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シナリオライターのおちゃ「目」な日記

シナリオライターは常に人の行動に目を配るべし!思わぬキャラクターに出くわすよ!感動したら首を振るペコちゃんK妖怪。必要ないのにセリフを関西弁に変えてる、大阪すっきやねん妖怪。勝手な演技をする割に決まったセリフが覚えられない礼儀作法教官妖怪。

カリスマ的リーダーで建国の父アンサー将軍の娘スイートは、

母親の病気看病のため、祖国に戻ったことにより、

軍事政権に抵抗する、民主化運動家たちに担ぎ出されます。

この国の大きな変化を取材しようとルビー国に乗り込んだ

日本人ジャーナリストがいます。

その人が、ボイスレッスン教室でレクチャーをした小早川先生の父親

という設定です。役作りでメガネをかけていますが、

このメガネは僕の父親が実際にかけていたものです。

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舞台はこの国の大きな命運をかけた、

黄金の仏塔広場での世紀の大演説のシーンへと移ります。

規律を守ること、団結すること、公正な選挙を望むこと、

これらの意思をスイートは歌い上げます。


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                           つづく

第二次堺大戦当時のビルマ(現ミャンマー)は

日本軍の諜報機関がアウンサン将軍たちを支援し

イギリス植民地政府からの独立開放を果たしました。

アウンサンスーチーは、自分が2歳の時に暗殺された、

祖国建国のカリスマ的リーダーである、

父親のアウンサン将軍のことを学びたくて、

1985年から1986年に日本に滞在していました。

京都を拠点にして、多くの日本人に会ったようです。

この時点では、それに関わった元日本軍人や軍属の方が、

まだたくさんご存命でした。

父親のことを教えてくださる、この方たちの立ち居振る舞いや語りに、

彼女は憧れていた日本人の姿を見たようでした。


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しかし、この85年から86年の日本はバブルの前兆が出始めた時、

そして学校崩壊が起こった時でもあります。

この滞在期間中に、大阪の高校での講演で小さな事件が起こります。

彼女がお話をしようとしても、生徒たちは無視してしゃべり続けるという、

学園ドラマで観るような状態だったようです。

ミャンマーの人たちは長幼の序という概念がしっかりしていて、

先生や年長者の話を聞かない態度というのは、ありえないことです。


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年配の方の毅然とした態度と、高校生の不遜な態度の対比が

西洋文明に毒されるアジアの将来像を垣間見たと思います。

ここのところを表現したくて、アウンサンスーチーをモデルにしたスイートに

「今の日本は、経済が優先で、大人が礼儀や自然を尊ぶ心を教えていない。

日本人の良さを、若い人にも受け継いでいってほしい。」

と語ってもらいました。

この時点では、まだ祖国の民主化運動という政治活動をする予定ではありませんでしたが

お母さんの病気で国に戻ったことから、時代のうねりが

彼女を女性民主化リーダーとして巻き込んでいきます。

いよいよ、舞台は民主化運動に揺れるミャンマーへと移ります。

                         

                               つづく

勝利の雄叫びの前に、兵士たちと♪戦慄のメロディのお話がありました。


誓いの儀式を経て、軍隊に入ることになった若者たち。

ここでは、まだ立ち稽古の流れから、

徐々に扮装もそれらしくなりつつあるというところを演出したくて、

兵士たちには、銃の代わりにギターをかかえて

♪戦慄のメロディーを歌ってもらいました。

この時は舞台に出ていない人も袖に集まって、

みんなで合唱をしました。女性も下のパートを歌っています。

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舞台に出ていても、出番でなくても、みんなでミュージカルを作っている、

そんな一体感を感じたシーンです。


話は戻って、ネーチャーによる、勝利宣言の雄叫びのあと

物語は数十年後の京都に飛びます。

実際に、アウンサンスーチーさんはお父さんの足跡を訪ねて

1985年から86年の約1年弱、京都に滞在しています。

はるのさんの嬉しい提案により
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本物の芸妓さん舞妓さんによる♪祇園小唄の舞を

披露してもらいました。

お昼公演は二人でしたが、夜公演は三人の豪華バージョンです。

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この芸妓さんたちは勿論ミュージカルに出演したことはありません。

女将さんの計らいで、花柳界のタブーに挑戦です。

このミュージカルに出演したあとの彼女たちの鼻歌は

♪逆らう者は撃て撃て撃て

お掃除をしながら、歌っている姿を想像してみてください。


そしてこのあといよいよ大人になったスイートさんの登場です。

                        つづく