阿波国一宮 大麻比古神社 
2019年2月

田村神社のある香川県から、今度はお隣の徳島県まで阿波国一宮 大麻比古神社を目指す旅。

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一度高松まで戻りそこからJR特急うずしおに乗る。こちらの線は架線がないのでディーゼル車ですかねと覚えたての知識を一人披露したり。

板野駅で乗り換えに45分くらい待ち、さらに高徳線で東方へ。
片道一時間半くらいで板東駅着。



駅前に四国お遍路の一番札所と書かれた看板があって、おおと思った。うどん以来の四国感が蘇ってくる。

神社までは20分くらい全然知らない道のりを心細く歩く。と、参道らしきものが遠くに見える。神社を探していてその痕跡が見えると俄然元気が出る。

境内へと続く階段を上がった真ん中にそれはそれは大きな木が立ってた。絶対、御神木。
とても広い境内だ。空が大きい。もう午後4時くらいだったと思う。見上げると空はうっすら色づいていた。


この神社も駅から誰にも会わなかったのに境内にはぽつぽつ参拝客がいる。そういえば帰り際大きな駐車場があった。そうか車で来るんだね。
御朱印をいただいて、縁起の良い鈴守りも買う。数種類の鈴があって何が当たるかは分からない。縁起も良くてエンターテイメント感もある。


拝殿の後ろもぐるりと散策できた。
眼鏡橋とドイツ橋という橋が二つあり、戦時中ドイツ軍の捕虜がここにいたと書かれていた。
ネットで調べてみたら捕虜生活を送ったドイツ兵が感謝の印で作ってくれたものらしい。
捕虜に感謝されるっていうのはどういうことか。そこにはすごいストーリーが隠されていそうだ。


雑木林の中でダンケシェーンと呟く長身の軍人。そんな姿を想像しながら神社を後にする。
そういえばここも参道が立派だった。朱塗りの鳥居とたくさんの灯籠が印象的。

この日は高松駅まで戻って瓦町という繁華街にあるビジネスホテルに泊まった。

夕飯。
1時間以上知らない街を彷徨い案の定敗北してコンビニに逃げ込む。ホテルの部屋で食べるお弁当の美味しいことったら。
帰り道ずっと楽しみだった鈴守りを開けたら私の鈴はおかめちゃんだった。なくさないよう早速家の鍵にくくりつける。

ちなみに次の日は高松港からフェリーで瀬戸内海にある直島に行った。地中美術館というところに行くためだ。名前がすごくいい。名の通り美術館が地中にあるのだ。もうそれだけで十分すごいのに、展示作品はどれも素晴らしいものばかりだった。
特にジェームズ・タレルというアーティストの作品が気に入った。というか驚いた。あまり感じたことのない驚き。ネタバレになるからうまく言えないけれど。

以前訪れた石川県の金沢21世紀美術館でいいなと思った作品もこの方の作品だったことを知り、また一人お気に入りのアーティストが増えたなあと満足しながら帰りのフェリーの中で感慨にふける。

一晩かけてきた道のりを帰りは飛行機で1時間で戻った。
はじめての四国。石碑が心残りだけど、いろんなところに行けてたくさん乗り物に乗れて楽しい旅だった。