カレー大學事務局です
暮れも押し迫り・・・どたばたドタバタ
毎年こんなではいけないと思うのですが、、、やっぱりドタバタしてしまいます。そんなこんなでブログも遅くなってしまいスミマセン
第3回目、大学院の皆様もだいぶ慣れていらっしゃったようですね!
今回は社会学。
みなさんご当地カレーの本場へ実際に訪れて、調査されたようです
実際、その土地で感じることは多いと思います。
寒い中ご苦労様でした
今回のレポートしていただいたのはWEBから大学院参加の新谷さんです。職業はなんとまったく畑違いのお医者様
前回大学院には歯医者さんがいらっしゃいました、
医学とカレー、結びついたら新しい面白い発想が飛び出そうですね〜!楽しみです!!
こんにちは。カレー大学院第7期の新谷(にいや)と申します。
カレー大学第7期3回目が12月17日土曜日にzoomにて執り行われましたのでレポートさせていただきます!
前回の開催から約1ヶ月の間に肋骨骨折やコロナ感染と、院生にとってカレー道を極める以外の試練もありますが、自らが望んだ道なので楽しんでまいります。
いつものようにカレーにまつわるいい話「グッドアンドニュー」
今回で特記すべきは、広島でスパイスカレーの出店を予定している永原さん。プレオープンが中々の評判だったようです。オープンが楽しみですね!
また、イントロで井上学長から今後の「スパイス学」講義は埼玉県の上尾にある井上スパイスで現地実習をするか否かの提案があり、全員一致で現地開催が決定されました。とても嬉しいです!
第1部はカレー社会学です。
今回現地調査したのは
① よこすか海軍カレー
↑横須賀海軍カレー 「ヨコスカ海軍カレー本舗」
② 神田・神保町
↑神保町カレー「薬膳カレー エチオピア 」
↑神保町 欧風カレーボンディ
③ 横浜フレンチカレー
④ 福岡スリランカカレー
⑤ 埼玉県北葛飾郡松伏町
(※みなさんの取材写真から抜粋)
井上学長の解説からはよこすか海軍カレーは「町おこし」のために意図的にカレーを宣伝した代表格。それに追随して町おこしのためにカレーが各地に点在し、スタンプラリーなど開催しているようですが、横須賀ほど成功した例はないようです。
一方で、既存のカレー店が集合体となっている町、それが神田・神保町、横浜などのようです。
「神田・神保町」は古本屋が多いのでスプーンで片手で食べられるカレー店が流行った」という話は全くの出まかせで、学生やスポーツ用品店の多い地域で必然的に安くて手軽に食べられるカレーが流行った、という正に社会学を学ぶことができました。
「横浜」は元々ハイカラな街で、フランス料理店が数多くあります。そこでのランチメニューとしてカレーが提供されているようです。横浜カレーミュージアムが閉館すると徐々にその言葉は使われなくなったようですが、今でも各名店(横浜の洋食店といえば「かおり」)でカレーはランチメニューとして現存し、「神田・神保町」とは対照的にマダムを中心に食されているようです。
驚かされたのは、ほぼ全てのカレーに纏わる話に、「カレー総合研究所」が関わっているのです。その運営するカレー大学院で学べることの喜びを冠しております!!!!
コーヒーブレイクでの「応用社会学」 by 井上学長
① これまでカレーの消費量トップだった鳥取県が新潟県にその座を奪われました
米どころと保守的な県が上位を占める
② 必ず訪れるべきご当地カレー
・札幌スープカレー
・金沢カレー(チャンピオンカレーなど)
・名古屋カレーうどん(鯱乃家など)
・大阪甘辛カレー(インディアンカレー)
・門司焼きカレー(伽哩本舗)
③ 中華街カレー
とのことでした。まさに実社会学です。
第2部はカレー大学教授法
井上学長より How to を伝授いただきました。
今後大学院を卒業できた暁には是非ともそのKnow howを披露させていただければと、切に願います!!!!!
まずは無事(???)前半が終了しましたが、今後の課題であるスパイス・調理学など さらに貪欲にカレー道を極めてまいりたいと思います。
来月、またお会いしましょう!