江戸時代は幕府に対する謀反を警戒して、各街道筋に関所を設けて町奉行所や、地方の代官が発行する関所手形を所持していない者の通行を禁じました。東海道の箱根の関所は有名で、現在でも土産物として関所手形が売られています。

 江戸庶民の場合は町役人に届け出て、町奉行所から旅行手形を発行してもらったのですが、遊山旅のような理由ではなかなか発行してくれなかったので、富士講や大山詣りや伊勢詣りのように宗教や山岳信仰を理由として旅行手形を発行してもらう事が多かったようです。

 それはさて置き江戸時代の上野公園は、江戸幕府の庇護を受けた東叡山寛永寺の広大な敷地でした。現在の春日通りの上野広小路の交差点まですべて寛永寺の敷地でした。西に隣接する谷中には、狭い場所に70近い寺がありますが、その理由は寛永寺の末寺だからです。

 金龍山浅草寺も広大な敷地を持つ寺ですが、その境内には浅草神社(三社)があります。その理由は、聖観世音菩薩像に関連している事で、そんな事も知らずに三社の祭りがどうのこうのだなんて田舎もんのような事は云わないで下さい(^ω^)

 で、寛永寺が出来るはるか以前にこの地には五條天神社と云う神社がありました。さらには五條天神社がこの地に移転してくる以前に最初にあった神社が、現在の花園稲荷神社だと云われています。

 私は昨日何食ったかさえも憶えていないんで、千数百年前にどうだったかなんて云われても判らん(^ω^)

 でも神社仏閣をお参りするってのは、殺伐とした現代では心和むものです(^∇^)


 撮影データ・・・平成29(2017)年7月4日(火)午前七時前 上野の山

 東海の 小島の磯の 白砂に ポン聞く我(われ)や 不忍池

 ヲイヲイ。藪さん暑さでとうとう頭がおかしくなったか・・・(^ω^)

 ハスの花が咲く時に「ポン」なんて音がするのかなぁ?

 確かにハスの花は、チャーハンを食べる時に使うレンゲを何枚も組み合わせたように大きなものなので、咲く時に真空状態から空気が吸い込まれて「ポン」と云う破裂音がするのかもしれない。でも藪さんは何年にも渡って不忍池の蓮池を観察しているが、そんな音は一度も聞いた事がない。

 ポンってのはもしかしたら啄木の如くロマン溢れる風流人の空耳なのかも知れません(^∇^)

 撮影データ・・・平成29(2017)年7月4日(火)午前六時半 不忍池

 初夏の風物詩と云えば、朝顔です。小学生でも理科の授業で種を植えたりするほど栽培が容易なので、江戸時代には金の掛からない初夏の庶民の遊びとして朝顔の栽培が大流行したようです。

 7月には各地で朝顔市が開催されるようですが、そもそも朝顔って買うものなのかと云う疑問があります。もちろん植木屋さんにとっては商売の根多ですから、それを否定するつもりはありません(^ω^)

 前年に収穫した種を五月の連休明けに撒けば、七月初めには放って置いても花を咲かせます。コンクリの割れ目に落ちたこぼれ種からでも発芽します。見栄えよく作りたければ植木鉢に支柱を立てて蔓を誘導し、いわゆる行灯仕立て(あんどんじたて)にする事も出来ます。

 私は過去には園芸に熱中した事があり、趣味が高じて通信教育で日本園芸協会の庭園管理士の資格まで取ってしまいました。やる気があれば植木屋を開業できるんだぜぃ(^∇^)

 と云う事で、少なくとも百種類を超える植物を種から育てた経験があります。だから他人様(植木屋さん)が育てた朝顔の鉢を買うと云う心境にはならないんです。

 朝顔市のお客さんを見ていると、咲き方の見栄えがいいの悪いのと云っている。私から云わせたらそんな人に朝顔の鉢を買って欲しくない。

 朝顔の花は早朝に開いて午前中には萎んじゃいます。その花はそれで終りです。種を取らない場合は萎んだ花は余分な栄養分を取らないようにとっとと摘み取ります。つまり朝顔ってのは毎日の世話が大事なんです。上手く育てれば一株から二百~三百の花を咲かせてくれます。

 朝顔の楽しみ方ってのは自分で種から栽培する事だと思います。プロの植木屋さんは面倒臭いのでそんな事はやりませんが、マニアは実に細かいテクニックを使います。朝顔の種は硬いので発芽しにくい。一晩水に漬けてから半月状の種の背中側にカッターでちょこっと傷を付けると発芽率が抜群に良くなります。

 朝顔は自家受粉率が低いので種を取りたい場合は、サクランボの佐藤錦を作っているおじさんのように、綿棒を使って花粉を付けてやる必要があります。その方法は変化朝顔を作る手法として発展しました(^∇^)

 撮影データ・・・平成29(2017)年7月8日(土)午前七時半 入谷朝顔市

 連休明けに撒いた種が発芽してこの時期に花を咲かせるのが朝顔です。入谷の朝顔市もそろそろ始まり、各地で続々と朝顔市やほおずき市が始まりますね。夏が来たって感じです。

 私は獅子座の生まれだから夏が大好きです。カラっと晴れて湿気のない風なら、エアコンなど掛けずにスカGの窓を全開にしてカーステのカセット(古い^^)でビーチボーイズでしょう(^∇^)

 でも今の湿気の高い時期は目茶目茶体調が悪い。暑いのでエアコン入れると空気が乾燥し肌がひび割れて、痛くて動けない。動かないから足がむくみ、両腕までむくんできた。

 早くカラッとした夏が来てくれないと、私の寿命が尽きかねません(^∇^)

 撮影データ・・・平成29(2017)年7月4日(火)午前六時前 巣鴨地蔵通商店街

 ツバメはツガイで子育てをしているんじゃないと私が何度も云ってるのに、何でツガイなの?

 人間の場合は一匹のオスと一匹のメスがツガイで子育てをするのが普通です。そうじゃないと有名人の場合はゴシップ週刊誌に書き立てられて、謝罪会見をしなくてはなりません。ツガイじゃない場合は犯罪なのかと云う疑問もありますが・・・(^ω^)

 自然界ではツガイで子育てをしている動物は実は少ない。ツバメ同様に複数のオスと複数のメスによる集団的子育てと云うのが普通です。つまり遺伝的に血が濃くならないように、複数の遺伝子を取り入れた種が生き残ってきたと考えられます。

 産卵床を作り終えたツバメのメスは、私がヘルパーさんと名付けた複数の地域のオスグループと交尾して、ほとんど毎日一個の卵を産みます。3~7個の卵を産み終えてから抱卵(卵をあっためる)状態になります。

 卵の個数差は何に関係しているのかを考え中ですが、まだ結論は出ていません。産卵場所の環境によるものと考えられ、近所に複数の産卵床がある場合は卵の数は少ないようです。つまりその地域にある種の環境ホルモンが働いて、たくさんの産卵床がある地域では、個々の産卵床の卵の数は少なくなるものと思われます。

 大人のツバメはどこで寝ているのか? 私のローカルの小石川戸崎町某所のように止まり木がセットしてあって夜中でも駐車場入り口の常夜灯のある場所じゃないとなかなか観察は出来ません。私のローカルにある四ヶ所の産卵床でも、ここ以外ではヘルパーさんがどこで寝ているかを観察できていません。

 撮影データ・・・平成29(2017)年7月1日(土)午前四時前 都内小石川戸崎町某所

 「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」は神社の行事として、年に二回あります。6月30日に行われるのが「夏越の祓い(なごしのはらい)」。12月31日に行われるのが「大祓い(おおはらい)」です。

 神官を先頭に拝殿前に設置された茅の輪をくぐります。左に抜けてから右へ抜けると云うスタイルで、八の字を描いてから拝殿へ向かいます。

 夏越の祓いは6月30日の行事なので、翌日には茅の輪が撤去されてしまうのが普通ですが、根津神社と浅草神社では一週間くらいは撤去されずに茅の輪が残ってます。

 撮影データ・・・平成29(2017)年7月4日(火)午前6時20分 根津神社

 もちろんツバメのヒナがたくさん産まれる事を豊作とは云わないのだが、8年前の小石川ローカルの四ヶ所の産卵場所のヒナの数は、前年よりも平均して一羽程度多くなっている事が観察できました。

 米の作況指数と云うのは、日照時間や気温や降水量に左右される訳ですが、ツバメのヒナの数と云うのはお母さんが何個の卵を産んでからあっため始めるかによるので、ファーストランの子育ての場合は四月中旬過ぎには既に各産卵床のヒナの数は決まっているから、それ以降の天候によって決まる訳ではありません。

 では何で8年前は前年よりも各産卵床のヒナの数が多かったのか? 解明出来ていない事を書くのは不本意ではあるのですが、アインシュタインやブラックホール理論のホーキング博士のような、立証不能な事を推論する理論物理学と云うジャンルもある訳で、私がツバメに付いて推論する事は、半世紀後にもっと科学が発達したら誰かが証明してくれるかも知れません。ツバメが絶滅しちゃてる可能性もありますが・・・

 と云う事で、連中はよく「環境ホルモン」などと云ったりします。煙が充満する劣悪な環境でホルモン焼きを食う事でしょ・・・なんて詰んない突っ込みを入れないように。ファブリーズしてください(^ω^)

 何年にも亘ってローカルの何ヶ所ものツバメの産卵床を観察した結果、ツバメってのは半径一キロくらいの一定の地域で、オスとメスがそれぞれの役割を分担して集団的に子育てをしていると云う結論に至りました。

 「環境ホルモン」と云う、現時点では立証不能な不確定な用語を使いたくはないのですが、ツバメの産卵数は環境ホルモンに影響されているのではなかろうかと思われます。その理由は、前年まではローカルに五ヶ所の産卵場所があったのですが、8年前は一つ減って四ヶ所になった。つまり、地域で子育て可能なヒナの枠が四ヶ所の産卵床に分散されたのではなかろうかと思います。


 撮影データ・・・平成29(2017)年6月5日(月)午前11時 都内文京区小石川千川通りの某所

 巣立たないツバメのヒナはいないです、この時期のお母さんは何回もヒナに巣立ちを促さなくてはならないし、巣立ったらこの五羽のヒナをカルガモのヒナのように連れ回して飛行訓練。

 巣立ったばかりのヒナは筋力がないのでほんの数分しか飛べません。すぐに産卵床そばの電線に帰って来て休憩して、お母さんからエサをもらいます。そしてすぐに飛行訓練。

 一般的にツバメの子育てって、卵を産んでからヒナになって産卵床から飛び立つまでだと思われてますが、それには異論を唱えたい、巣立ったツバメのヒナってまだほんの幼児なんです。エサをくれるお母さんと飛行訓練中にはぐれたら、自分ではエサを獲れないので餓死してしまうか、子育て中のカラスのヒナのエサになってしまいます。

 そう云えば「明日は咲こう花咲こう」と云う日活映画がありました。第18回東京オリンピックの翌年の1965年に公開された吉永小百合さんと三田明さんの映画です。歌の歌詞を若干憶えているので多分藪さんはこの映画を見ているはずですが、内容はほとんど憶えてません。

 昭和30年代の裕ちゃん、旭、トニーと云う、日活の無国籍映画の時代が終わって、吉永小百合さんや浜田光夫さんが、地方からの集団就職世代の物語を描いたものに代わりました。

 それはさておき、本当のツバメの子育ては巣立ったあとからだと思います。その状況を観察するのは難しく、ツバメのお母さんはどうやってほとんど飛行能力のないヒナを訓練しているのか?

 飛行訓練中にお母さんとはぐれてしまった幼鳥は、自力では捕食できないので餓死してしまうのか?

 そんなことはありません。一般的に云われているツガイで子育てしているとそういうことになりますが、ツバメはその地域でツガイではなく集団的子育てをしているので、お母さんは他のお母さんのはぐれてしまった幼鳥にもエサを与えて育てます。

 撮影データ・・・平成29(2017)年6月5日(月)午前四時前 藪さんローカル

 ツツジ、サツキと来れば、ローカルの歩道で咲いている野草はアジサイ(紫陽花)です。白山通りの中央分離帯でも咲いいてます。

 とは云え、混雑が嫌いなのにお祭り好きな私は、お祭りと云われるとついつい取材に行きたくなっちゃう(^ω^)

 土日は混むのは当たり前だから平日に行かないと。って事で平日の午後に行ったのですが結構混んでました。浴衣をお召しになったお嬢さん方もお出でになっていて、結構雰囲気がありました。

 でもいかんせん天気がドピーカンで、紫陽花向きの天気じゃない。小雨が降って紫陽花の葉に水滴があるってのが紫陽花の情緒です。ビーチボーイズのサーフィンUSAと云う楽曲が似合うような天気は、紫陽花には似合いません。

 今年の白山神社の第41回あじさい祭りは今日15日(日)で終りですが、本当はこれからがゆっくりと空いている白山神社の紫陽花を楽しめる時期なんです(^∇^)

 撮影データ・・・平成29(2017)年6月16日(金)午後 白山神社

 このブログのご常連さんなら、私だけが云っているツバメのヘルパーさんとか、ファーストランとかセカンドランとはどう云う意味なのかはお判りと思います。

 でも一般的な理解では、私が夜も寝ないで昼寝して観察したツバメの生態とは若干異なると思いますので、大まかに私が独自に使っているツバメの子育て用語に付いて述べておきます。

 ヘルパーさんとは、お母さんツバメが子育てをするのを手助けする、地域を巡回している五羽以上のオスのグループの一羽で、メスのツバメ一羽に付き一羽のオスのヘルパーさんが、産卵床作りからヒナの巣立ちまでの約一ヵ月半の期間、メスのツバメのボディーガードとして常にそばにいます。

 ただし、産卵床のそばに天敵のカラスが近付いたりすると、一羽だけではガードできないので地域のヘルパーさん軍団が複数羽集まってきて、カラスの回りを高速で飛びまわって撃退します。ツバメがカラスに体当たりしたり攻撃したりする事はありませんが、実際にツバメの大きなオスが目の前を高速で飛びまわると、観察している私はぶつかるのではないかと恐怖を感じます。

 ツバメはツガイで子育てをしていると一般的には云われていますが、実はそうではなくてそのように見えるだけなんです。確かに子育て中の一ヵ月半は二羽で子育てしているのですが、それは特定のオスではなくて、地域のオスのグループの中の一羽で、ヘルパーさんは他のオスと交替することもあります。

 科学的検査をしたいのであれば、五羽産まれたヒナのDNA検査をしてみる事です。お父さんのDNAは全部違っている筈です。ツバメのメスは毎日、オスのグループの中の一羽と交尾して一個の卵を産みます。五羽の兄弟のお父さんはみんな違う場合もあるでしょう。

 ファーストランとかセカンドランと云うのはアラスカのキングサーモンの産卵行動の用語です。キングサーモンは産卵の為に一斉にアラスカの川に遡上する訳ではありません。川が混雑するので時期をずらすんです。最初に遡上するのがファーストランで、二回目に遡上するのがセカンドランです。

 私以外には言及していないと思いますが、一斉に全部のツバメが日本に子育ての為に飛んでくるんじゃなくて、三月末から四月の初め頃に飛んでくるのがファーストラン。五月の終り頃に飛んでくるのがセカンドランのツバメだと思います。

 何故一斉に飛んできて子育てをしないのかって? 皆様の周りにツバメが子育てをしている場所がたくさん確認できるのですか? ツバメの産卵床から落ちる土やフンが汚いからと云って、都会からはツバメの産卵床が年々撤去されています。つまり子育てをする場所が都会には少ないんです。観天望気をしている大手町にある気象庁の係員も、ここ数年気象庁の屋上からツバメを見ていないと云ってます。

 ツバメの本当の子育ては、巣立ってからの一ヶ月半にあります。自力でエサを捕り長距離を飛行できる能力を親ツバメは子ツバメに教え込まなくてはなりません。

 誤解のないように申し上げておきますが、このツバメの子育てパターンはあくまでも都心部に於けるものです。自然環境の豊かな地方では、これとは違う子育てパターンもあるはずです。

 撮影データ・・・平成29(2017)年5月27日(土)昼過ぎ 都内某所戸崎町のツバメのお宿