Buffalo : 6th Anniversary Party | 在英邦人、でも心はキューバ

在英邦人、でも心はキューバ

期間限定、シャンハイ在住。
英国&ニッポン共に年2回ペースで里帰り中。

昨日は久しぶりにロンドンの「キューバン・サルサ」の要、

バッファロー 「Buffalo」 で踊ってきた。

私は隔月一回くらいのペースでしか行けないけど

「キューバン」が踊りたい人は毎週月曜日の夜はここに集結。


ここでかかる音楽はキューバン一筋、

踊りもひたすらキューバン。


サルサ・カリベ Salsa Caribe というグループが

Afro-Cuban Lounge @ The Buffalo Bar として

ここで「キューバン・サルサ」の伝道を始めて、6周年。

昨日はそのパーティーだった。


とはいえ、派手なショーやパフォーマンスがあるわけでなく

小さな空間はいつもと変わらず。


7時半から9時まで(必ずもっとずれ込む)のレッスンと

その後のクラブ・タイムが午前2時まで。

昨日はレッスンが終わってからバッフェ・スタイルで

おつまみ程度のパーティー・フードが用意されていた。


ここは場所的に私の住んでいるエリアからは遠くて

残念ながら昨夜も’美味しいところ’(盛り上がり)を逃して

11時頃にはクラブを後にしたのだけど

それが分かっていながらわざわざ出掛けた理由がある。


Free Cuban Salsa compilation CD for 1st 100 through the door


7時半のオープンから先着100名限定で

ここのDJが編集したコンピレーションCDのプレゼント。

去年の5周年の時も、クリスマスの時も同企画だったけど

キューバン・サルサの定番といえる曲から

最新アルバムにも収録されていないキューバ直送の旬な曲まで

彼の選曲は毎回かなり私のツボ。


あくまでもキューバン・ミュージックの紹介、

普及のお手伝い、素晴らしさのお裾分け、という立場で

これを売って、それで儲けようとしていないところも共感。

(著作権の問題もあると思うけど、それをクリアーにした上で

彼が編纂したCDは別に正規ルートで販売もされている。)


無事入手したCDは、今も気分良く聴いていることろ。


そのために7時半にクラブに行ったから

昨日は久しぶりにレッスンも受けてみた。


途中5分ほどの休憩を挟んで、45分ずつ。

正味でたっぷり1時間半のレッスンは充実感がある。

あまり技巧的なことは詰め込まず、

足の位置や腕の角度や体重移動のコツなど

一見シンプルにみえて実はそれが難しい、という

勘所を突いてくる。


ステージで披露するタイプの踊りが好きな人には

物足らないかもしれないけれど

いつかキューバでキューバ人と踊ってみたい人、

実際に現地に行って踊ったことのある人には、

ここのレッスンの価値がわかるはず。


ビギナーと中・上級の2グループに分かれていて

最初に

「サルサの経験者でもキューバンを踊ったことがない人は

ビギナーのクラスへ」とアナウンス。


「ディーレ・ケ・ノ  Dile que no

エンチューフラ Enchufla

サーカラ Sacala

ときいて何だかわからない人はビギナーのクラスから」、と誘導。


そうそう、基本が大事。 技、はそれから。

末端の振り付けを覚えても基本がズレてたら台無し。

その辺がキッチリしているのも信頼がおける。


いろんな「サルサ」をオーガナイズするグループの

一カテゴリーとしての「キューバン」ではなくて、

(最近は「ルエダ」のブームで特に多い)

踊りも音楽も「キューバン」一本でやっている

ちょっと別格、職人気質の 「Buffalo」 のメンバー。


6周年おめでとう。

7周年目もよろしくね。


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今回のCDにセレクトされていたアーティスト。

このDJの好みはそのままクラブでの選曲にもリンクしている。

( AFRO-CUBAN LOUNGE : 6th Anniversary CD )


Los Van Van / Bamboleo / Maravilla de Florida / Los Ases de la Timba /

Issac Delgado / Maikel Blanco / Manolito y Su Trabuco /

Charanga Forever / Pupy y los que son son / Cubanismo /

Calle Real / Sur Caribe


バンバンと Pupy、Manolito は毎回必ず入っている。

イサック や パウリート や アダルベルト も常連。

今回はじめて チャランガ 「Habanera」 がなくて、

代わりに 「Forever」 の方。 なかなか興味深い。


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関連記事:「ロンドンのサルサ : Buffalo」

http://ameblo.jp/cuba2005/entry-10028065934.html