す今日は、月についてです。
偶然にも今日は、天秤座の満月です。
月食も起こる…ということは、月の感受点(ドラゴンヘッドとドラゴンテール)が、今は天秤座と牡羊座にあるからですね。
さて、太陽は「社会的な顔」を表していますが、月は「親しい人の前で見せる素の自分」です。
「内面的なもの。感受性。精神性。幼少期に身につけた感覚」を意味します。
オフィシャルが「太陽」で、プライベートが「月」といったところでしょうか。
大人っぽい自分が「太陽」で、子どもっぽい自分が「月」という見方もありますね。
家に帰ってからの生活は、おそらく「月のサイン」の性格が出ているので、月星座の方が、一般に自覚しやすいかもしれません。
地球から最も近い距離にある「月」は、私たちにとって身近な存在です。
潮の満ち引きも「月」の働きかけによるものです。
そのように、知らず知らずのうちに、直接影響を及ぼしているのです。
太陽のサインに従って行動することで、社会的成功への近道となり、月のサインに従って行動した場合は、社会的成功というより内面的な充実につながるとありますが、やはり何かを占う場合は、太陽と月の両面を見ていく必要があります。
実占では、月の状態とホロスコープ全体像の比較から、「自己肯定感の高さ」をみたり、「どのような環境が安心するか」を見極めたり、「理想の家庭像」を見ることが出来ます。
月のキーワード「精神性・安心・自意識・母性・保護者・女性・本能・リズム・家庭生活・メンタル・周期・感受性・受け手・母親・妻・一般大衆」です。
ちなみに、月が支配するサインは「蟹座」になるので、そこからイメージを得るのもいいですね。
太陽もそうでしたが、月もまた私的な「自分自身」の意味だけでなく、「母親・妻・保護者」といった意味があります。占う内容によって、こうした見立ても必要になってきます。
「一般大衆」というのは、マンデン占星術(個人ではなく国家等を占う)で使う意味となります。
月のサインについて、個人的感想をいうと…
やはり、月のサインの内容というのは、自分でも苦手と思うほど嫌いではないことでも、その内容については上手く出来ないものもあります。
私は月が乙女座ですが、片付けが苦手です。片付けても、すぐ散らかります。分類が苦手なのかな?
マドモワゼル・愛先生の【月の教科書】という本で、「月の欠損」といって、月のサインの事柄が出来ないという内容でしたが、私にとっては当たっているといえる内容でした。
本の発売当時、占星術家の人でも、意見が分かれていたと記憶していますが、私にとっては、むしろ「できない」自覚できたことで、自分を肯定することができました。
月が乙女座だから、きれい好きなはずなのに…と、それまでは、きれいにできないことに悩んでいましたから。
とはいえ、そのような欠損ばかりではなく、やはり性格的なものは、月のサインそのものだと思います。特に占星術を勉強するまでは、子供に対しては、口うるさかったです。それを知ってからは、子供に対して、あまり細かく言わないように心掛けています。
立場とか役割によって、出てき方が異なるのかもしれませんね。
月星座は、前世の太陽星座だと聞いたことがあります。
私は、ドラゴンテール(前世の苦手なもの)もあるので、尚更そういうことを実感したのかもしれません。
それでは、また明日