愛と美のヴィーナス | 一日一勉

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占い諸々を学びたいのに、学んだことを外に出さないと記憶は定着しないそうです。なかなか覚えられない悩みのため、学びをアウトプットするブログです。
最近、目の調子が悪いので、更新を毎日とせず、気ままに楽しく学び続けたいと思います。

今日は、金星です。

金星は、「ギリシア神話ではアフロディ―テ」、「ローマ神話ではヴィーナス」と呼ばれています。

 

金星は、タイトル通り「愛」と「美」を表しますが、実占では、「金運」も見ることが出来ます。

さて、金星は太陽から48度以上離れることはありません。

太陽にとっては、水星に続き、金星も身近な天体ですね。

「宵の明星」「明けの明星」と呼ばれる天体としても有名です。

 

古代より、金星は子孫繁栄の象徴とみなされてきました。同じように、子孫繁栄の願いを託された星に月がありますが、その意味合いは異なります。金星が「愛情行為」と示すのに対し、月は「生殖」を指していたと考えられます。

金星では、愛と美、芸術、品性、冨などを占います。

何を見たときにいいなと思うかどうか、遊びや趣味、美意識、恋愛対象となる相手を知るときは、金星の在室サインを見ることで、理想の恋愛や相手の特徴、お金の使いどころがわかります。また、アスペクトなど総合的に判断することで、それがよい恋愛や消費なのかや、リスクのある恋愛や消費なのかもわかります。

金星の支配サインは、牡牛座と天秤座です。

 

 

金星のキーワードは、「愛・美・快楽・芸術・平和・惰性・飽食・若い女性・美しい人・資産家・豊穣・喜び」等になります。

 

 

また、金星のキーワードの中に、「平和」という意味がありますが、金星が調停者や仲裁人として知られ、調和・比例・バランスをもたらすからです。

ホロスコープのどこであろうと、金星があるところでは、争いは歓迎されません。

実はその昔、古代の人々は、金星を争いの神と考えていたらしいのです。妻や財産は他人から奪う時代があったからでしょう。

しかしながら、そういったものは必ずし戦い取ってくるものではありませんから、争いという意味が消えて、現代のこうしたかたちになていったのかもしれません。

政略結婚も、争いを避けるためにされたものだとしたら、平和とか調停とかの意味が金星にあるのも、不思議ではありませんね。

 

それでは、また明日パー