーに見えるバルンガGT750Sというハーフカウルのカッコイイバイクです。(SAIADって何と呼ぶのか解りません(・・;))

しかし、



なんとスピードメーター無しヘッドライトとテール以外の保安部品も有りません、ということでこれはレーサーのベースマシンとして販売していたらしいです。

でも



こんなスズキのメーカー名の入ったカタログまで有ったらしく、スズキ本社公認のバイクだったのでしょうか。

長年バイク関係に携わっているe-爺ですが、このバルンガGT750Sは初めてお目に掛かりました。Σ(・ω・ノ)ノ!

知らなかったのは私だけなら、自称昭和のバイクの生き字引という看板を早々に降ろさなければ。ヽ(;´Д`)ノ

原文は読めないし某検索サイトで翻訳したら意味不明な日本語で、ますますチンプンカンプンなので詳細は不明にして置きます。(^o^;)(^_^;)

しかしこの角ばったラベルダっぽいデザインは引かれますね、うーんMyGTもレストアするだけでなく、アーシテこーして見た目はバルンガGT750Sモドキなんていいかも。f^_^;

うーん、また悪い虫がモゾモゾしだしてきました・・・・続く(*^▽^*)


今晩はe-爺ライダーです。

さてレストアのネタ切れシリーズですが?、GT750について面白いものを見つけましたのでご紹介します。

GT750が発売されて間もなくスズキはGT750をベースに、

TR750と言うレースバージョンを開発しデイトナなどのレースに出場し始めました。



ネットで拾った写真ですが確かこんなスタイルのレーサーでした。(;^_^A

フルチューンを施したTRのパワーに耐え切れず、タイヤがバーストしたりチェーンがブチ切れたりと大変だった様です。A=´、`=)ゞ

パワーは確か100ps超とかで当時まだラジアルタイヤが開発されて無く、ドライブチェーンも現代のチェーンと比べ耐久性などが貧弱で、TRの圧倒的パワーにはとても耐えきれる代物では無かったみたいです。

今のGSX-R1000はノーマルで200ps近いパワーを発揮し、それに耐えるチェーンやタイヤが当たり前の現代では信じられない事ですね。(;´▽`A``

それにしても、もろチャンバーだけでサイレンサーなど付いていない時代、サーキットに行くとスタート時は甲高い2サイクルの排気音が地響きを伴って襲ってくる気がしました。

今でもあの2サイクル750の甲高い排気音と、レーシングオイルの独特な焼ける匂いが思い出されます。σ(^_^;)



レストアする時間が取れなくて多少焦り気味のe-爺です、今年は旧車ミーティングに乗り付けて自慢する予定でしたが。(ノ◇≦。)

CBもGTもずっと放置プレイ状態が続いています、ということでネタが続かない時の昔話をば。



GT750には後からギアポジションインジケーター成る物が装備されました、要するに現在どのギアに入っているか数字で表示するものです。

まあ車のオートマ車のDとかRと表示する様な、インジケーターと思ってもらえばいいですね。

自称バイク通という方々にはこんなもの無くてもいいと言われていましたが、e-爺は何となくシフトするたび数字が変わるのが面白くて有ってもOKと思っていました。

マッハなどカワサキ2サイクル車はタコメーターに各ギアのリミット表示が有り、その範囲でシフトを変える様指示して有りましたが、目の前に数字で表示される方が見やすい気がします。



残念ながらe-爺のGTはB1なのでインジケーターは有りません(ノω・、)、シフトタイミングはタコメーターで判断するのが本物のバイク乗りだって言われるので無くても良いのです。(;^_^A

インジケーターが装備されたのは俗に言う鉛筆マフラーが廃止になってからでしたか、記憶が定かでは有りませんがそんな気がします。

このギアインジケーターは俗に言う赤や黒べこの時代まで付いていました、余計な装備だと言う人もいましたが親切設計のスズキってe-爺は思っています。(o^-')b


他メーカーではヤマハのXJ750Dにも装備されていた様に思っています、ホンダやカワサキ車では見た記憶が有りません(知らないだけかもしれませんが?)。

と言う事で古き良き時代の過剰装備?のお話でした・・・続く