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all is full of beautiful love

beautiful days, beautiful life

お鍋が壊れてしまいそうだ
まだ5年の付き合いだけどそろそろお別れしなくてはいけない

次に手にするものは長く長くそばにおけるものがいい
そう思っているけれど

手軽に お安く 使いやすく
を重視したものが溢れてる

最後の時にありがとうと言って手放したあと
それがどこにかえって行くのかが気になって仕方ない

鉄がいいのかな
やっぱり土でできてるものかな

きっと扱うのは溢れたもの達よりすこし大変なんだろう

手放したものは灰になっていくのかな
灰になったものはどこかへかえることができるんだろうかな

何気無く手にしたたくさんの便利な形は
そのあとどうなるんだろう

地球は大きな底知れない生命の力で
ひとが不要と名付けたものを
さりげなく ものともせず
いつの日か飲み込んでしまうのだろう
その日を私が見ることはないだろう

壊れてしまったお鍋や
これからいつか私が畏れ多くも不要と名付けるだろうもの達

申し訳など無いけれど
できるだけ大切にします
きっとまだまだ上手く出来ないけれど
幸せなものを選びます
私にとって 未来にとって

雲が流れて広がった
雨は行き過ぎちりばめた
星が揺らいで重なった
君は過ぎ去りすり抜けた
あれからずっと見えない重しが
体覆う淀みとなった

それぞれの日を思えば
疑うことなどなかった
あたためた兆しがふっと現れ
去っては訪れ繰り返し問いかけた

手を伸ばせば消えていく
待ち続ける事もなく
それぞれに夜がまたここに満ちてゆく
目を開けたら知るだろう
届く術のあることを
それぞれの胸にある景色を分かち合う



夜が明るくて
つがいの鳥の影が雲を渡って行く

たゆたう言葉は折り重なって
ほんの少しすれ違った心と心を
引き合わせてゆく

午前二時
あの人の傷付いた横顔を思い出してはなぞるように
どうして向き合うと言葉は素直になれないんだろう
どうしたらもう一度見られるんだろう

明るい雲の向こうには
息をのむ程の美しい月がある

ちゃんと知ってる
そこに変わらず在ることを

切れ間を待つだけでなくて
そのままを信じていられるように

ちゃんとそこにある
もうそんなに長くない

手を伸ばせば届くところに
いつでもどこにでも行けるよう
持つものを減らしたいと思ってる

同時に手放したくないとも思ってしまう


なんで必要なのかよく考えて

便利だからと持つものは
いつでも手放せると心に決めて



カバンひとつ 楽器ひとつでいつでもどこにでも行けたら素敵


もう私には必要なくなったものは
ありがとうとお別れの言葉を

大切な人たちからいただいたものは
きっと手放せないけど



そうやって愛するものをそばにおいて
本当に大切なものをそばにおいて
暮らせたら

そんな風に暮らせたら




声を重ねる
ひとつの音に違う音を重ねるのってすごい

音が広がってふわりと包まれる

まだまだ上手くできないけど
新しいワクワクはひろがります




そして砂糖断ちでもうすぐ一ヶ月
みんなと食べるご飯は緩めているけれど、調子いいです。
身体が軽くなる感じ。
私に今必要な不要なんだと思います。

でも悩むこともしばしば。
一般的には(一般、という表現が正しいかはまた疑問ですが)、よくわからない思考と受け止められてしまうようで歩み寄りの難しさとか大切さも考えたいところ

もっとシンプルに分かり合えたらと思うところ

頑なにならずにフラットに
そうしたら世界はもっと自由さを感じられて広がる

海や山のように あるままでいられたらなと思います