今日、転院が完了しました。
手術をした病院では
1ヶ月半ほどの入院でしたが、
その間に溜まりに溜まった荷物が凄いことになっていまして、
荷詰めして運ぶのも大変でした。

転院初日からリハビリがあると聞いていたのですが、
今日はどれぐらい手足が動くかのチェックだけでした。
そのほか、
MRI、レントゲン、エコー、骨密度などの検査があり、
明日は検尿、採血などがあるようです。
転院するということで
直前に検尿や採血をやったのに、
転院してからもするようで、
なんだか無駄が多い気もします。

リハビリ室は、見たこともないような器具も沢山あり、
トレーナーの先生や患者さんも大勢で、なんだか圧倒されました。
リハビリのことだけを考えるなら
転院して正解だった気もします。まだ分かりませんが。

しかし、
インターネットが使えないです。
今まで当たり前に使っていたので、
いきなりネット無しになるとかなり辛いですね。
いよいよモバイルWi-Fiの出番ですが、
SoftBankなので、帯域制限付きで使い勝手が悪いです。

他にも、廊下が狭い、エレベーターが狭い、ベッドが狭い、
テレビがプリペイド式だから好きなだけ観れない(前の病院は時間無制限で観られました)、トイレが少ない
などなど、
前の病院と比較すると不満は沢山出てきます。

逆に良い点は、
ベッドが電動で上げ下げが出来ることと、
車椅子がスムーズに動くことぐらいでしょうか。
(前の病院の車椅子は滑りが悪く、動かすのにかなりの力が必要でした)

とりあえず今日は一般病棟に入り、
明々後日の月曜日からリハビリ病棟に移るようで、
明日と明後日は、それぞれ1時間20分、2時間のリハビリしかないようです。
多分、リハビリ病棟に移るまでは
リハビリの内容もチェック的なことが多いかと思います。

看護師さんが言われるには、
この病院のリハビリはかなりハードだから
疲労も溜まるし、筋肉痛にもなるだろう、ということでした。
私は今までもかなりスパルタでリハビリを受けていたと思うのですが、
これからもっとハードになるということなのでしょうか。
脚が回復しさえすれば
それも歓迎ですけどね。

とりあえず、
ジョギングできて車の運転も出来るほどには回復したいという旨を伝えました。
脚の位置感覚がないせいで、
上手く脚が動かせないのですが、
リハビリで改善することも出来るし、
まだ神経自体も回復しきれていないので、
時間の経過でも良くなっていく可能性はあるということでした。

ということで
明日からもやれることをコツコツやるだけですね。
あと、ちなみに
病院内を歩行器で移動してもいいことになりました。
ただし、看護師の付き添いが必要とのことです。
いよいよ明日が転院となりました。
朝の移動となるので、
今の病院で受けるリハビリは今日が最後でした。
お礼のお菓子を渡すつもりなので
明日またリハビリ室を訪れることになりますが
もうリハビリの先生と会わなくなると思うと寂しい気がします。

PT、OTの二人とも同性で年齢も近かったので
リハビリ中、色んな話しをしました。
昭和あるある的な、懐かしい話しなども。

今の病院は
新しく建てられたばかりなので綺麗なんですが、
転院先の病院は、そこそこ老朽化しているようです。
嫌だなぁ・・・

行ってしまえば、
来て良かった!となるかもしれませんが、
現状では、あまり喜びの感情はありませんね。
転院の日取りが知らされました。
今週の金曜日です。
随分と急です。
入院に際して
こちらで準備しなきゃいけないものも
今の病院と転院先の病院では違ってくるので
わずか数日しかない中で入院道具を用意したり、本当にバタバタです。

いざ転院となると、
なんか名残惜しいですね・・・。

さて、リハビリはさらに過酷を極めております。
両手杖でフロアを2周×2。
片手杖で数十メートル。
さらに片手杖で自分の病室まで帰るというコースです。
もちろんその他にも筋トレや、
バランスなどの特訓付きです。

両手杖に関しては
結構慣れてきたような気がします。
また、今週中には
車椅子を卒業して歩行器で院内をうろつくことになりそうです。
歩行器とか初体験なんですが
今から楽しみです。
今日は歯科医院に行くために
外出をすることになりました。

喋ってるだけでもふいに取れてしまう仮歯で生活をし、
食事をするのは本当に大変でした・・・。
やっとその生活から抜けられます。

入院する前に、
新しい差し歯を作っていたので
今日はそれを付けるだけです。
歯科医院は雑居ビルの2階、階段のみなので、
この日のために階段の上り下りの練習を行いました。

午前のリハビリを終えてから
私服に着替え、
売店で杖を買い、病棟から車椅子を借りて
嫁と二人でタクシーに乗り込んだわけですが、
やはり予想していた通り、
地面は雪が凍ってツルツルです。
タクシーを降りて、ツルツルで斜めになった地面を数歩あるき、
軒先の段を2段ほどあがって、ようやくビルの中に入れます。
階段の練習はしましたが、
階段に行き着くまで、障害が多すぎます・・・。

1階まで来てくれた歯科助手さんに手伝って貰いながら
ようやく歯科医院までたどり着き、
待合室の椅子に座ることができました。
左側は嫁に肩を借りて、
右手に杖といった状態です。

今日は土曜日で、昼までの診察だったようです。
私は最後の患者だったので、
無事に差し歯の取り付けが終わったあとは他の患者もいなくなっており、
帰りは院長が1階まで車椅子を運んだり
タクシーに乗るのを手伝ってくれたりしました。

そのあと、レストランで食事をして病院に帰りましたが、
途中、障害者用トイレの場所を確認したり、
車椅子でもレストランに入店出来るか確認したり、
考えなきゃいけないことが多くで、帰り着いた頃にはヘトヘトでした、が
帰ってからもリハビリです。

今回改めて思いましたが、
車椅子で出かけるのって本当に大変ですね。
スロープがついてるところでも
凄く急で、上るのも下るのも怖かったりします。
階段でしか上り下り出来ないところも多いです。
やはり、早く歩けるようにならなきゃです・・・
今日は転院先の先生と面談でした。
転院先は、
リハビリテーション専門の医師が3人もいるという、
かなりリハビリに力を入れてる病院らしいです。
朝は病衣から私服に着替え、
夜はまた私服から病衣に着替えるという、
毎日の着替えが義務らしいです。
まぁ、そんなことより私は
病室でインターネットが使えるかどうかの方が気になったのですが、
結局、空気読んで質問出来ませんでした。

私の場合、
足の位置感覚がないので、
歩く際、バランスが取りづらく、
リハビリ期間は2ヶ月から3ヶ月要するということでした。
また、土日祝日、年末年始も関係なく、毎日3時間のリハビリをするそうです。
今現在、すでに3時間半ぐらいリハビリやってます、と伝えると
急性期のリハビリで、そこまでやるのは珍しいと驚いていました。
まだ若いし、良くなる見込みがあるから、そこまで詰めてリハビリをしてるんでしょうね、と。

今回腫瘍ができた位置は、
排尿の障害が出る場所らしく、
普通に排尿出来ているのも不思議ということでした。
今、当たり前に排尿してますが、
本当は奇跡の排尿のようです。
一生導尿じゃなくて本当によかった・・・。

あと、良くないことも言われました。
回復期リハビリテーションでは
杖ついての歩行までしか出来ない可能性もある、ということです。
とにかく、位置感覚に障害があるので、
杖なし歩行のハードルは結構高そうです。
どちらにしても、
転院して、状態のチェックを1週間から10日かけて行った上で
色々と判断するということでしたが・・・。
まぁ、贅沢なのかもしれませんが、
出来ればジョギングできるぐらいには回復したいですね・・・。
そのためにも継続してリハビリ頑張っていきます。

最後に、
明日、外出許可がやっと出ました!
やっと、歯科医院で差し歯を入れられます!
階段の上り下りも、手すりのみで行えるようになったので
許可を取り付けるに至りました。

これでやっと仮歯生活を抜けられます・・・
さすがに入院1ヶ月も過ぎると
新たな展開や新たな発見も減ってくるので、
毎日更新するネタがなくなりますね。

ちなみに、新たに入院してきた隣の爺さんも独り言が煩いです。
歳を取ると独り言が増えるんでしょうか。
思ったことが考えもなしに口から出てくるとか、
小さな子供みたいですね。

さてさて、
脊髄内腫瘍について考えました。
というのも、
10万人に1人とも言われるこの厄介な病気にかかったことは
紛れもなく不幸なわけですが、
不幸中の幸いとも考えられる部分も沢山ありますので、
果たして自分の不幸度はどれぐらいなのかと考えたわけです。

同じ症状を体験した人のブログをいくつか読みました。
やはり、ほとんどの人は
病院で精髄内腫瘍だと診断されず、発見が遅れたようです。
私も同じ体験をしましたが、
病状がいよいよおかしい、となって色んな病院に行き始めてからは、
2週間ぐらいで原因を突き止められたので、
めちゃくちゃ遅いってことはないと思います。

また、ほとんどの人は、
原因が分かってからも、すぐには手術できなかったようです。
脊髄内腫瘍は手術が難しい病気なので、
手術できる病院が限られています。
そのせいで、例えば沖縄で発症した人は、
沖縄では手術できる病院がないということで
紹介状を携えて東京の病院で手術したりしたようです。
そのような状態なので、
手術が可能な病院ではスケジュールが混み合っており、
1ヶ月前後待たされるのは当たり前のようです。

自覚症状かひどくなってからは
一刻をあらそう病気なのに、
原因を突き止めるのに時間がかかり、
やっと突き止めてからも手術まで1ヶ月かかるので、
その間にもどんどん状況は悪くなっていくわけです。
(入院が必要と判断した外来の先生は、
一刻も早く処置しないと後遺症が残る恐れがある、と言われました。)

私は、幸い
診断の翌日に緊急手術をして貰えたので、
悪化を最小限に食い止められたと思います。
これが東京なら1ヶ月は手術待ちになったと思います。

また、北海道大学は脊髄手術の研究が進んでおり、
私がかかった病院はたまたま北海道大学系列の病院で、
しかも、そこの脊髄脊椎センター長みずから執刀して貰えたので、
病気になったことは不幸以外のなにものでもないですけど、
それ以外に関しては、ラッキー続きだったような気もします。

あとは、元どおりに近いぐらい
脚を動かせるようになったら文句ないんですが・・・

ちなみに、
腫瘍は脊髄の中に出来ていたわですが、
脊髄(神経の束)にメスを入れて摘出しないといけないわけです。
その際にメスを入れた場所は
「脚の位置感覚」の神経が通ってる場合で、
確かに脚を見ないと自分の脚がどっち向いてるのか、どこにあるのか分からなかったりしますが、
これは神経がなくてもリハビリの経験で感覚を取り戻していけるそうです。
また、感覚を司る神経も傷ついてるようですが、
今のところ脚の感覚はかなり戻ってる気がします。
筋肉やスジの神経はほぼ元どおりで、脚に力が入ってる、とか
スジが張ってる、とか、そういったのは何の違和感もなく感じます。
また、脚の表面は感覚が鈍く、
冷たい、熱い、寒い、暑い、痛い、痒いなどは分かりますが、
特に右脚は、優しく触ると気づきません。
例えるなら、表面麻酔をされてる感じですね。

両脚とも、力はしっかり入るようになり、
一時期けっこう細くなってしまった脚ですが、
最近はまた筋肉がついて太くなってきました。
ただし、器用に動かすことが出来ません。
例えるなら、左手(利き手の反対の手)で文字を書いたり、箸を操ったりするような
そんなもどかしさがあります。
これはリハビリで慣れるしかないでしょう。

あと、これも重要なことですが、
排泄に関しては、大も小も薬に頼らずに自力で行えています。

まぁ、なんだかんだで
私は前向きに考えています。
このままリハビリを頑張って
元の生活に近い状態に戻れるようにします。
リハビリの課題を早くこなせるようになると
さらにボリュームアップをして、と繰り返すうちに
かなりのボリュームになりました。
しかも、午前2時間、午後1時間半という、お腹いっぱいのコースです。

まず、午前の内容。
・何にも掴まらずに両足立ち5分
・右足に体重をかけて両足立ち2分
・左足に体重をかけて両足立ち2分
・平行棒につかまりながらゆっくりゆっくりスクワット
・平行棒につかまりながら右足を一歩出した状態を1分キープ
・そのまま右足にぐっと体重をかけて1分キープ
・それを左足も同じように
・中腰の状態で平行棒を5往復×2本
・大小の踏み台コースを5往復(平行棒)
・両手杖で240mほど歩く
・マットに横になり、足に重りをつけて様々な筋トレ
・膝立ち5~10分ほど
・片膝立ちしながら前後に重心を動かす運動(両足とも)
・両手杖で病棟まで戻る

午後の内容
・足の様々な筋トレ
・手や足を使わず、お尻の筋肉だけで歩く
・足の指で紙コップを掴んで重ねていく(両足)
・何にも掴まらずに両足立ち5分
・右足に体重をかけて両足立ち2分
・左足に体重をかけて両足立ち2分
・平行棒で爪先立ち10回×5
・平行棒でスクワット10回×5
・平行棒で10往復歩く
・平行棒で段の上り下り10往復

これだけの内容をこなしております。
そんなこんなで
病室で自主トレする気力が残っておりません・・・。
昨日、リハビリの先生2人が話し合って、
「お風呂、介護なしでいけるんじゃ?」という結論に達したようで、
病棟に通達してくれたようです。
てことで、今日から介護なしのお風呂です。
介護なしの場合、毎日シャワーが浴びられるのです。
早速、午後のリハビリが終わる時間にシャワールームの予約を入れました。

リハビリが長引いたせいで
15分でシャワーを浴びなければならない事態になったわけですが、
それよりなにより、
介護なしシャワーの通達が、
担当看護師にちゃんと伝わっていなかったようで
「本当に大丈夫ですか?」
「介護なしのシャワー、許可は出てるんですか?」
「お手伝いしましょうか?」
などなど、入れ替わり立ち替わり何人も看護師が来て、
ちょっとした騒ぎになりました。

そんな中、
初めての介護なしシャワーに挑戦しました。
車椅子からお風呂内の椅子に移る時、
反対に車椅子に戻る時など、
立ったまま手すりなどを使いながら移動するのが難しかったんですが、
何とかなりました。
しかし、気を抜いたら転んで怪我しそうな気もするので、注意は必要ですね。

これもリハビリの1つだと思いますし、
明日から毎日シャワーを浴びようと思います。
脊髄を損傷した人は
痙性ってのに悩まされるらしいです。
脚に力を入れていないのに、
勝手に脚がぴーんと伸びたり痙攣したりするらしいです。
不思議と私はこれがないんですよね。
何故だか分かりませんが、
意に反して脚が動くことはないです。

病室にいると
たまに血圧チェック、体温チェック、脚の動きチェックなどをされるんですが、
そのたびに、
「脚が突っ張ったりしませんか?」と聞かれます。
痙性に対する質問だと思うんですが、
その度に、
「突っ張りません」と答え続け、
かれこれ50回以上になるかと思われます。

何でそんなに何度も何度も聞くのか・・・
そんなに疑わしいのか・・・

朝晩に看護師さんから脚のマッサージを受けるんですが、
その時も、
脚が硬くなっていませんね、と言われます。
脚が硬く?というのもよく分かりませんが、
痙性があると、脚が硬くなるらしいです。

そんなこんなで
私の場合、
痙性がないのは、せめてもの救いだと思いました。