カレー大学院、第4講。「商品学」 | カレー大學(カレー大学)のブログ

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カレー大學(カレー大学)は、特許庁に商標として登録。日本でカレーを学ぶ最高峰のカレーの市民大学と言えるでしょう。カレー大學(カレー 大学)を基本の学び場として、さらに学びたい方にはカレー大学院、プロを目指す方はカレー博士コースの上級課程を用意しています。

こんにちは!

 

カレー大學事務局 小林ですカナヘイうさぎ

 

クリスマスも近づいて

今年ももう半月ちょっとになってしまいましたあせる

暮れにむけて

そんな忙しい時にはレトルトカレーが助かりますよね〜〜

気になってたカレーを買い溜めして

食べ比べもいいですよねひらめき電球

 

さて、カレー大学院も年内ラストの講となりました。

今回から仲間が増えましたよ〜クラッカー

大学院第1期生の岸さん(カレー大學2014.7月期生)、

実は大学院1期生でしたが仕事の都合で

終えることができなかったのですがDASH!

今回から復学できることとなりました、

よかったですね〜〜〜ビックリマーク

 

第4講は「商品学」。

売られている様々なカレー商品を調査分析するんです。

今回のリポート担当は

チャーミングなカレー女子、西原さんです。

でも本業はITコンサル、中小企業診断士、って顔をもつ

バリバリのビジネスウーマンラブ

以下西原麻衣さんリポートですラブラブ

 

   ダウン  ダウン  ダウン

 

カレー大学院2期生の西原麻衣と申します。

 

12月10日(土)、カレー大学院の第4講が開催されました。

カレー大学院の折り返し地点となる今回の授業内容は、

・カレー商品学応用研究

・模擬授業

・食べ歩き

の3部構成でした。

 

今回のメインテーマであるカレー商品学。

事前に提示された課題の

「量販店のカレーの品揃えの把握、棚割りの調査分析」

を各自発表しました。

 

◆西原 →イトーヨーカドー、イオン

・全国量販のスーパーを担当。店舗ごとのルウとレトルトの位置関係や、PB商品の配置、同ブランド商品の並べ方の法則などを考察しました。2社は元々商品戦略が大きく異なっているが、この店舗に関してはまた違った特徴が表れている、という井上学長から専門的なコメントを頂きました。

 

◆中田さん →ライフ、サミット

・地域量販といわれるスーパーを担当。本職で培われた小売店の知識をもとに、売場面積の大きさから定番商品の把握する方法や、種類別価格帯別構成比を割り出すなど、鋭い分析がなされていました。「3尺1本」、勉強になりました!

 

◆後藤さん →セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート

・コンビニ大手3社の担当。1社あたり数店舗を回り、各社の品揃えには大きく違いがあること、また現地調査だけでなく、都道府県別の店舗数やコンビニの商品数のデータを挙げ、スーパーとの違いを分析されていました。

 

◆中尾さん →成城石井、紀ノ国屋、明治屋

・高級スーパー担当の中尾さんは各社の規模と企業理念をもとに、ゴールデンゾーンにはどんな商品が並んでいるか、商品の価格帯に関する分析を行っていました。また、棚割の6つの法則を引用されていて、とても参考になりました。

 

◆名久井さん →北野エース、カルディ

・ご当地レトルトカレーを本のように陳列した「カレーなる本棚」で話題となった北野エースと、タイカレーなどのカレー作りのキットが充実しているカルディを現地調査し、紹介。井上学長から、「カルディは個別仕入なので店舗によってカレーの品揃えも違う」というコメントを頂きました。

 

◆山崎さん →西浅草カレーランド

・最後は知る人ぞ知る、西浅草にある「カレーランド」。全国のご当地カレーや珍しいカレーが2~300種類販売されているとのことで、店舗の外にはレトルトカレーの自動販売機も設置。オーナーのレトルトカレーに対する強く熱い思いが伝わるお店とのことで、私(西原)も近いうちに行ってみたいと思います!

 

 

 

店舗訪問による実地調査を行うことで、カレーの商品知識だけでなく、それぞれの店舗の品揃えや商品戦略の特徴を専門的に学ぶことができました!

 

発表の後は、カレー3大メーカー論について。

井上学長からカレーメーカー各社の商品パンフレットが配布されました。

メーカーごとの商品の特徴や、新商品、ロングセラー商品について説明頂きました。

このパンフレット、カレーだけでなく、スパイスも掲載されており、とても見ごたえのある内容となっております!

 

後半は、前回に引き続き、模擬講義を行いました。

前回は1人5分でしたが、今回は10分で、「カレー世界史」チームと「カレー日本史」チームに分かれての模擬講義でした。

 

 

みなさん前回と比べて、落ち着いてはきはき話していて、また内容も説得力が増し、確実にレベルアップしていました!!

話し方や身振り手振りといったテクニックと、話す内容の正確さや説得性の両面からアドバイスを受け、どちらか一方だけでなく、どちらも向上させる努力が必要と改めて感じました。

「予習大事、知識大事」です!!

 

 

さて、室内での講義が終わり、いよいよ食べ歩きです。

今回は会場から電車で1時間、竹ノ塚にある「原価率研究所」に行きました。

こちらのカレーはなんと200円。

シンプルなチキンカレーに大盛りのご飯。

信じられないですが、本当に200円。

食べることは誰にとっても平等でなくてはならないという思いで運営されており、

私たちが店内にいる間、小学生からお年寄りまで幅広い層のお客さんが途切れることなく訪れていました。

 

 

そして、北千住に移動し、スリランカカレーのお店「タンブリン」へ。

肉や魚、野菜の付け合わせを混ぜながら食べるカレープレートがシェア用もあるとのことで、みんなで注文。

10種類+肉と魚のトッピングは一つ一つが異なるスパイスで味付けされており、

混ぜずにそのまま頂いても、もちろん混ぜても楽しめました。

サラダやカレーのトッピングにミントが使われているのが特徴的で、

さっぱりとしているため、2軒目にもかかわらずもりもり食べられました。

 

 

更にビリヤニが登場。

カシューナッツとレーズンのコクと牡蠣の旨味、

バスマティライスのパラっとした炊き加減が絶品でした!!!

繰り返しますが、2軒目にもかかわらずもりもり食べて、

最後ビリヤニのお皿を抱えて平らげたのは内緒です。

 

 

最後に山崎さんの案内でドンレミーアウトレットへ。

アウトレット価格のケーキやプリンなどスイーツの数々に、

満腹だったことも一瞬忘れ、

はしゃぎながら購入したところで、食べ歩きが終了しました。

次回は1月14日(土)です。

 

《 西原麻衣 》商品学担当(2016.8月期生)

大阪在住時にランチで食べたカレーに衝撃を受け、

以来大阪と東京を中心にカレーの食べ歩き活動を行う。

食べ歩きに飽き足らず、カレー大學の門を叩くことに。

好きなカレーは南インド、スリランカ、日本進化系カレー。

得意ジャンルは激辛系。

本業はITコンサルタント、中小企業診断士