クリスマスイブの準備 | アラフィフからのパリ生活 

アラフィフからのパリ生活 

何かのご縁で現在はパリ在住。フランス での日々のこと、感じたことを綴っていきたいと思います。

ポンピドゥセンターの前の広場にも、大きなクリスマスツリー。

秋ぐらいからある建物の大きな文字" Qu'y a t-il entre nous?" は、「私たちの間に何があるの?」という意味。

 

 

 

いよいよクリスマス。

 

去年はムスメもいたので、友人カップル2組と一緒に我が家でクリスマス・ディナーをしました。

今年は留学中のムスメは、長めの冬休みを利用して日本の私の家族のところへ。

約2年ぶりの日本なので、彼女はもちろん、迎えてくれる私の妹家族や両親たちも喜んでくれています。

 

私は...というと、ありがたいことに地方に住む友人たちや、未だにとても親しくしている元夫の叔母からもお誘い頂いていたけれど、ねこがいて何日も家を空けられないこともあり、パリで過ごすことにしました。

みんな、私が一人でクリスマスを過ごすんじゃないか...と心配してくれて、声をかけてくれたわけで、本当にほんとうにありがたい気持ちでいっぱいです。

 

ねこの世話以外にも、お誘いをお断りした理由があります。

フランスでは新たにコロナウイルス感染が拡大している状況もあり、特に高齢の叔母のところに行って万が一感染させてしまったら...と思うと、今回はお断りした方がいいと判断したわけです。

 

クリスマスは、フランス人にとっては家族と集まる、いわば日本人にとってのお正月のようなもの。

だからみんな万全を期して、PCR検査を受けてから里帰りしたり、集まるようにしようと考えて、PCR検査ができる薬局の前では長蛇の列ができています。

 

 

 

 

 

というわけで、パリに残る私はどうクリスマスを過ごすかというと...

 

これまたありがたいことに、同じアパートに住む仲良くしているお友達と一緒に24日にディナーをすることなりました。

フランス人のカップルとその二人のティーンエイジャーの子どもたち、そしてイギリス人と台湾人のカップルとは、よく集まって食事をしたりしています。

フランス人カップルのお宅がとても広く、「家でやろう!」と声をかけて下さったので、みんなで分担を決めて食事を作って集まることにしています。

実は分担を決めるため...という口実で、先日それぞれが夕食を済ませた後、我が家でお茶を飲みながらミーティングもしたんですよ〜(笑)。

 

 

オペラ座の建物の後ろ側にも、クリスマスツリー。

 

 

 

フランスのクリスマスの典型的なメニューは、だいたい決まっています。

生牡蠣や帆立貝など、フォアグラ、「シャポン」と呼ばれる去勢鶏や「パンタード」と呼ばれるホロホロ鳥、もしくは七面鳥の丸焼きがメイン、そしてチーズ。

デザートのケーキはブッシュ・ド・ノエル。

イギリス人と台湾人夫婦がメインの丸焼きを用意してくれるということで、私はアペリティフ(食前酒)の時につまむものなどを担当。

フランス人夫妻は、サラダと付け合わせの野菜など。

またもう一人、イタリア料理のシェフをしている友人が来ることになっていて、彼女が何品か作ってくれるとのこと。

ケーキは既に友人が、日本人のショコラティエが作っているケーキをオーダーしておいてくれているのでバッチリです。

 

私も明日作るものの材料を買い出しに出かけ、持っていくシャンパンも冷蔵庫にスタンバイ。

全てのお料理を一人で作らなくていいので、我が家に招待するディナーよりは気が楽です。

ただみんな食べることが大好きな人たちばかりなので、毎回新しいもの、特に和風やアジアっぽいテイストを入れたものを作るのに、密かなプレッシャーを感じてます(笑)。

 

 

それにしても、結構な食べ物の量になりそうなので、明日はお昼ごはんを食べずにいた方がいいかも...?!

 

どうぞ皆さまも、楽しいクリスマスイブとクリスマスをお過ごしください♫

 

 

 

オペラ座の後ろ側のエリアに、ギャラリーラファイエットやプランタンという大きなデパートがあります。