ハバナのカサ・デ・ラ・ムーシカ(ガリアーノ)、
フロアーのタイルにボコッと穴があいていたり
ガタガタの段差があったり
以前にも増して老朽化が目立っていた。
音響設備に関しても、先進国のライブハウスに比べたら
かなりお粗末。
スピーカーの音なんて割れちゃってることも多い。
お世辞にも「いい音で聴けるハコ」とはいえない。
それでも、あそこは特別。
あの場所でのライブが凄いのは
ステージに上がるミュージシャンの実力と
集まるオーディエンスのパワー。
それが桁違いだから。
プピのライブも凄かった!
「プピ・イ・ロス・ケ・ ソン・ソン」
Pupy y Los Que Son Son
見栄えがするメンバーを揃えているわけでもないし
派手なパフォーマンスも特になし。
ビジュアル的には地味目。
オーディエンスへの媚びは一切なし。
純粋に音楽の力だけで、グルグリ踊らせるバンド。
(それはバンバンも同じ!)
さすがの安定感と重量感で
カラダの奥までズンズン音が入ってくる!
これを楽しむために
キューバに来たんだなあ、と
しみじみ実感した夜だった。
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入り口に掲げられた一週間のスケジュール。
十年近く前とまったく同じ、
相変わらずのアナログ具合に、思わずニンマリ。
![photo:01](https://stat.ameba.jp/user_images/20140921/02/cuba2005/3a/56/j/o0457045713073124161.jpg?caw=800)
カサ・デ・ラ・ムーシカ(ガリアーノ)にて。