第7期カレー大学院「カレー歴史・応用研究」議事録 | カレー大學(カレー大学)のブログ

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カレー大學(カレー大学)は、特許庁に商標として登録。日本でカレーを学ぶ最高峰のカレーの市民大学と言えるでしょう。カレー大學(カレー 大学)を基本の学び場として、さらに学びたい方にはカレー大学院、プロを目指す方はカレー博士コースの上級課程を用意しています。

「カレー大学院」第2回が2022年11月26日(土)に開催されました。

今回のテーマは「カレー歴史/応用研究」です。

カレー大學総合学部で教わったカレーの歴史を広く深く極めていきます。

カレー世界史全般、カレーの発祥国インドのカレー史、世界各国の地域カレー史、日本カレー史全般、エピソード別カレー史、個々のスパイスの変遷史など、多岐にわたって学びました。

講義形式は、松下村塾を参考にしたというゼミ形式です。

各担当者が井上学長から課題として出された専門書を読みこんで講座に挑み、発表しながら参加者が闊達な意見をぶつけ合い進んでいきます。

時には井上学長から切口の鋭い質問が飛んできたり、また難しい質問には詳細な解説をしてくれたりします。

受講生は、専門書にない知識や情報を得ることができたと満足していました。

 

後半は「カレー商品開発理論」です。

カレー専門家として必要なスキルを習得していきます。

『カレーマーケティング/カレープロデュースのスキル』と称して、井上学長による講義です。

新製品開発プロセスとして、カレールウ、レトルトカレーなどの商品を開発する際のフローの説明がありました。製品アイデアの創出、アイデアのスクリーニング、製品コンセプトの開発、マーケティング戦略の検討、事業経済性の分析、製品開発 、テストマーケティング、製品生産、新製品の市場導入です。レトルトカレーの事例をもとに具体的な解説があり、理解を深めることができました。

開発の際、特に重要なポイントをマル秘ノウハウとして「ここだけ」ということで教わりました(このブログにはもちろん公開できませんのであしからず!)。「ヒット商品が連発できる」気になり、商品開発を積極的にしたくなる内容でした。

次回の「カレー社会学/応用研究」も楽しみです。

                                             

<丸澤>所感

第一部の発表では皆様のカレーに対する真剣な情熱が感じられ巾広い知識を得ることができました。

ありがとうございました。(私の頭に留める努力をさせます…)

事前に送られた資料等はしっかりと読むことでより知識の共有が図れるのですね。(心に留めます…)

第2部は実践的なディープな世界でした。(井上学長はカレー辞典!)

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