苦瓜のように皆忘れてはいないだろうかあの苦い記憶と追いやられた場所を選べない始まりを責め立てる心無い彼等に哀しみは絶える事無く常に胸を捉え続ける皆忘れてはいないだろうか今も変わらず有る私達の繋がりと魂を変わらない其々を只憂うのが最良か哀しみは決して終わる事無く命の側に寄り添う誰も彼もが長い日の中抱え難き苦しみを連れただこの時は全ての悲哀を音に合わせて悲しみよせめて歌を強くして苦しみよせめて歌を優しくしてそして歌よその心を癒してその心を癒して
道筋朝日のもとに目覚めて昼は笑い働き夜は愛する人達と語り合い歌い明日の来ることを祈りながら眠る。簡単な事が思い出せないな。必要な物を真剣に考えて大切な物を慎重に選んで沢山でなくていいのだから。子供達が幸せになれる未来に向かえるかな。私達は我慢するのでも、捨てるのでも無く、生きる未来を選ぶの。後戻りの出来ない今に無数の道筋を描いて、さぁ行きましょう。http://chikyuza.net/n/archives/9063
些細な事だけど笑顔でいると、心が柔らかになっていく。心がささくれ立つ時はほんの少しだけ堪えて少しだけ口元を緩めてみよう。そんなに悪い事も悪い人も居ないし、哀しみも苦しみも怒りも心の在り方次第でどんな風にもなれるから。笑え、あなた。笑え、わたし。
ひとつひとつ春のはじまりにゆっくりと姿を見せる木の芽や、風の吹いた時に出来る砂の渦や、歌い出す瞬間の彼女の照れた笑顔や、蝋燭の灯りがゆらゆらと揺れる向こう側に見える硝子戸や、真っ暗なビル街や、砂浜の海鳥の足跡が秩序正しくならんでいる様や、グラスをゆっくりと満たしていく水の影や、そんなひとつひとつに名前を付けて、そんなひとつひとつのことを大切に表現したい。
そのひとつひとつが人はその人が歌うように生き、その人が語るように選び、その人が観るものに近付き、その人が聴くことに影響を受け、世界は取り巻く小さな一つ一つに込められていて、其れらはあなたが常に取捨選択してきたものだ。私は望んだように生きられるだろうか。彼らは望んだように生きられるだろうか。大きな転換など中々起きないし、ならば小さな世界の一つ一つに美しさを見いだせるような生き方を選ぼう。全てが、と語るよりはその一つ一つが、と語る人でありたい。在り来たりな言葉で小さく美しい世界を決めつけてしまいたく無い。この世界は私が愛してきたもので溢れていると胸を張って言いたい。言葉に宿った魂が私自身で有るように。歌ったように、生きている。見るもの一つ一つに美しい世界を見つけにいく。