Recalling some songs... | Have a cup of tea

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主に英国に関する出来事を記録しています

このところ、海外ミュージシャンのソーシャルメディア投稿の動画や画像に日本のアイドルやミュージシャンが写り込んでいるのを発見し、そういえば、、と、所有する昔のレコードを引っ張り出してきたり、Spotifyで曲を検索したりして、懐かしく聴いている。

 

その一つは、今年2月に来日したKula Shakerの動画。来日公演時にも新曲だよ、と初披露してくれた、次作アルバムに収録されるというWavesのミュージックビデオに、何やらピンクレディとおニャン子クラブの昔のTV映像のカットが挿入されていたのだ。

 

 

子供の頃、まさにピンクレディー世代だった自分は、映像の衣装を目にしただけで、どの曲かすぐに思い出し(モンスターとサウスポーだった)、実家から回収済みだったサウスポーのシングルレコードを数十年ぶりにかけてしまった。レコードは音質も良く、曲が鳴ると、当時覚えた振付で身体が自然に動いてしまうが、テンポが速く、細かい振付、かなりの運動量であることを実感。今では全くその振りについて行けないことがわかった。ピンクレディーの二人、本当に凄かったんだな~と改めて感心してしまった。そして我ながら、子供の動きの柔軟さや機敏さ、エネルギーにも(!)。

 

二つ目は、元Oasisのギャラガー兄弟の弟、リアム・ギャラガーが投稿した写真で、94年頃の初来日時に撮影したもの。リアムの背景の壁に貼られているのが、渡辺美里さんのアルバムの広告写真だった。渡辺美里さんは80年代末~に何枚かのアルバムやベスト曲集をダビングしたテープでよく聴いていたが、やはり最近まで数十年聴いていなかった。美里さんと言えば・・・と、真っ先に思い出した曲はサマータイムブルース。いま夏だからかもしれないが、そこからまたいろいろと他にも、主にヒットしていた美里さんの曲を思い出し、懐かしさがこみ上げた。タイトルを見ただけでは思い出せない曲も、Believeという曲を聴いたら💡、ドラマの主題歌だったので、そのドラマも思い出す始末。懐かしい・・。

 

 

昔のことを思い出すきっかけをもたらすソーシャルメディアの影響とは大きいものだ。全く忘れていたり、しばらく聴いていなかった昔の歌を、これまたネットの動画や音楽配信サービスを介して聴くことができる時代が来ることを(ピンクレディーは手持ちのレコードだったが)、これらの曲を聴いていた70年代、80年代には想像すらしなかった。

 


子供の頃や若いときに聴いていたこれらの歌は、なんだか元気いっぱいで、エネルギーに満ち溢れているように感じる(時代もそれなりにエネルギッシュだった・・)。しかし、この二組の歌手とアーティストを、ブリットポップ・ロックのミュージシャンのSNS投稿から思い出すというのも、嬉しいような、戸惑うような・・。