2017/06/12 ℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ その3 | ある地方ヲタの見聞録

ある地方ヲタの見聞録

当地ではひとつの現場が貴重。だから全身全霊で楽しむ。
楽しい思い出を忘れないように、ハロプロの現場に行ったらレポートなど書いてみます。
地元北海道でのライブやイベントを中心に、たまに行く遠征のレポも。


その3 「思いが伝わってくるオープニングアクト」



扉の向こうに広がっていた景色は、それはそれは壮大なものでした。
2年前の横浜アリーナのときも見た瞬間に「広いなー!」と思いましたが、SSAの景色は明らかにそれ以上のものだった。

一番の違いはというと、その高さです。
SSAは天井が本当に高い。圧倒的に高い。
その高い天井近くまでスタンド席が聳え立っているという迫力の光景。
圧倒的に巨大な空間が、いま目の前にどーん!と広がっている。

「うおー、、こりゃスゲーな!!」「すごーい!!」

壮大な光景に圧倒されながら、入ってきた扉の横の階段を登ります。
(なお、スタンド席は横方向の通路が無いので、チケットに指定されている扉以外から入ると席に行くのに苦労することになります。自分の席の扉番号は必ずチェックしておきましょう。もうすぐ機会のありそうな娘。ヲタさんへのアドバイスを兼ねて場内を細かく描写しております)
スタンド席はかなりの傾斜で、急な階段をひたすら登って行く。ひたすらね。
そう、自分の席はまたまた天空席なのですw

そして、辿り着きました400レベル17列(w)。その270番台が自分たちの席。
(ざっくり言うと、200レベルがスタンド1階席、400レベルがスタンド2階席、です)
400レベルは一番後ろが24列になるのですが、この270番台というのは会場の端っこの方(メインステージのほぼ真横近く)で、その辺りは会場のカーブにかかるから最後列の高さが絞られていくので、一番後ろは19列までとなっています。
つまり、いま自分の席は一番後ろから3列目ということ。最後までお得意の最後部でしたw

自分の席に着席すると、目の前の光景に息を飲んだ。
一際高いSSAの天井近くまで上ったこの天空席の高度感といったら、そりゃ凄かった。
今まで自分が行った会場のなかで、ダントツ一番の高い場所でした。
℃-uteの辿り着いたこの会場がどれだけ巨大なものなのか、それはもうハッキリと体感できましたw


そのように、自分の席のある場所はアリーナスタンド席のカーブにかかっていくところなのですが、
おぉ、このカーブは正にクルヴァですね!
Curva、それはイタリア語でカーブを指すのですが、サッカー用語ではスタジアムで熱いサポーターが陣取るそのエリアを指す特別な意味を持った単語なのです。
自分が今座っているこの辺りは、SSAという会場の北側。(スタジアムは南北方向に造るのが定石)
ってことはつまり、この席の辺りは“Curva Nord”ってことじゃないですか!!
そのイタリア語の単語は、転じて北海道のサカヲタのハートを熱くするものなのでありますw
(このブログのURLにも使わせていただいておりますw)

一 気 に 燃 え て ま い り ま し た ! !


実際、このSSAの長方形の場内の四方にスタンド席が急傾斜でどーんと聳え立っているというそのレイアウトは、正にサッカー専用スタジアムのようでした。
メインステージの位置をホーム側ゴールに見立てると、いま自分が座っているこちら側がメインスタンドで、対面する向こう側がバックスタンド。
なので、以降スタンド席について文章中で書くことがあれば、ここでは便宜上「メイン・バック」そのように呼称することにします。

この巨大な会場の隅々までがteam℃-uteで埋め尽くされるのか。
もうすぐ目の前に広がるであろうその光景を思うとゾクゾクする。
そりゃあ、℃-uteは遂にここまで来たか・・・と胸も一杯になります。


今日の会場モード・ステージ配置は、メインアリーナモードのエンドステージ2というタイプのもの。
そんな会場を見回してみると、端に設置されたメインステージから真ん中に花道が延びていて、アリーナのど真ん中にセンターステージが設けられている。
更に、反対側サイドに飛び地のステージがもう一つ。他のステージとは繋がっていないので、移動にはゴンドラを使用するのでしょう。
メインステージのセットは思ったよりもシンプルだった。というか、セットらしいセットは特に無く。
ステージのモニターの後ろに、やぐら様のようなもの用意されてるのが見える。その上でも歌うのかな。
ステージセンターのメインモニターはとても巨大で、その左右にサブモニター。更にサブモニターの後ろには90度の角度をつけて、見切れ席用のモニターが設置されている。
バックスタンドのところにも大きなモニターがありました。






(開場直後の場内。なお、会場内は撮影禁止です。最後なんだし今日ぐらいいいでしょwと、開き直って撮らせていただきましたが、そういうマイルールはたぶん通用するものでは無いと思われますので、良い子はマネしないでくださいね。)



メインステージと正対するところの300レベルが関係者席。
固まって座っている人たちの中で、遠目にもひときわ背の高い人の姿が見えたのですが熊井ちゃんだったのでしょうかw
その上の500レベルも人がぎっしり。
それどころか、メインステージ背後の400レベルそして500レベルなんていう超絶見切れ席まで埋まっていた。今日はもう、会場中のありとあらゆる席を開放したんだなあ。

SSAの座席ですが、これがとても快適なものだった。
スタンド席は、急な傾斜ということもあり、前の人が視界の邪魔になるということは全く無し。
ドリンクホルダーが前の座席の背に設置されていて、これが地味にすっごい便利なものでしたw
公演中ドリンクを手にする為にしゃがんだり後ろを振り向いたりする必要が無いのだから。
コンマ1秒でも多くステージを見ていたいという極限の状況で、この差はとても大きい。ありがたいです。
座席間の前後の間隔もそこそこあるし、畳むと直立する座面ということで公演中は足元もすっきりとして、広々とした空間をゆったりと使えるのも実に素晴らしい。
この辺りは横浜アリーナもそうでしたが、日本武道館の昔ながらの狭い座席とは環境がもう雲泥の差でしたね。



巨大な会場がどんどん埋まっていきます。
2万人か、すげーなぁ、、、と思っていると、自分の左隣の席には男性がやって来て座りました。
着席して落ち着いた隣の方の様子から、見たところはあまりヲタ感は感じず。格好もごく普通。
(オープニングアクトのどこかのグループのとき、その曲の振りコピが完璧wだったので、そのグループのファンの方なのでしょう。どのグループだったかは失念。カントリー・ガールズとモーニング娘。では無かったのだけは憶えてるけど。)

右隣りの娘の、更に隣りには二人連れの女性。
近年の℃-ute現場では、このようなヲタっぽくない女性℃-uteファンがとにかく多くなりました。
℃-uteの大躍進を支えたのが、正にこの層の人たちなのでしょう。
そんなお二人とも、握り締めている℃-ute公式ペンライトは揃って「赤」だったかな。
2人の会話が聞こえてきます。その声は、もう既に潤んでしまっていて。
「もう泣きそうなんだけど・・・」「うん分かる絶対泣くよね」
小耳に挟んでしまったその言葉に、いよいよ大切な公演の開演が迫ってることを実感したのでした。
その言葉・・・そりゃそうでしょう。今日は、泣きますよ。ここにいる2万人、みんなその思いでしょうから。

なお、自分の列に座った人たち、座って準備を始めるや、みなさんまず双眼鏡を取り出していたw
さいたまスーパーアリーナは双眼鏡持参必須と聞いてましたが、実際その通りでしたね。
自分を含めて左右6連番ぐらい全員が双眼鏡をちゃんと用意してましたから。
(いい双眼鏡持ってきてる人もいたなあw 自分、そのあたり見ちゃうんですよねw)



17:16 各グループのMV上映。
会場の空気が少しずつ少しずつ暖まっていく。ペンライトの光も、その数が次第に増えていって。
コンサート会場らしくなってまいりました。


そして、
17:23 オープニングアクト。

まず先陣を切って登場したのは、つばきファクトリー。
つばきの面々がOAの口上を述べていく。(OAが始まると、あとは連続して6曲がかかりMCは一切無し)
℃-uteラストコンサート、そのオープニングアクトとしてハロプロ全グループ6組が登場し、それぞれ1曲ずつ披露するとのこと。
そして、浅倉樹々ちゃんが体調不良のため欠席との告知も。(後日、腰椎椎間板ヘルニアによるものという公式発表あり)


OA1 初恋サンライズ/つばきファクトリー

オープニングアクト1曲目、緊張したでしょうねー。先輩の大切な公演。ましてやこの巨大会場ですから。
ですが、そこは持ち前のフレッシュ感がモノを言う。
耳馴染みのいいアップテンポの曲が、会場を確実に暖めていきます。

こうしてステージを見ると、ここ400レベルからステージまではさすがに距離を感じるw
そこで、双眼鏡を取り出しました。シャキーン!!
この日のために新調した双眼鏡、昨日までの試運転を経て、さぁ満を持しての実戦配備です。
ステージまでこの席からは約50メートルといったところでしょうか。
自分の双眼鏡は8倍ですので、つまり見かけ上6m程の距離に見えるということです。グンと近くなったw

視界に入ったのは、道民の目をまず引き付けるあんみぃのいつもの謎の存在感w今日も変わらずw
整ったその顔立ちからは、今も緊張感など特に感じられなくて。本当にいつもマイペースな子ですw

対照的に、これは小野田ちゃんなのですが、めっちゃめちゃ緊張してるのがモロ分かりな感じでしたね。
目付きが尋常じゃないぐらい鋭いものになってた。(双眼鏡の視界、素晴らしいっす)
そんな緊張を、ひたすら集中力でカバーしてるということは、その歌声とダンスにはっきり現れてて。
その歌声の力強さ、そのときの表情がまた。そしてダンスのあまりにも激しい動きといったら。
これ、確かに緊張してたのは間違いない感じだけど、ひょっとしたらとてつもない気合いの裏返しだったのかも。いっぱいいっぱいになるなかで必死になっているその姿は、伝わってくるものがあります。
小野田ちゃん、本当に気持ち入ってましたねー。そういうの、僕は大好きなんですよ。

「本当は私のすべてを見せたいの・・・」
本来は浅倉ちゃんが言うこのセリフ、今日はリーダーの山岸ちゃんが担当しました。
ここに限らず、このセリフパートはどれも会場大盛り上がりだったw
そして、それに続くサンライズジャンプね。大会場でペンライトが跳ねる様は、さすがに壮観でした。



OA2 残心/こぶしファクトリー

昨日も新曲イベントで見たこぶしファクトリー。
そこで聴いてとても楽しかった新曲の エエジャナイカ ニンジャナイカ がまた聴けるかなと期待しました。

ところが、イントロでかかったそのメロディーは、僕が聴いたことの無い曲だった。
そのミディアムテンポの落ち着いた曲調。初めて聴く曲だ。
あれ?新曲じゃないんだ。しかも、シングルではなくアルバム曲(辛夷其ノ壱に収録)。
OAでアルバム収録のこんな落ち着いた曲をやるなんて、ちょっと珍しいことじゃない?
そう思ったのですが、今メンバーが殊更丁寧に歌っているこの曲、それがメッセージソングというものであることはすぐに伝わってきて。
ということは、そこに特別の思いが込められているのでは。彼女たちの気持ちが。
おいおい、これ背筋伸ばして聴かないといけないやつなんじゃないか?
後で知ったのですが、この歌で歌われている「先輩」、作詞の星部ショウさんはそこに℃-uteをイメージしたと明言されていて、つまりそういう曲だったんですね。

そんなこの曲ですが、僕は初見となってしまいました。
初見で歌詞のひとつひとつを吟味しながら聴くなんてのは非常に困難なことです。
だから、この曲の深みを今この場でしっかりと理解しながら聴くことが出来ませんでした。
この曲がこの場で初見となってしまったこと。たぶん今日唯一のそして最大に後悔する出来事となってしまいました。

戻れるなら全てを理解した今の状態で、あのときのこぶしファクトリーの残心を聴きたい。
だから、今日のオープニングアクトは後日発売するだろうブルーレイには絶対に収録して頂きたい!
(今日のOAは6曲とも本当に素晴らしかった。本当に絶対に入れてくださいお願いします)

https://ameblo.jp/kobushi-factory/entry-12283216462.html
6.12 Forever Love♡広瀬彩海
http://www.hoshibe.com/linernotes/m18.html
Liner Notesこぶしファクトリー「残心」 星部ショウオフィシャルサイト
http://sp.uta-net.com/song/219574/
残心 こぶしファクトリー 歌詞情報 - 歌ネットモバイル



OA3 ピーナッツバタージェリーラブ/カントリー・ガールズ

来るぞカントリー・ガールズ!!
下手側から6人が一列縦隊で登場してくる。その並びを見るだけで胸に来る。先頭で率いるのは、もちろんこの人。ももちーーーー!!
双眼鏡で、ももちゃんロックオン。
ピントが対象にバシッと合うときの快感ね。明るいレンズということもあり、格別の気持ちよさ。
今も、ももちが背後のボケの中に浮かび上がるかのようにクッキリとそのお顔を見ることができて。
素晴らしいこの見え味。やっぱりクセになる。こりゃ本気で老後はホールコンサートで野鳥の会だなw
いまレンズ越しですら感じるそのオーラ。ももち凄まじい。そして、本当に美しい。

移籍だ何だという衝撃の発表から僅か3日。メンバーはファンの前に出るのは今日が初めてでしょうが、メンバー6人いつも通りの落ち着いた笑顔で特に変わった様子は窺い知れませんでした。
あくまでも、表面上は、ですけどね。

♪Oh ピーナッツバタージェリ~ ♪ピーナッツバタージェリーラ~~ブ
♪どこからどこまで ♪2人は似てるの~~
♪恋の~ ♪(6人)ピーナッツバタージェリーラ~~ブ

さいたまスーパーアリーナに、ももちの歌声が10年ぶりに響き渡りました。
10年ぶりのその歌声は、圧倒的に甘く切ない歌声だった。
ももちぃ・・・・・

そして、6人が歌い繋ぐその歌声はまたとても自分の胸に響いてくるのでした。
PMがもうすぐ抜けて、残った5人が頑張っていく姿をずっと応援したかった・・という思い。
って、まだ6/30もあるから!今の形のカントリー・ガールズを最後まで熱く応援しよう!!してやる!! 



OA4 Goal~明日はあっちだよ~/Juice=Juice

僕は数日前にタイで行われたこの曲のライブ映像を見て、そのときツイッターで「OAでGoalなんてやられた日には開演前から泣いちゃうから明るい地団駄でお願い」ということを呟いたのですね。
新曲の地団駄ダンス、まだ見たことなかったし、あの楽しそうな曲をぜひ見てみたい!と思ってました。
さぁ今J=JのOA曲が始まって、そのイントロがかかったその瞬間、それはもう見事に涙腺に来ましたw 
本当にこの曲を持ってきた!!Juice=Juice!!

♪夢のあの扉を開けたあの日から
♪何度目の季節が来ただろう

曲の最初からもうね、、、やばいやばい、これマジで泣いちゃう。
それを避けるには、アレです、それを上回る気持ちを込める必要があります。
いま幸いなことに、このAメロ直後には大きなコールが入りますので、そこで気持ちを入れられる。
だから、このAメロのヲイ4発コールは、それはもう全力で入れたのでした。
OAというのは、自分にとっていつも本編へ向けたノドのアップも兼ねているのですが、この曲はこれ以上ないぐらいの素晴らしいアップになりました。気持ちも、もうそれこそ一気に入りましたし。

♪信じていれば叶うって
♪君と青空に願って
♪ここまで来れたのよ (うぉーうぉーうぉー)

ここが最高に来ましたね。マジで来た。
コールの(うぉー×3)を大声で叫ばなかったら間違いなく目から水が流れる事態になってた。

Juice=Juiceの歌声は、本当に素晴らしかったですね。
歌唱力という意味に限って言えば、今ハロプロで断然一番の実力を持ったグループだと思います。
ラストの佳林ちゃんのエモーショナルなフェイクも、℃-uteヲタの自分の胸に深く刺さりました。

考えてみれば、Juice=Juiceにはベリキューの節目となる公演のたびOAを努めてもらったんです。
僕は毎度そこでノドのアップとして、それらの曲に大変お世話になったものでした。
2013℃-ute初武道館  ロマンスの途中
2013Berryz初武道館  イジワルしないで抱きしめてよ
2015Berryzラストコンサート  1.Ca va ? Ca va ? 2.Wonderful World
2015℃-ute横浜アリーナ  Wonderful World
2017℃-uteラストコンサートSSA  Goal~明日はあっちだよ~
そこにはいつもJuice=Juiceの姿がありました。そんなのはこのグループだけ。ちょっと特別なものを感じてしまいます。

「うん。Juice=Juiceいいわ~。ジュースはこれからもちょっと見ようかな。あの子いるし」「あーりー、ね」



OA5 愛さえあればなんにもいらない/アンジュルム

遠目にもあやちょの今の凄みのようなものが伝わってくる。ハロプロリーダーの覚悟みたいなものが。
そう思って双眼鏡を覗いてみる。
そんなあやちょを捉える前に、りなぷーさんが目に入ってしまった。そのまま彼女から目を離せなくなるw
りなぷー、大人っぽくなったなあ・・・ なんですか、その佇まいから立ち上ってる色気は。
℃スマのナルチカの頃とか、中学生だった頃のりなぷーは、本当に愛らしさ溢れる可愛らしい少女で。
や、もちろん今もとてもカワイイのは間違いないんですけどw 実に大人っぽくなりました。

そして、大人っぽくなったといえばもう一人。
双眼鏡で見たタケちゃんが、びっくりするぐらい「大人の女」という外見(表情とかね)だったので、びっくりするぐらいびっくりしました。

いつのまにか、時間は経ったんだなぁ、なんて。
おじさん、もう心底しみじみとしてしまいます。

そんなこのグループには、フレッシュな若手も入って年代的なバランスがとても良く、世代的にも幅があるので例え今のこの形のままでも長くやることが出来そうですよね。
そのうえ卒業加入制でもあるのでしょうから、モーニング娘。とともに両輪としてハロプロを長く支えるグループへと成長していくのかもしれないなと思いました。

あ、むろたん双眼鏡で見るの忘れた・・・



OA6 愛の軍団/モーニング娘。'17

予想外の曲が来た! 「懐かしい」という感情がまず最初に来ました。
この曲が出た2013年、あの頃がハロヲタとして一番楽しかった気がします。
「一番楽しかった」というと語弊があるか。何もかも全てが勢い全開で充実感に溢れていた時期。

モーニング娘。がOAにこの曲を選択したのも、やはりこの曲の歌詞に℃-uteを重ね合わせたからとのこと。
http://ameblo.jp/morningmusume-10ki/entry-12283206485.html
℃-uteさんの後輩でいられたこと。石田亜佑美

双眼鏡を覗いた娘が呟きます。
「鞘師、もういないんだっけ・・・」
℃-uteがOne and Onlyという娘ですが、その例外として殆ど唯一だったハロメンが鞘師里保でした。
加入したときから一目置いた存在として、彼女だけちょっと特別の扱い。
彼女のあのダンス、その際立つ格好良さに心奪われるものがあったみたいです。

一方の自分は、やっぱりまーちゃん。
何だかんだとありまして、僕がまーちゃんのステージ姿を見るのは実に10ヶ月ぶりとなってしまいました。
道民の自分が彼女からそんなに長い期間離れていたのはこれが初めて。
いま久し振りに見たまーちゃんの姿は、これがもうカッコ良すぎた・・・凛々しい立ち姿、顔立ちも美しく。
今日のまーちゃん、笑顔が一切無かったんですよね。もうずっと真顔で。
そういう雰囲気で歌う曲だからってのはもちろんあるんだろうけど、怖いくらいの真顔を一切崩さないまーちゃんに、今の彼女の心境を重ねました。
彼女が大好きな先輩である℃-uteの「ラストコンサート」のOA、そのことを彼女なりに受け止め、そしてそこに彼女の意気込みを全て注いでくれたんだというのは、それはもう双眼鏡越しにハッキリと分かりました。もうその表情からして違うから。伝わってきた。痛いほどに。

彼女の太く力強い歌声、ものすごい強さの目力。こんな歌い手になっていたのか・・・
自分がちょっと目を離したスキに、彼女はとんでもない成長を見せていたんですね。

双眼鏡で彼女のその姿が浮かび上がったとき、あのまーちゃんがすっかり大人っぽくなって、しかもとんでもない美人さんとなっていたことに改めて驚きました。
そして、パフォーマンスするその姿には、あまりの貫禄が溢れ出ていて。誰もが手にすることが出来るというものではないエースのオーラというものが彼女からは発せられていました。

これはもう恐れ多くて、今後はもう軽い気持ちで「まーちゃん」なんて呼んだりは出来ないな・・・ということを悟りました。
遂に、僕が彼女のことを「優樹」と呼称する日がやって来たようです。

僕はメンバー名は基本的に愛称で呼ぶか名前のときは敬称を必ず付けることを決まり事として持っているのですが、その中で名前を呼び捨てにして呼ぶのは自分にとって特別中の特別の存在であるメンバーだけと、そこは厳格なほどの限定運用を行ってきました。
そのような自分にとって最上級の敬意と尚且つ親しみを併せ持つに至ったメンバーは、今日に至るまでずっと94年組の梨沙子、愛理、千聖、花音の4人だけでした(あやちょは、あやちょ)。

これからはもう、彼女のことを自分は「まーちゃん」と気安く呼ぶことができません。
そしてそれは、佐藤優樹が自分にとって特別な94年組と同列に並ぶということを意味します。
ついにその日が来たのか・・・



ノノ∮‘ _l‘)<このあといよいよ℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~が始まります!!
ノハ*゚ ゥ ゚)<みなさん、ラストコンサート、しっかり目に焼き付けていきましょう!!
(会場)<うおおおおおおおおお!!



オープニングアクトは以上の6曲。
今日という日のOAでハロプロの後輩全グループの曲を見ることが出来たというのは、自分にとって特別の思いがありました。
後輩たちからは思いの程が痛いほどに伝わってきたのも、それはもう本当に嬉しくて。
素晴らしかったです。後輩たち、本当に気持ちが入ってた。素晴らしいものを見せてくれました。
重ねてお願いしますが、この6曲は必ずブルーレイに収録していただきたい。



17:51 オープニングアクト終了。

いよいよ開演まで10分を切りました。
緊張感がハンパない!! 押しつぶされそうです。何回も深呼吸してみる。
ここから気持ちを一気に高めていきます。
今まで何度と無く行ってきた℃-uteコンサートにおけるルーチン。それも今日が最後だ。
そう思うだけで、もう情熱を抑えきれなくなります。湧き上がってまいりました!!
もう最高の入り方をしてやるぜ!という気合いが体内に充満する。
今日という日に向けて、もう1週間以上も前から、今日というこの日にテンションのピークが来るようにメンタルコントロールしてまいりました。その甲斐あって、いま我ながら気力はもうバッチリであります!!
準備万端整いました!こちらはもういつでもOKです!!


17:53
一部の熱烈ヲタ軍団が我慢できなくなったのか、アリーナの一角から気合い入れの声が湧き上がる。
「舞美!なっきぃ!愛理!千聖!マイマイ!℃-ute!!!!!全員そろって、はじけるぞ~~い!!」
会場中から歓声が上がる。
その直後、諸注意アナウンスが始まった。

17:58
「・・・それでは間もなく開演です」
そのときものすごい大歓声がSSAを包み込んだ。
そして、程なくすると自然発生的に℃-uteコールが始まった。
℃-uteコールは、あっという間にアリーナを覆いつくす大音声となった。
自分も、もうその最初から全身全霊で全力℃-uteコール。
もうこれが最後なんだ。今日はもう最初から最後まで全力でやり通す!!
とりあえず挨拶がわりとして、この400レベル10番台後半列の270番以降、この辺りでは一番の声を出して、自分のスタンスを明確にします。
自分の座右の銘である「隣りの奴より熱くなれ!!」
それを発揮するのもこれが最後だ!!
ここからはもう一瞬たりとも気持ちを切らすことはない!!


℃-uteラストコンサートが、いよいよ始まります。





℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ ~Thank you team℃-ute~
オープニングアクト セットリスト(一人スレより)

MC(つばきファクトリー)
OA1 初恋サンライズ/つばきファクトリー
OA2 残心/こぶしファクトリー
OA3 ピーナッツバタージェリーラブ/カントリー・ガールズ
OA4 Goal~明日はあっちだよ~/Juice=Juice
OA5 愛さえあればなんにもいらない/アンジュルム
OA6 愛の軍団/モーニング娘。'17
MC(モーニング娘。'17)