人生を振り返っていくことで
今だからわかること
さらなる気づき
イヤなことも、隠しておきたいブラックな自分も隠さないで、
波乱万丈な人生をどんな風に乗り越えてきたのか
できるだけ書いて、気づきに変えたい、そう思ってます。
気づきのキーワードは
「思考が先、現実が後」
この思考のしくみをもとにできるだけ見直していきます。
自分の全部をどれだけ書けるのかな。
ドキドキする気持ちもあけるけど
誰かのためにもなるかもしれない、と思いつつ書いていきます。
前回のお話し
☆難産で珍しい生まれかたをしてきたわたし。【私の世界観 第６話】
https://ameblo.jp/cuhaanya-nao/entry-12436196794.html
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第７話
前回、とても珍しい状況で生まれてきたお話しをしました。
書いた後、私の中でモヤモヤが広がっていました。
何かに気づきたがってる感じ。
書いた文章を思い出しながらたどっていくと
母が言っていた言葉を思い出しました。
私は当然産まれてきた時の記憶はないので
お産の様子は物心ついてから姉や周囲の人に聞いた話です。
6才違いの姉は私が知らない記憶をいっぱい持っていて
いつも聞かせてくれます。
小学生のころだったかな、
母にそのお産の様子を聞いたことがあります。
母の命を危なくして産まれてきたのですから
大変な経験をさせてしまったわけで、
子供心になんか胸が詰まるような思いでした。
「お母さん、あの話しは本当？」
「どうしてそんな思いまでして私を生んだの？」
「もういいですって、言えばよかったじゃん」
少しずつやっと言葉にして
どこか不貞腐れた気持ちで聞きました。
ずっと聞きたかったけど
聞いちゃいけないような気がしてたんだよね、きっと。
そしたら母は、
「ほんとに死ぬかと思ったよ。
目の前真っ暗でよくわからなくなっちゃうし」
「でもね、
もういらないって少しも思わなかった。
おなかの中にいる「なおこ（私の名前）」の顔が見たくて
それしか考えてなかった」
そう言ってました。
この話し、今まで忘れてました。
ずっと母に愛されてない人生をやってきたので
この記憶なかったことにしていたんです。
昨日の記事を書いていて、気付きたかったモヤモヤはこれでした。
母は、わたしを生むことしか考えてなかった。
わたしと生きることしか考えてなかったんです。
幼い私の心は叱られたり、ヒステリックに怒鳴られたりしたことで
母は私を嫌いなんだ。
お産であんな目にあったから嫌いなんだってそう決めつけていました。
母の愛を無かったことにしていました。
無かったことにすれば母の愛のない
不幸な悲劇のヒロインでいられて、
いつか本当の母がやってきて私を救い出してくれる、
そんな妄想癖のある子どもでした。
どんだけひねくれた子供だったのでしょう。
これじゃ叱られるわけですよ、ホントに。
私は母に十分愛されていたんです。
何年か前に自分の誕生日にある気づきがありました。
≪誕生日ってお母さんの人生の中に私を迎え入れてくれた日なんだ。
私を丸ごと受け入れてくれた日だったんだ、それって愛だわ！≫
もちろんお父さんもそうですよね。
運転中にふっとやってきた気づきでした。
その瞬間、涙があふれて運転ができなくなったっけ。
あれと同じくらいに、いいえそれ以上に
母の愛をやっと受け取れました。
お母さん、今ごろでごめんなさい。
親の愛が気づかない私でごめんなさい。
そして、そして
お父さん
お母さん
大好き。
昨日のモヤモヤがやっとすっきりしました
今日も読んでくれてありがとうございます
明日も書きます。
人見知りでわがまま、思い通りにしたかった幼少期 【私の世界観 第8話】
https://ameblo.jp/cuhaanya-nao/entry-12436644969.html