おいしい食パン | アラフィフからのパリ生活 

アラフィフからのパリ生活 

何かのご縁で現在はパリ在住。フランス での日々のこと、感じたことを綴っていきたいと思います。

昨日くらいからぐっと冷えこんでいるパリ。

 

今朝の気温はマイナス2℃からスタートし、ほぼ日中も2〜3℃止まりでした。

湿度も90%近くあるから、東京の青空が広がるカラッとした冬の寒さとは違い、グレーの空の心底冷えるパリの冬です。

 

さて、私はまず朝ごはんをしっかり食べないと、お腹がすきすぎて昼までもたないので、朝ごはんは欠かしません。

だいたいがパンとリンゴなどのフルーツ、そしてミルクティー。

 

そんな私の最近のマイブームの朝ごはんは、パリ在住の日本人なら誰でも知っている"Carré (カレ)"というお店の食パンです。

 

 

 

 

お店ではこうしてスライスしてくれます。

私はいつも厚めに切ってあるものをお願いしています。

バターがたっぷりしみて、もう最高なのです!

 

 

 

実は、お寿司はもちろんのこと、ラーメン、うどん、もち(大福のようなお菓子)などの他に、日本風のパンも密かなブームのパリ。

オペラ座近辺にもよく知られたパン屋さんがあり、そういうお店でも日本風の食パンが売られているんです。

 

前から日本風の食パンについては耳にしていたけれど、値段を聞いて正直躊躇してました!

 

半斤の食パン(日本のスーパーなどで6枚切りなどで売られているサイズ)が、4ユーロ、約520円します。

バゲット1本の値段が1ユーロ前後なので、それと比べるととっても高く感じてしまいます。

また、日本で買える値段と比較してしまったりすると、「わざわざこの食パンを買わなくても、美味しいパンはたくさんあるしなぁ〜」なんて思ったりして、最近まで変な意地もあって買わずにいました(苦笑)。

 

それが、一度買ってみたらやみつきに!

ふわふわで、もっちりした食パンをトーストにして頂くと、口に広がるシアワセ〜。

日本でも知られているエシレのバターを、たっぷり塗って頂くのが大好きです。

ちなみにエシレのバターは、日本に比べればもちろん安いわけで、贅沢にもナイフで大きくカットしたバターをトーストに乗せれるのは、ありがたいことです。

 

 

 

マスクをしたサンタクロース。

ひげのおかげで、マスクをつけていてもあまり分からないかも...!

 

 

 

フランスのバゲットとは対極にあるような、ふわふわした食パンは、最近ではちょっとこだわりのあるフランス人のパン屋さんでもみられるようになりました。

ただ何度か買ってみたけれど、残念ながらやっぱり全然違うのです。

有名なパン屋さんのものでも、全体の焼き上がりが固めでパサパサした感じ。

それでいて、"Carré (カレ)"の食パンとあまり変わらない値段で売られているのです。

 

この食パンの前の私のブームは、日本にも店舗がある”Paul(ポール)"のレーズンのパンでした。

ちょっとブリオッシュ風の生地にたくさんのレーズンが入っていて、大きな塊で売られているのですが、これを食べる時にスライスしてトーストにして食べるのが大好きでした。

 

どちらの店も、我が家の徒歩圏内にはないので、近くまで出掛けた時にしか買えないのがつらいところですが、「朝ごはんに美味しいパンがある!」というだけで、朝から気分がアップするのですからせっせと補充するのも苦になりません(笑)。

 

いよいよクリスマスも間近に迫ってきました。

フランスではこの時期、家族と過ごすために多くの人が移動するので、オミクロン株の感染拡大で戦々恐々とた状態ですが、予防対策を万全にしてできるだけ楽しみたいというのが今年のクリスマスです。

 

 

クリスマス・マーケットの様子。

ホット・ワイン、工芸品などが売られています。