シナリオライターのおちゃ「目」な日記

シナリオライターのおちゃ「目」な日記

シナリオライターは常に人の行動に目を配るべし!思わぬキャラクターに出くわすよ!感動したら首を振るペコちゃんK妖怪。必要ないのにセリフを関西弁に変えてる、大阪すっきやねん妖怪。勝手な演技をする割に決まったセリフが覚えられない礼儀作法教官妖怪。

Amebaでブログを始めよう!

スイートたちは、軍政府の厳しい締めつけに危機感を感じて

急遽、党本部に戻ります。

それを見送った、タノミーの現地スタッフの一人は、霊感がありました。

この国は敬虔な仏教徒が多く、精神性の高い人がたくさんいます。

そんな人が、亡骸ををそのまま放置するなんてことは考えられません。

花を摘み、少将に撃たれた大尉に近づきます。

しかし近づいてみると、浮遊しているはずの魂が見えません。

そこで、もしやと思い確かめてみると、

なんとまだ息があったのです。


シナリオライターのおちゃ「目」な日記

「あっ、まだ息がある。」

その言葉を聞いて、大尉に想いを寄せていた少数部族の女が駆け寄ってきます。

彼女は大尉の跡をおってきたのですが、怖くて近づけなかったのでした。

でも、兵隊たちがいない今、まだ息があると聞いて飛び出してきます。


シナリオライターのおちゃ「目」な日記
本当にまだ息があることを確かめ、嬉しさがこみ上げてきます。

大尉は、まだ軍人のときは任務を全うするため自分を捨てました。

でも、今は状況が違います。

もう軍隊を離れたこの男を自分が介抱することで、

夢にまで見た幸せを手に入れることができるかもしれません。

ここまでブログを書いていて、感情がこみ上げて涙が出てきました。

幸せってなんでしょうね。

彼女は、この男を自分が手当してそばに置くことを決意し、

自分に課せられた使命を、そばにいるスイートの関係者に託します。

                            つづく

「このようなことでは、自由で公正な選挙が危ぶまれます。」

スイートは目の前で、軍規違反をした大尉が、撃たれるのを見て、

少将に詰め寄ります。


シナリオライターのおちゃ「目」な日記

「この件は遺憾であります。」

少将は、ここはひとまず穏便にことを収めようとします。

そして、これ以上スイートたちが集会を続けないと判断し、

一旦兵を引き下げます。


危険が去ったことを察知したスタッフたちが駆け寄ります。

スイートの無謀ではあるが勇気ある行動に

スタッフたちは感心します。それに対してスイートは、

「これは勇気ではありません。やるべきことをやるのか、

それとも逃げ出すのか、ただ、それだけのことです。」

きっぱりと言い切ります。理想論を展開しながらも、

民主化運動に取り組む強い意志を、ここでは表現しています。


シナリオライターのおちゃ「目」な日記

この状況を鑑み、軍事政権による締めつけの厳しさを感じた彼女たちは、

党本部が心配になってきたので、すぐに戻ることを決断します。

撃たれた大尉はどうなったのでしょうか?

                           つづく



心優しい大尉は自分の本意ではありませんが、

軍の命令に従って、スイートたちの集会を武力で弾圧しようとします。

しかし、それを突然出てきた上官である少将が止めます。

任務を全うしようとするのに鶴の一声の命令で中断させられるのは

大尉としても不本意です。いつの世も中間管理職はこのような立場に直面します。

ここでは中間管理職の悲哀を表現したかったシーンです。

「こんな軍隊やってられるか。」颯爽と辞める覚悟をします。


シナリオライターのおちゃ「目」な日記

「俺はもう自由だ。やめてやる。」

世の会社員のパパは言えるものなら言ってみたいセリフです。

しかし軍隊ではことはそう簡単に行きません。

職務中の勝手な離脱は敵前逃亡とみなし、その場で銃殺されるのです。


シナリオライターのおちゃ「目」な日記
民主化を訴えるスイートにとって、目の前での武力行使は

許しがたいものがあります。

ネーチャー大統領から、現場でのトラブルを回避し、

スイートの動きを封じ込めることを使命としている少将にとって、

ここは力づくでしかも穏便に収束させることが命題です。

「この件は遺憾であります。」

しかしそれに対してスイートは

「このようなことでは公正な選挙は危ぶまれます。」

一番の心配点をぶつけるのでした。

                           つづく