水星は知性派 | 一日一勉

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最近、目の調子が悪いので、更新を毎日とせず、気ままに楽しく学び続けたいと思います。

今日は、水星について勉強します。

 

水星は、月の次に公転速度が速く、太陽から28度以上離れることがありません。

ですから、水星は、太陽サインと同じか、前後のサインのどちらかに位置しています。

故に、水星も身近な天体です。

 

水星は、神話に登場する神々の伝達役、メルクリウス(英語読みではマーキュリー)と紐づけされています。

メルクリウスは、通信・商業・連絡・学問の守護神とされています。

俊足な伝達役であったメリクリウスは、「情報(書物・文書を含む)を運ぶ」から、商業・貿易など物を運ぶこと、交通、通信・知性・学問・教育・コミュニケーション等が、水星が意味するところになりました。

水星は、伝えるということを主としているので、在室サインにより話し方などが違ってきます。

話す内容は太陽サインと月サインが形作りますが、その内容をどのようにして伝えるかは、水星サインです。内容をどんな手段を使って、伝えるかも、サインにより違いが出るでしょう。

 

太陽を父、月を母とすると、水星は子供とされています。

水星自身からすると、兄弟姉妹をあらわします。

言葉を話せるようになった子供が、初めて伝達する相手は、両親以外だと兄弟姉妹になるので、意思伝達は水星の役目なこともあり、占星学では、水星が兄弟姉妹を表すことになったといわれています。

 

また、太陽を男性、月を女性とすると、水星は中性とされています。

性別にこだわらないことから、水星は、あやふやなこととか、意見が変わりやすいという意味に解釈されることもあります。(偶然かもしれませんが、支配サインが、どちらも柔軟宮ですね)

 

実占では、「仕事運」「勉強運」「コミュニケーション法」を水星でみていきます。

太陽が示す人生の目標を「達成する手段」としての職業や知性を、水星から読み取ります。

水星の状態がよければ、話し上手で知的な雰囲気があると評価されやすいでしょうし、反対に、アスペクトなどに難があれば、考えていることを言語化することが苦手に感じたり、発言を意図していない方向に勘違いされたりすることが、あるかもしれません。

 

水星のキーワードは、「スピード・学び・知性・技術・言語・表現力・通信・情報・軽率・飽きっぽい・兄弟姉妹・商人・年下の人物」です。

支配サインは、双子座と乙女座になります。

 

水星は太陽と近い位置にあるといいましたが、水星が太陽の前のサインにあると、「無言実行」タイプで、言葉より行動が先走ってしまいがちなので、もう少し周りを見るようにするといいかもしれません。

後のサインに水星があると「有言実行」タイプだが、慎重に考えてしまいがちで、実行するのが遅いので、時間に余裕をもって取り組むとよいでしょう。

太陽と水星が同じサインだと「その中間」ですが、良くも悪くも普通になってしまうか、独りよがりになってしまうので、在室サインの真向いのサインのことを少し取り入れるだけで、新しい可能性が開けるようです。

 

それでは、また明日パー