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all is full of beautiful love

beautiful days, beautiful life

ゆきかえりだけの毎日

つまらなくて涙が出そう


月明かりがつま先を照らした
あぁなんだ わたしが見てなかっただけだ

手に届くところ
いくらでもある


考えなくてもいいこと
それも幸せ もの足りなくても
意識から追い出してしまったら


オーケィ
ほんとに
ほんとにそうなの


心が壊れるくらいに
虜になって燃えてしまいたい
恐くて近づけない
でも今日も生きているから
明日を夢見て
指先でそっと触れる

それは ただ 小さな空想

砂に描く物語のように
曖昧模糊で辻褄も合わない
素敵な思い そのかけら


儚く短い毎日が
鮮やかに花開いている
心にはいくつもの世界が
鮮やかに花開いている


いろんなことはここから始まる
いろんな夢はここから始まる


きみが ふと 話した空想
それは ただ 明日への希望

壁際にそって静かに並ぶ街並みみたいに

繰り返す毎日 ただ歩く毎日
心に空いた空洞に優しく吹いた風
あの手紙だけ捨てられないまま
今もてのひらを熱くさせる


季節は三度巡って


思い出したならゆっくり解く贈り物みたいに
繰り返す言霊 ただなぞる唇
もう待つのはやめることにしたんだ
青空の色を瞼に描くことができたら
僕は僕の滑走路になれる


羽ばたけるよ


君の住む街に
僕だけのランドマーク
それはどこにいても
見つけられるサンクチュアリ
君の住む街に
僕だけのランドマーク
それは風の孕む
永遠のようなサンクチュアリ



あの海が泣いている
たくさんの愛する人たち
簡単に蓋をしないで

あの波が泣いている
たくさんの愛する人たち
失うのは一瞬で

取り戻すのには時間がかかるってこと
本当はわかっているんでしょう
なぜ

彼の地で生きる人の声が
願うことが聞こえないの

あの海が歌っている
たくさんの愛する人たち
それは人間のものではないの
あの海が歌っている
たくさんの愛する人たち
美しい日々は儚いの
美しい日々は儚いの


僕らを運ぶ午前零時のメトロ
行き交う人の影がこぼれた
何処へ行くのかと
行き先を尋ねるように
窓に写ったテールランプが光った

引き返すことのない時が
長く尾を引いていた

明日へ向かう夜に
影を映して滲んだ
僕らは帰らない旅人

ありふれた夜に
形をなくして滲んだ
僕らは明日を知る旅人

レイルは朝を指している