
赤ん坊は寝るのが仕事ですね。大きくなったら何になろうだとか、終活なんか考えません(^ω^)
ツバメのヒナも同んなじ。東京都生まれだけれど選挙権が無いから6月22日の都議選の事なんかどうでも良くて、ただ寝てるだけ。お腹が空いているのかどうなのかはよく判らないが、お母ちゃんがエサを持ってくるからそれを食べる。お尻を突っつかれるからフンをする。
何も考えずにただ寝てるだけのツバメのヒナの生活。藪さんもそんな生活をしたい(´,_ゝ`)プッ
人間とツバメのヒナとどっちが優雅な生活をしているかと云ったら、ツバメのヒナの方が優雅でしょう。でも優雅なのはヒナの内だけで、巣立ったあとは弱肉強食の厳しい自然界の中で生きて行かなくてはなりません。健康保険も年金もありません。寅さんと同じです。
だいたいのツバメのライフサイクルですが、まずツバメのお母さんが産卵床を作り始めます。5日程度で出来上がって、お母さんの子育てを支援する地域の複数のオスのヘルパーさん軍団の一羽と交尾し、一日に一個ずつ卵を産みます。
だいたい5個くらい産んでから卵をあっため始めます。二週間ちょっとで孵化し、その後二週間ちょっとでヒナはグングン成長し巣立ちます。つまり産卵床を作り始めてから約一ヵ月半で巣立ちます。
ツバメの子育てはそれで終りではありません。巣立ったツバメのヒナは人間で云えば三歳児程度です。お母さんがいなかったら餓死してしまいます。巣立ったあと、一ヵ月半程度は飛行訓練と自力でのエサ獲りを教えなくてはなりません。
セカンドラン(二回目の子育て行動)のツバメは、遅くとも6月中頃までに産卵床を作り始める必要があります。そうじゃないと7月末までにヒナが巣立てません。それから一ヵ月半の飛行訓練がある訳なので、9月半ばまでに南の島まで数千キロ飛んでいくヒナの尾羽が、長距離飛行が可能なほど長く伸びている必要があるんです。
6月半ば以降に産卵床を作る場合もありますが、上記の理由から既に時期が遅いので実際の産卵にはいたらない場合が多い。だからファーストラン(一回目の子育て行動)のツバメのヒナには早く巣立ってもらって産卵場所を空けて欲しいんです(^∇^)
ちなみにこれらのツバメの行動は私が実際に観察した、都会でのツバメの子育てです。自然が都会より豊かな地方でのツバメの子育ては、若干都会とは異なると理解しています。
撮影データ・・・平成29(2017)年5月27日(土)午後 都内某所千川通り