捜索5日目@きゅきゅとの遭遇二日目 9/19 | WANTED!きゅきゅ!~うちの猫探してます~

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9/15日早朝、目を覚ますときゅきゅの姿が見えません…。
完全室内飼いでした。
3週間後、無事保護することができました!

この日も昨日見かけたマンション、駐車場付近を重点的に捜索することに。
一度会えたのだからまだこの近くにいるはず。
そして今日こそは必ず保護する!という意気込みで捜索に臨みました。

昨日は突然のことで多少あわててしまい、
思わず近寄ってしまったのがまずかったようです。

きゅきゅの方も、転落して、びっくりし、どこにいるかわからず、怖い思いでいたはず。
一目で私たちだということを分かれという方が難しいですよね…

うれしさでとびかかりたい気持ちを抑えること。
やさしく呼びかける。
しゃがんで一歩下がる。
餌を手前においてあげて、猫から近寄ってくるまで我慢して待つ。


これが重要だそうです。
頭の中で出会った時のシュミレーションを捜索中ずっとしてましたが、
いつ会えるか、突然でびっくりしないか、とか
私の方が変に緊張してしまい、心臓がずっとドキドキしっぱなしでした。

何度か呼びかけながら周回し、
昨日見つけた駐車場付近に差し掛かると、先行していた家人が手で私を制止しました。
またもや駐車場をふらーっと横断しようとしていたことろを発見。

こちらに気づき、駐輪所まで逃げましたが、そこは袋小路のようになっており、
奥まできゅきゅが入ったことを見届け、
そっと駐輪所へ向かいました。

バイクの隙間にうまく隠れてしまうので、
姿が確認できないまま、少し離れたところで名前を呼び続けました。
すると、こっそりこちらをうかがう影が。
追いかけたい気持ちを抑え、
シミュレーション通りに、
一歩下がって餌を置き、しゃがんで名前を呼ぶと、
小さくかすれた声で、
「ァ…ニャァ…」
と返事を返してくれました。

ちょっと高めで、短く鳴く声。
5日ぶりに聞くきゅきゅの声でした。

そっとこちらをうかがいつつ、バイクの物陰からゆっくり近づくきゅきゅ。
一瞬餌のにおいを確認しましたが、
そのまま食べず、私の手の方へ。
ほんの指先を一瞬嗅いだあと、すぐに違う方向へ逃げようとします。
ここでが追いかけて無理やりにでも捕まえてしまおうかとも思いましたが、
怖がらせて遠くまで逃げてしまっては元も子もないと思い、
きゅきゅの後姿を見ながら、何度も何度も呼びましたが、
出口の方へいってしまいました。
最後に、こちらをチラっと振り返りましたが、そのまま草陰に行ってしまいました。

姿が見えなくなってすぐに向かった方へいき、
呼びながら探しましたが、もう返事を返してくれることはありませんでした。
この後、2時間ほど周囲を捜索しましたが再度会うことはなく、
捜索時間が過ぎていきました。


やっと姿を見れた。
一度は返事をしてくれた。
一度は手を嗅いでくれた。

でも、腕の中へ戻ってくれるところまではいかなかった。
会えたことのうれしさと、保護することができなかった悔しさがまぜこぜの気持ちでしたが、
2日連続で会えたことに浮かれていたのだと思います。
また次の捜索では必ず保護できる!もう少しだ!
今日は返事をしてくれた。姿を見れただけでもよかった…
そう思ってこの日の捜索を終えました。


今思うと、安易に考えすぎていたのかもしれません。
あの時、多少無理やりにでも捕まえておけばよかったのか。
どうすれば一番よかったのか。
今も何が正解かはわかりません。
でもあの時保護することができなかった自分たちへの苛立ちはやっぱり残っています…。