2017/06/12 ℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ その4 | ある地方ヲタの見聞録

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その4 「幕が今開くと、そこは圧巻の世界だった」



開演直前に始まった大きな大きな℃-uteコール。
気持ちの入ったこのコール、きっと長くなるんだろうなと思っていたら、わずか1分で終わることとなった。

18:00 定刻に開演。

このような特別な公演は、得てして開演が遅れがちとなるものです。
Berryz工房のラストコンサートなんて、実に25分遅れでの開演でしたからね。
だから今日も、開場時点で既に10分の遅延となっていたので、その分開演も遅れるんだろうなと思っていたのですが、きっちり定刻開演でした。逆にちょっと驚いた。

重厚なSEがかかるなか、メインモニターに映像が映し出されて、ひとりずつメンバー紹介を兼ねたそのカッコイイ映像が会場の興奮を煽っていく。
ただし、そのメインモニターですが、LED特有の指向性の関係なのか、ほぼ真横に近い角度の自分の席からは画面がやや不鮮明にしか見えなくてw
以降、メインモニターの画面は、だから全ての場面で何が映ってるのか分かりづらかったw
まぁ、映像の内容を確認するだけならバックスタンドにあるモニター見ればいいんだけど。
でも、ステージへの視線を切ってそちらを見ることなんて無いですよねw
自分は公演中はメンバーの姿だけに集中するので(それがどんなに小さくしか見えなくても)、だからこのモニターの見えにくさも大した問題では無いかなと。

重厚なSE音により、体中にふつふつと闘志が沸いてきた!
メンバー登場時、いつものように両手に5本5色のペンライトを持って迎えます。最大級の敬意を込めて。
ペンライトを持つ手に、これ以上ないぐらいの力が漲った。さぁ行くぜ!!



1 The Curtain Rises

メインモニターが左右に割れると、その後ろからメンバーが現れた。
5人が並んだその姿を見た瞬間、震えた。あまりの神々しさに。
そしてすぐに聴こえてきた予想通りの一曲目のその歌声がまた、それはそれは凄まじいものだった。

ノソ*^ o゚)リ ・一・リ(o・ⅴ・)<♪Curtain Rises
从・ゥ・从<♪もう止められぬ明日へのベルが鳴る
ノソ*^ o゚)リ ・一・リ(o・ⅴ・)<♪夢が舞~~う
州´・ v ・)<♪輝くための幕が今開いた~~

舞美と愛理のソロパート、その歌声がソロだけにまた輪をかけて凄まじくて。
今日と言う日に込められた気合いがどれぐらいのものであるのか、もう十二分に伝わってきた。
℃-ute、物凄い気合いだ!!すげええええええええええええ!!!!!
初っ端のこのワンフレーズだけで℃-uteが今日に賭ける思いがどれだけのものか伝わってきて、そのあまりの凄みを目の前にしたのだから武者震いが止まりませんでした。一気に湧き上がった。
直後火薬の特効で爆発音が鳴り響く中、千聖が絶叫する。

リ ・一・リ<さいたまスーパーアリーナ!!熱い夜にしようぜええええ!!(うおおおおおお!!)

直後始まるコール。ここまでのホンの数十秒で℃-uteはSSAのテンションをフルスロットルにまで一気に持っていきましたので、それはそれはすごいコールが会場を包み込む。
コールのその一発目の入り方は大事ですから、自分は集中を最大に高めて最初からガツンと行きました。よっしゃあああああ、今日は自分も絶好調だぜえええええ!! #どうでもいいです


隣りの男性からは、この最初のイントロのコール、そしてサビに至るまでの「HEY!」というコール全てで、声が全く聞こえてこなかったのです。
ありゃ・・お隣さん自分とはスタイルが違う人だったかと思って、ちょっと対処する必要があるのかなとこの状況で急ぎ考える。「うるせー・・」なんて思われてたら大変ですから。
今日はもう自分は終始全力で声出しするつもりで、そこは引くつもりは全くありませんので、もう公演始まっちゃったけど今からでも一言入れて関係築いておいた方がいいなと。齟齬が広がってしまう前に、どこかで早めにね。
今日はもうすっごい強い気持ちで臨んでますので、そういうことまでするテンションです。これ以上ない大切な公演ですから。
その矢先、

(HEY HEY HEY)♪野暮は言いっこなし
(HEY HEY HEY)♪水差さないで

このヘイヘイヘイというコール。自分はもうとりわけ気合いを入れた声でコールしている訳ですが、隣りの男性がこのとき興奮が高まったのか合わせるように大きな声でコールし始めてくれたので、そのことがまた自分を猛烈に高まらせてくれたのです。
この一体感だよね。何よりも熱くなる。コンサートは何が熱くなるって、そりゃ一体感を感じたときですよ。
ステージとの一体感。そして客席の一体感。それが出来たときのこの熱い空気が自分は何よりも好き。
コンサートは会場全員でつくるもの。昔の人はいいこと言いますね。

隣りの男性、他のグループ推しの方みたいでしたので、たぶんですが、勝手も違うしちょっと遠慮みたいなものもあったような感じでした。
そんな人が、team℃-uteとして合わせて声出しをしてくれたのだから、その声が重なってくることで更に自分の興奮が高まるのでした。

そんなことがあったりしているうちに、歌は進んで行きます。

ラップパートにおける千聖の格好良さ。
ソロでラップを決めるここは千聖の見せ場です。手にしている緑のペンライトを思いっきり千聖へ向ける。
千聖の声質はラップとの相性が抜群で。不敵な笑みのその表情も最高にカッコイイ。


♪さぁ時間だ 新たな一歩踏み出すんだ
♪最後は I'm gonna make you sweat
♪バイバイなんて I can't say

この「バイバイなんて I can't say」でいつも感情が爆発しそうになる。一気に込み上げますからね。
直後の間奏のコールは、そりゃもう力の入り具合が尋常じゃないぐらいの声になってしまう。


♪時間よ止まれと 今日ほど感じた日はないよ
♪それでも まだまだ 涙なんて流せないから

♪最初の あの日の 感動も忘れないけど
♪今日という 最高を まだまだ堪能するから

♪Curtain Rises さあ歌い散れ 心燃やし尽くせ
♪夢が舞う どの瞬間も決して見逃さないで

この、♪夢が舞~~う のところの振りをペンライトで追随するとき最高に気持ちが入ります。
前に突き出した腕をリズミカルに左右へ振ったのち大きく上に振り上げる。感じるあまりの勇壮さ!高ぶる!!


つんくさんがこの日の1曲目のために創ってくれたこの歌。
最後の日の幕開けの曲を、こんなにも勇壮で気持ちの高ぶる曲に創り上げてくれたこと。ただひたすらに感謝したい。
アイドル最強を誇った℃-uteのラストコンサートの始まりとして、これ以上相応しい曲はないでしょう。
そして、℃-uteに対してつんくさんにしか書けないこの歌詞がもう素晴らしすぎる。
その言葉を、自信たっぷりの不敵な表情で、それはもう笑みすらも浮かべながら歌う℃-ute。
これが日本最高峰アイドル。無敵の5人。

ラストコンサート、最高の1曲目からさぁ幕が今開きました!!!!!



2 Kiss me 愛してる

勢いを加速させるこの2曲目に何を持ってくるのか、そこはちょっと興味があったのですが、℃-uteが選択したのは、Kiss me 愛してる。
言わずと知れた、人気No.1のアッパーソング。
開演してからのメンバーの凄まじい気合が、止まることなく続いていくということですね。了解です!!

Berryz工房ラストのときの2曲目は ROCKエロティック で、あのときもメンバーと会場の双方の気持ちの入り方がお互い物凄い勢いでぶつかり合ってて恐ろしいほどの盛り上がりだった。
今それを彷彿とさせる会場の熱気と、どこまでスピードが上がっていくんだという、この凄まじい加速感。
これこそが℃-ute!!

州´・ v ・)<♪燃え尽きるわ
ノソ*^ o゚)<♪この恋たぶん
从・ゥ・从<♪どんな終幕が来ようと
リ ・一・リ<♪覚悟してる

このAメロ出だし最後の、千聖の リ ・一・リ<♪覚悟してる ←ここが最高にカッコイイ。
センターで真っ直ぐに前を見据える千聖。毎度毎度ここで痺れます。
5人の右腕と左腕を交互に上げ下げする振りがまた見事なまでにぴったり同調してるのも合わせて実に高まる。
きっと千聖はいつものように自信溢れる表情で会場を魅了していたのでしょうが、ここ400レベルからは全く分からずw
(双眼鏡は、MCとコールの入らない静かな曲のときしか使う余裕なし)


州´・ v ・)<♪余裕なんて
(o・ⅴ・)<♪ほとんど無い

このマイマイの (o・ⅴ・)<♪ほとんど無い の歌声の可愛らしさ。
舞ちゃんらしい実に可愛らしい歌声に、その直後の「L・O・V・E・ラブリーマイマイ」というコールを最近は誰も言わないので、それを小さい声で密かに入れるのが自分のこだわりポイント。


メンバーの歌声ですが、凄まじい気合を感じさせつつも冷静さは決して失わずに熱い声を響かせていて。そのプロフェッショナルっぷりには痺れるばかりでした。
歌声に関しては、全般的にメンバーみんな今日は安定感がありましたね。
そこはやはり今日と言う日に賭ける思いというものが現れていたのでしょう。
そして、しっかりとした準備を重ねてきたんだろうなあ。この1週間。
なっきぃも舞ちゃんも、歌声は非常に安定していた印象。
千聖も、持ち前の太い歌声で彼女らしい力強さを存分に発揮していた。
でも最初は、ちょっと力んでるんじゃない?というのが感じ取れるぐらい入れ込んでる感じはしましたね。
それが今日の千聖の気持ちってこと。それぐらいの気持ちで臨んでるんだ。
その殊更強い歌声が、自分のハートに突き刺さる。自分の大好きなその歌声が。


さて、ちょっと遡りまして、この盛り上がり曲のイントロがかかったときの場内の大歓声。
そこからのヲーイングから始まるコールの熱いこと熱いこと。
定番曲ですので、盛り上がり方の流れももう手馴れたもんですねw

ただ、会場全体というマクロでの盛り上がりは申し分ないものだったんですけど、ミクロの観点で見ると、その濃度というものに関して、そこはやっぱりどうしても薄まっちゃうんですよね。
会場が巨大なところだと、どうしてもそうなってしまう。
自分の周りのエリアも、熱い℃-uteヲタもそれなりの数はいたんですけど、やっぱり「濃い」っていう感じには程遠くて。
それはまあ仕方の無いことではありますが。色々な人が見に来るからこその特大会場なので。
そういう濃度という点では、やはりラストツアーでのホールコンの方が圧倒的に濃かった。(初日の座間とか凄かったなー)

そうは言っても、2万人のマンパワーですから。
Kiss meのBメロの舞美コール、四方からの2万の迫力を感じましたw
この舞美コールもこれが最後かと思うと、とんでもないぐらいに力が入りましたねー。
以降、全ての曲で思い入れのあるコールにおいて、最高の声出しを心がけ全力で遂行するのでした。ひとつもやり残さないように。



3 The Middle Management~女性中間管理職~

♪気が付けば いつのまにか ほら
♪みんなが年下 あせる あせる
♪偉くなったわけでもないが 気ばかり遣わせてる自覚はあるよ

ラストツアーでもやったこの曲をラストコンサートでもやったのはちょっと意外でした。
今日のOAで出てくれた後輩たちへの返礼として歌ったのでしょうかw

♪故き見て 今を知って
♪あの人よ 今は何処

この曲では、このBメロ最後の リ ・一・リ<♪今はいずこ~~ が痺れるポイント。
ここに限らず、この曲では歌詞の文章のその最後の言葉は、その殆どで千聖が歌う(ユニゾン含め)なので、千聖ヲタとして聴いててテンションが「あがるあがる」(2番の「お見合いチックであがるあがる」のその千聖の歌声通り)という曲でもあるのです。

細かくスピーディーな振りのダンスをビタッと揃えて踊る熟練の℃-ute。
その揃いっぷりは見事としか言いようが無い。これこそが℃-uteのダンスの代名詞みたいなもの。



4 都会っ子 純情

冒頭の口上、今日は初代の舞美さんと2代目の舞ちゃんによるダブル体制だった。
背中合わせに立つ2人の、重なるその声によるセリフには思わず胸が熱くなります。

从・ゥ・从(o・ⅴ・)<一挙一動あなたの全てが愛しい(Are you ready?)

この「アーユーレディ!?」も、声出しするのはこれが最後かと思うと物凄く切なくなりそうでしたが、最後だからこそそこはガッツリと行かなければ!と気合いが漲り、そこはしっかりと集中して気持ち入れた声をステージへと送ったのでした。このシャウトは、やっぱり最高に気持ち入る。
我ながらガツンとしたいい声でゆえたと思うw #どうでもいい


冒頭のセリフが舞美さんから舞ちゃんへと受け継がれたように、この曲はパート割りにも途中で変化がありました。

♪Don't stop!!
(o・ⅴ・)<♪でもね でもね だけど
♪純情!!
リ ・一・リ<♪始まった決心 もう 止(ヲイ!!)ま(ヲイ!!)ら(ヲイ!!)ない(ヲイ!!)

かつては愛理パートだった盛り上がり部分のこのパート。
2012神聖なるVer.から千聖が歌うようになりました。
その辺りにも歴史を感じます。

ここの千聖の力強い歌声にはいつも最高に熱くさせられるので、今日もコールを全開で入れたのですが、考えてみれば、娘の隣りで全力でヲイヲイ言うのってどうなんだろ・・・
娘には、自分の父親のその姿ってどういう風に映ってるのかなあ(汗)、、、なんてw
まぁ、そんなので悩む時期というのは、実は8年前にとっくに終わってるんですけどね。
これは信念を持って「本気」でやってるんだから、取り繕う必要など一切無し(キリッ、、、てねw
だから今も一切の迷いも無く開演のその最初から全力でコールをしているわけで。
過去8年間そんな父親を見ていた娘ですが、グレることなく成長してくれました。まぁ結果オーライですよ。

そんな娘のコンサートでのスタイルはというと、コールもまぁするけど、やっぱり踊るのが楽しいみたいですね。
「最近の曲は踊れないんだわー」などとのたまう古参ヲタにとって、この曲はもうど真ん中でしょうから、青サイ片手に結構手馴れた感じで踊ってた。間奏とか後奏のところなんてノリノリでw


从・ゥ・从(o・ⅴ・)<心の中を 見抜いて欲しい・・・・

オーラスのこの余韻が実に美しいんですよね、この曲は。
そうか、これこそが「残心」だ!!







今回はここまでにしておきます。
ラストコンサート、どうしても長くなるw てか1曲目から語りすぎました・・・


そして、今週末は東京へ行ってきます。
6月30日、嗣永桃子ラストコンサート。
自分のヲタ活動、その延長戦となるただ1回のコンサート。
いよいよ本当に最後のヲタ現場です。

そのため、この℃-uteSSAのことを書くのはこの後しばらく中断となります。
ももちラストコンサートのあとは、また抜け殻のようになってしまうでしょうから、
再開まで、しばしの間お待ちくださいますよう。