壁際にそって静かに並ぶ街並みみたいに
繰り返す毎日 ただ歩く毎日
心に空いた空洞に優しく吹いた風
あの手紙だけ捨てられないまま
今もてのひらを熱くさせる
季節は三度巡って
思い出したならゆっくり解く贈り物みたいに
繰り返す言霊 ただなぞる唇
もう待つのはやめることにしたんだ
青空の色を瞼に描くことができたら
僕は僕の滑走路になれる
羽ばたけるよ
君の住む街に
僕だけのランドマーク
それはどこにいても
見つけられるサンクチュアリ
君の住む街に
僕だけのランドマーク
それは風の孕む
永遠のようなサンクチュアリ