A Midsummer Night's Dream at Globe Theatre | Have a cup of tea

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ブログ友達のNerolirose さんに譲っていただいたチケットで、シェイクスピア劇 "A Midsummer Night's Dream"(夏の夜の夢)をGlobe Theatreで観てきた。Neroliroseさん、ありがとう!


Globe Theatreは以前、冬の時期に館内ツアーに参加して入ったことはあるが、実際に観劇をするのは初めてである。



Globe Theatre外観



Yard standingというアリーナの立ち見で演劇を観るのは初体験であったが、寄りかかれる後方の場所を確保できた。が、しかし、目の前にドイツ人らしき長身で体格のよいのおじさんが2人も立ってしまい、「この人たち、後ろにいる私たちのこと無視だよ・・」と一緒に行った友人とぼやく。一部視界が妨げられたが、会場はそれほど広くないので、それでも十分、舞台は望める場所だった。


"A Midsummer Night's Dream"は観る機会が多く、これまで4回ほど、いずれも英国の劇団が演じるものを観たことがあるが、今回のGlobe Theatreでの印象は、まず会場の雰囲気がとてもカジュアルで、夏休みで家族連れの少年少女たちも多く、さすが、誰もが気軽に楽しめる英国の演劇という感じであった。

そして、アリーナにせり出した舞台と両脇に観衆の中に入るように伸びた花道により、演じる人たちと観客との距離がとても近く感じられた。


Globe Theatre


この劇で個人的に楽しみにしているのは職人たちのドタバタ喜劇なのだが、今回も非常にコミカルで観客も大受けであった。職人たちが演じるピラマスとシスビーの劇の壁役の人は、地味にみえて、いつも意外に笑いをとる役どころだ。また、妖精パックは、ちょっとお腹の出たおじさんという風情の人が演じており、初めて"A Midsummer Night's Dream"を観た友人は、なんでも、劇を見る前のパックのイメージは少年を思い描いていたそうで、とても意外だと言っていた。妖精といっても、その演出ごとに、さまざまな風貌になるのが面白い。


休憩時間を入れて約3時間の劇で、ずっと立ちっぱなしだったので最後のほうはさすがに疲れたが、Yard Standingは5ポンドという破格の値段で本場のシェイクスピア劇の、それも実際にシェイクスピアがいた時代の演劇に近い形式で観劇できるので、立っているのが苦でない人や、体力のある方にはとてもお勧めである。

2時間くらいの短い劇なら、私もまたYard Standingで観てもいいなと思ったのだ。