長距離搬送
新潟の老健(老人保健施設)から、
都内の有料老人ホームへの搬送に同乗しました。
当初のご依頼では、
ドライバー1人で ≪リクライニング車椅子≫ による搬送
といった内容でした。
ご依頼の内容から、当然 利用者は高齢であることが予測
できます。そうすると、約5時間の長距離をたとえリクライニ
ングとはいえ、座ったまま搬送することは、身体的に負担が
大きいのではないかと考えました。
ドライバーにその事を伝え、直接ご依頼いただいた方
(利用者の息子さん)へ連絡を入れました。
すると、ご利用者様は94歳の超高齢であること。
食事やトイレの時は車椅子に座っているが、ふだんはベッド
で横になっていることが多いという情報をいただきました。
そこで、「ご利用者様の負担を考えると、金額的には+2千円
かかりますが、ストレッチャーでの搬送をお勧めします」 と
お話させていただきました。
息子さんも 「それはそうですよね。是非そうして下さい」 と快く
同意してくださいました。
実際、途中のトイレ休憩等含め、計6時間の長時間・長距離
搬送となりました。ストレッチャーの背もたれをギャッジアップ
したり、フラットにしたりと、ご本人の状態に応じて移動させ、
トイレ時は車椅子に乗り換えて介助させていただきました。 
同乗されたご家族にも 「安心ね」 と言っていただき、無事に
搬送することができました。
介護タクシーを初めて利用される方は、搬送がどのように
行われるのか、またどんな事を準備し 予測しておいた方が
よいのか、よく分からない方がほとんどだと思われます。
依頼を受ける側は、そういった経験と知識をもっているのです
から、依頼内容をただ書き留め
その通りに動くのでは本当
のプロとは言えません
限られた情報のなかで、想像力をはたらかせ、ご利用者様の
ニーズを汲み取り、どうしたら負担を最小限にした搬送ができ
るのか、知恵を絞ってください。
内容によっては、こちらから逆に情報を提供し、必要なサービ
スを提案できるようにしましょう。
勉強と気づき
大事だと思いませんか





