武士道とブッダ 幼君の身代わり  | シナリオライターのおちゃ「目」な日記

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シナリオライターは常に人の行動に目を配るべし!思わぬキャラクターに出くわすよ!感動したら首を振るペコちゃんK妖怪。必要ないのにセリフを関西弁に変えてる、大阪すっきやねん妖怪。勝手な演技をする割に決まったセリフが覚えられない礼儀作法教官妖怪。

大人塾



菅原道真政敵は道真の一族を根絶やしにしようと


企み、道真の幼な子の首を、


定められた日に届けるようにとの命令します。


そっくりなことに気づいた他の母子が、


身代わりになることを決意します。


子はその命を、母はその心を神仏に捧げる


覚悟をしました。


もし偽物だと発覚したら、


子供の犠牲は無駄になるどころか


その咎が多くの人に及びます。


役人は厳かに吟味を始めます。


そして、役人は間違いないと断定します。


この計画は成功し、道真の幼君は助かりました。


子供を犠牲にした母親は、夫の帰りを待っています。


その夫とは子供の首を道真の子と断定した、


役人でした。


夫の父親は長きに渡って道真に


恩寵を受けていました。


しかしやむ負えぬ事情から、


一家が恩を受けた人の政敵に


仕えなければなりませんでした。


彼は道真の子の顔をよく知っているという理由で


この役目を仰せつかった次第でした。


世のならいとして自分の主君に


不忠は許されないからこそ


自分の息子を立派に祖父の主君の


役に立たせたのでした。


「われらが倅は立派にお役に立ったぞ悦べ女房。」


と叫んだそうでした。


ブッダに出てくるウサギは聖者に恩を受たから


返そうとしたわけではないので、


意図は違うとは思いますが、


命のことを深く考えさせるお話です。