ファンデーションなどのシミには食器用洗剤で

以前化粧品会社に勤めていた時に知ったシミ抜き方法です。ファンデーションや口紅など化粧品が服についてしまうと取れにくくて焦ってしまいますよね。

ファンデーションと一緒に皮脂も付着して頑固なシミになる場合もありますが、そんなシミにも効果的なのが｢食器用洗剤を使ってシミを取ること｣です。

準備するものは｢食器用洗剤｣｢タオル｣｢（あれば）歯ブラシ｣｢（あれば）スポンジ｣。まず、汚れた部分に水をつけ良く濡らします。

そして汚れている部分に直接食器用洗剤を3～5滴程垂らします。次にタオルを当て布のように服の中へ入れ、歯ブラシやスポンジでトントンと軽く叩きます。もし。歯ブラシやスポンジがない場合は手で軽く叩きます。

汚れが薄くなってきたら流水で汚れを濯ぎます。ゴシゴシしたくなる気持ちは分かりますが、ゴシゴシしてしまうと汚れが付着してしまうので、なにも触らずお水で洗い流すだけにとどめて下さい。

大抵のファンデーションなどの化粧汚れは1回で落ちますが、量によっては1回で落ちない場合もあります。その場合は、上で説明した方法を数回繰り返します。

アドバイスをするならば、イメージとしては｢汚れを叩きだす｣ように行うとキレイに取れると思います。先程もご説明しましたが、ゴシゴシしてしまうと、汚れが取れにくくなるだけでなく服の繊維を傷めることになるので、それだけは絶対に行わないようにしてくださいね。

化粧品の他にも脂汚れであれば、この方法で汚れが取れることが多いので緊急事態のためにも覚えておくと良いかもしれません。

化粧品のシミの対処法について

ファンデーションや口紅、アイシャドウなどの油分を含んだものが衣類についた場合、お水ではなかなか落ちません。

ついてしまったらできるだけすぐに応急処置をすることが望ましいです。応急処置の方法としては、綿やポリエステルなどの通常の洗濯で洗濯を行える衣料については、化粧石鹸が有効です。

化粧石鹸でシミの部位をもみ洗いし、ぬるま湯かお水でよくすすいでおきます。ウールや絹などのデリケートな素材は化粧石鹸は使用せず、水でかたく絞ったやわらかい布かティッシュでシミの油分をぽんぽんと軽くふき取る程度にしておくほうがいいと思います。

自宅でシミを抜く場合は、衣類の目立たないところで変色したり色落ちしないか試してから行うことをおすすめします。シミをぬく場合は、まず柔らかい布に洗剤を染み込ませ、それを割り箸の周りに巻きつけます。

シミが小さい場合は綿棒に洗剤を染み込ませて使用してもいいかもしれません。シミの部位の下にシミを染み込ませる用の布を敷きます。シミが広がらないようにまずはシミの周りからとんとん軽くたたきながら下の布にシミを移動させます。下の布はきれいなところに少しずつ変えながらとんとん叩く作業を繰り返すといいでしょう。

シミが落ちたら、洗濯表示に従って洗濯機で洗濯するか、もしくはよくすすいで乾かします。それでもファンデーションや口紅や香水のシミが落ちない場合は、消毒用アルコールを同じように柔らかい布に染み込ませ、それを割り箸の先に巻きつけて、シミの部位の下に布を敷き、シミを下の布に移動させるような感じで軽くとんとん叩きます。

水洗いをして、一度衣類を乾燥させてから洗濯表示に従って洗濯機で洗濯します。マスカラやマニキュアなどの色が残りやすいものは、除光液を使用します。まず目立たないところで試してから行うのは大切ですが、アセテート等素材によっては除光液が使用できない素材もあるので使用できる素材かどうかの確認が必要です。

除光液を使う場合もシミの部位の下にはシミを染み込ませる布を敷いておき、綿棒、もしくは柔らかい布に除光液を染み込ませて割り箸に巻きつけたものでシミの部位をとんとん叩きます。水ですすいだ後に、タオルで更に水分をとり乾かします。消毒用アルコールや除光液を使用した際は、変色を防ぐために陰干しすることが大切です。

簡単に取れる食べ物・分泌物のしみ抜き

子供が小さい時などは、洋服にすぐに食べ物やソースなどをこぼします。黒色系の洋服などはまだいいですが、白めの洋服やお出かけ用の洋服などにこぼされるととてもショックです。

そんな時に、すぐに漂白剤を使って洗えば大丈夫と言って使う方もいらっしゃいますが、それでは落ちません。

食べ物のしみ抜きにはまず台所用洗剤です。これを使えばだいたいの食べ物のシミは取れます。まず、少し熱めのお湯にシミの部分をしばらく浸けておきます。

あまり長くつけるとお湯がぬるくなって熱いお湯につけた意味がなくなってしまうので気を付けてください。そのあと台所用洗剤を少量かけて、いらない歯ブラシなどでたたくようにしてシミを取っていきます。

薄いシミなどは、その後そのまま洗濯機に入れて洗うだけで十分取れます。ちょっと濃いシミなどは、お湯で洗剤を洗い流した後に漂白剤をかけて洗濯機で洗います。

洋服の生地が濡れていると、きちんとシミが取れているのか分かりづらいかもしれません。取れたつもりで乾かして、乾いた後によく見てみるとシミが残っていたりする時もありますが、そんな時は漂白剤をかけてもう一回洗濯機で洗うときれいに取れています。

ここまでして取れなかった食べ物のシミはほとんどありません。オリーブオイルなどの油系を使ったシミも、この方法で取れました。

ポイントは、汚したその日のうちに台所用洗剤で洗うことです。日が経てばたつほど取れにくくなっていきます。

あとは、最初にシミの部分を浸すお湯はできるだけ熱めのお湯がいいです。
熱めのお湯の方がシミが浮き出てきます。

その他のシミ抜き

醤油の染み抜き方
台所洗剤を染みになっているところに馴染ませ軽くもみます。その後、水でゆすいでいつもどおりに洗濯をします。

コーヒーの染みの抜きかた
染みになっているところを水で濡らし、台所用中性洗剤を馴染ませもみます。その後、水でゆすぎます。この時点で、まだ染みが残っているばあいは漂白剤を使用します。その後、いつもどおりに洗濯をします。

ジュースの染みの抜きかた
染みになっているところを水で濡らし、台所用中性洗剤を馴染ませ、よくもみます。その後、水でゆすぎます。このプロセスを繰り返すうちに、染みが、だんだんと薄くなってきて、最後には染みが抜けます。それでも抜けないときには漂白剤を使用します。最後に、いつもどおりに洗濯をします。
★参照記事★
ジュースの染みを綺麗に抜くには

紅茶など茶の染みの抜きかた
染みになっているところを水で濡らし、台所用中性洗剤を馴染ませ、よくもみます。その後、水でゆすぎます。このときに染みが抜けていないときには、漂白剤を使用します。最後に、いつもどおりに洗濯をします。

ソースの染みの抜きかた
染みになっているところを水で濡らし、台所用中性洗剤を馴染ませ、よくもみます。その後、水でゆすぎます。このプロセスを何度か繰り返します。それでも染みが抜けないときには漂白剤を利用します。最後に、いつもどおりに洗濯をします。

ビールの染みの抜きかた
可能なかぎり、台所用中性洗剤で染みを抜きます。その後、粉末酸素系漂白剤を水に溶かし、それを染みに塗り、ドライヤーなどで温めます。

染み抜きは、日々の戦い！

子供がいると（特に男の子）毎日と言っていいぐらい、染み抜きとの戦いです。学校で泥汚れや食べこぼしなどを作ってきて、毎日何かとシミを洋服に付けてきます。

染みが付いてしまったら、出来るだけ早く手当てをしないと、取れなくなってしまいます。（体操服などの白物の染みは、本当に大変です）抜き方はまず簡単な方法から、やってみます。

ブラシ（歯ブラシ）で払ってみる。それでダメなら水洗いをしてみる。次に洗剤などを使って洗ってみます。今まで使用して、よく落ちたのは「ワイドハイターＥＸパワー」これを使うと、大体の染み（子供がよく付けるのは、ソース、醤油系）は落ちます。

しかも、色物、柄物でも大丈夫！除菌もしてくれて嫌な匂いもしません。染みが出来たところに、原液を直接付けて、馴染ませます。１０分ぐらい置いてブラシで履き、他の布に移りとります。そうして洗濯機で回せば、綺麗に落ちています～これは主婦には神アイテムだと思います。

義理のお母さんから教えていただいた、染み抜きアイテムは「ウタマロ石鹸」です。石鹸なので、環境にも優しいです。はじめは「石鹸で染みが落ちるの？」と半信半疑でしたが、使ってみてビックリ！この石鹸で、染み部分をこすり、その後洗濯機に入れてまわすと、な！なんと頑固な染みが綺麗に落ちてました。

普通の染み程度なら、お風呂に入っているときに、お湯で石鹸つけてゴーシゴシすると、簡単に取れます。しかもこの石鹸のいいところは、大きいので長持ちするので、経済的だと思います。

「ワイドハイターＥＸパワー」と「ウタマロ石鹸」は、我が家にはなくてはならないアイテムです！最近は本当に色々な、染み抜きアイテムが出ているので、助かりますね～

◆参考ブログ
ウタマロ石けんは白い衣類の汚れが簡単キレイに落とせる染み抜き剤

あっと驚く衣類の染み抜きの裏技について

墨の染み抜きの方法について紹介します。墨といえば大変落ちにくいというイメージがあります。私が小学生の頃には、墨を垂らしてしまったらもうどうしようもできないと考えていました。

もうおしまいだとあきらめるしかないという考えでした。一番落ちにくいものであるといっても過言ではないほどのものです。

しかし小学生のお子様がいらっしゃる母親は絶対に知りたいことであるはずです。私の小学生時代と同様に泣き寝入りしていた人がほとんどのはずです。

そんな泣き寝入りしていたことが解決するのです。不幸なことに私が小学生の頃はこの方法を知りませんでした。そのため子供ができない限りはもう手遅れです。しかしまだ間に合う人がたくさんいるはずです。では、紹介します。

まず乾いてしまっている場合はそこまでの効果を望めないということだけご了承ください。しかし乾いていない状態であれば、信じられないぐらいに染み抜きができます。

用意するものはマジックリンと石鹸だけです。まずは墨がつかた部分に、水で約２倍か３倍ぐらいに薄めたマジックリンをかけます。そして石鹸をこすりつけることによって揉み洗いします。

すると墨が広がってきます。それを水道で洗い落して下さい。ここまでの作業を何度か繰り返してください。それだけで大半のシミは見事に落ちます。

ただし注意しなければならないことがいくつかありますので、頭に入れておくようにして下さい。ウール繊維のものは、へらなどを使って優しくしごき出すようにして下さい。揉み過ぎると後でその部分だけが硬くなってしまうからです。

それに対して、綿やポリエステルのものはゴシゴシとやっても大丈夫です。ここで注意してほしいことは色落ちだけです。

汚れに合った染み抜き剤を選ぼう

まだ子供が小さいので食べこぼしや公園で遊んだ後の泥汚れは日常茶飯事です。我が家では２つの染み抜き剤を使い分けています。

ドラッグストアなどで数多く染み抜き剤が売られていますが、なかなかこれ、というものに出会えずに１本使い切る度に違うメーカーのものを使用していました。

２年程前に試したものに効果を感じそれ以降同じものを使用しています。スプレーすると泡がでてくる「ワイドハイタ－EXパワーガンコなシミ用」です。

こちらの商品は主に子どもがちょっとした食べこぼしをした際(主な汚れは醤油やケチャップといった調味料系のものが多いです)や、主人の毎日着るワイシャツのの袖口や襟元、汗ジミ用として使用しています。

汚れのある部分にスプレーすると泡が吸着し、その泡はすぐに消えて浸透していきます。商品の注意事項に使用後放置しないように、との記載がありますがほんの気持ち泡が全て消えるのを待ってから洗濯をするとより効果が感じられる気がします。

後は普段の洗濯と同様に洗濯するのみで、今のところ気になる汚れは落ちています。しかしこの方法でもなかなか落ちにくい汚れもあります。

子どもが幼稚園に通うようになり、毎日泥んこになって遊んできます。それに加え、怪我も多くよく出血をしています。

そのような泥汚れ、血液は先程の方法だと染みが抜けきらないことが多いので、固形石鹸の「ウタマロ」を使用しています。お風呂場などで少し汚れた部分を濡らしてから直接石鹸をすり込みます。

その後は優しく揉み洗いするだけでみるみる汚れが浮き上がりきれいに落ちます。水ですすいでももちろん効果は実感できますが、お湯の方が更にきれいに落ちやすいと思います。

手洗いが終わった後は普段の洗濯と同じ工程ですっかり汚れは落ちています。今のところこの２つの染み抜き剤を使い分け、日々の汚れと戦っています。

難しい赤ワインの染み抜きも、この応急処置を覚えておけば安心

付いてしまうとなかなか落とすのが難しい、代表的なシミの一つが赤ワインです。
赤ワインは、ブドウの皮に含まれているアントシアニンという色素が、赤い色を作っています。
このアントシアニンという色素は、非常に小さい分子なので、時間が経過する事で、繊維をどんどん染めてしまいます。

これが、付いてしまうと落とすのが難しい原因です。
ですから、キレイに落とす為には、出来るだけ早く対処する事が大切です。

自宅でも外出先でも、赤ワインのシミを付けてしまった時に、効果的な応急処置があります。
これは、素早く対処する事で効果を発揮してくれます。

赤ワインの染み抜きに使うのは塩です。
塩なら、自宅にもレストランにも、どこにでもあります。
塩は水分を吸収するという性質があるので、その性質を利用する事で、赤ワインの染み抜きができるんです。

まずは、赤ワインが付いてしまった部分に、シミが隠れるくらいに充分な塩を盛ります。
そして、その塩をシミがついている生地に押し付けるようにします。

そうすると、赤ワインの水分が塩に吸収されるので、塩の色がだんだん染まっていきます。
塩に赤ワインに染み込んだら、新しい塩を持って、繰り返し塩に赤ワインの水分を染み込ませます。

最後に、濡らしたタオルなどでシミの部分を叩くようにすると、難しい赤ワインの染み抜きもキレイに落とす事ができます。
この染み抜きのポイントは、赤ワインのシミがまだ乾かないうちに行なう事です。

赤ワインのシミをキレイに落とす為に大切なのは、どれだけ早く対処するかという事です。
外出先で赤ワインのシミをつけてしまっても、諦める事はありません。
どこにでもある塩を使う事で応急処置をして、衣類を守る事ができます。

◆参考ブログ
赤ワインをこぼしてしまったら、塩で染み抜きする！

経済的にも嬉しい、重曹とレモン汁を使ったワイシャツの黒ずみの染み抜き

スーツを着用しているビジネスマンにとって、ワイシャツは欠かせないものですが、白いワイシャツというのはほんのチョットした汚れでも目だってしまうものです。

最も気になる汚れが、襟元の黒い汚れですね。どんなに清潔にしている人でも、白いワイシャツを着ていると、必ず黒い汚れが付いてしまいます。

この黒い汚れの原因は皮脂です。皮脂が酸化して黒ずみになってしまいます。この汚れは、クリーニングに出す時に染み抜きをしてもらう事ができますが、経済的な面も考えると、自宅でキレイに落とす事ができれば、一番理想的です。

実は、ワイシャツの黒ずみというのは、重曹とレモン汁を使う事で、自宅でもキレイに落とす事が可能です。

アルカリ性である重曹は、脂肪を分解してくれる効果があり、酸性のレモン汁を使う事で中和されて洗浄効果を高める事ができます。

最初に、重曹を少量の水で溶かして、ペースト状の液を作ります。レモン汁は、水で薄めてスプレー容器などに入れておきます。

使用するレモン汁は、生のレモンを搾ったものでなくても、料理用などとして販売されている、ボトルに入った食卓レモンでも同じ効果があります。

まずは、歯ブラシを使って、重曹の液を汚れている襟元の部分につけて、汚れをこすります。そして、スプレー容器に入れたレモン汁を、その上に吹き付けます。

そうすると、化学反応を起こして、脂肪が原因の黒い汚れを分解してくれます。最後に、いつもと同じように洗濯をすれば、汚れをキレイに落とす事ができます。

特に夏場は汗をかきますから、ワイシャツの襟元はすぐに黒ずんでしまいます。でも、重曹とレモン汁を使ったこの染み抜きをすれば、クリーニングに出すお金をかける事なく、自宅で簡単に染み抜きができます。

衣類の染み抜きを洗剤を使わないで行う方法

大切な衣類に染みなどが付いてしまうとショックだと思います。特に、高価な衣類の場合そのショックはとても大きいはずです。

油が混ざっている調味料などは、洗剤を使っても綺麗に除去することは難しい場合があります。できる限りその染みを綺麗に消したいと思うはずですが、クリーニングに出す前に行えることや、クリーニングに頼ることなく綺麗に染みを除去する方法はいくつかあります。

また、衣類によってはダメージを与えてしまう強い洗剤などを使うことなく綺麗に除去する方法もあるのです。

重曹をご存知ですか。今ではとても安く薬局などで簡単に購入することができます。重曹は、さまざまな汚れを落とせることで有名になりましたが、この重曹と酸素系漂白剤を混ぜることで油汚れなどの染みを除去することができるのです。

酸素系漂白剤はそれほど強い成分ではありませんので、安心して衣類にも使用することができます。重曹も同様に衣類にダメージを与える要素はありませんので、どのような衣類にも使えます。

まず、重曹を小さじ一杯程度を容器に入れて、そこへ酸素系漂白剤を小さじ半を入れます。事前に少し混ぜておき、ぬるま湯を少量注ぐとペースト状に近い状態になります。そのペースト状の効果を利用して衣類の汚れを落とすのです。

この効果はとても大きく、早い段階の汚れであればこすることなくこの汚れを除去できるほどです。また、汚れが付着してしばらくたった状態においても、重曹と酸素系漂白剤の効果は発揮できます。

繊維の中に詰まった汚れを重曹でかき出す力がありますので、しばらく浸け置きした後にぬるま湯の中でブラシなどで軽く擦ると汚れが浮き出てきます。ぜひ試してみてください。

カレーやケチャップのシミ抜き シミが取れなくてもまだ諦めないで

カレーライスやミートソース、ケチャップにソース等々、気を付けて食べようとしていても、ほんのちょっと油断しただけで、服にピチャッと飛んでしまったりすることがありますよね。

しかもそんな時に限って白シャツやお気に入りの服だったりして余計落ち込んでしまったり。でも大丈夫です。正しいシミ抜きをすれば、たいていのシミは落とすことができます。

用意するのは、中性洗剤（食器用の洗剤で大丈夫です）、ぬるま湯、コットン（脱脂綿）、汚れてもいいタオルです。まず、中性洗剤をぬるま湯に溶かしてよく混ぜてください。

シミがついた部分をタオルの上に置き、コットンを中性洗剤を溶かしたぬるま湯にたっぷり浸して、そのコットンでシミの部分をトントンと優しく叩いてください。シミが下に引いてあるタオルに移動させるように叩くのがポイントです。

この時、シミが落ちないからといって決してこすらないでください。衣類が傷ついてしまいます。シミの部分を裏返して、裏側からも叩いてみるとより落ちやすくなります。

それでもなかなか落ちないときは、中性洗剤の濃度を濃くして優しくそして根気よく叩いてみて下さい。その後は、いつもと同じ方法で洗濯してもらえば大丈夫です。

もしこの時にケチャップやカレーのシミが落ちてなくてもまだ諦めないでください。ケチャップ、カレーなどのシミは、天日干しすることでシミが消えることがあります。

なんと紫外線がシミの原因である色素の粒子を分解してくれるのです。なかなか落ちにくいカレーやケチャップのシミは、是非お日様の力を借りてしみ抜きしてみてくださいね。