緩和ケア病棟(ホスピス)
搬送先の病院や施設、ご自宅の場合もある。
いままでの経過や現在の身体状況を殆ど知らない
まま到着後のご挨拶をする。
『お天気でよかったですね。』
『リハビリがんばってください。』
『また、何かお手伝い出来ることがありましたら。』
今までの経験とその時の空気を読んで、言葉を探しながら
患者さまに声をかける。
もしも!とんでもない言葉をかけていたら?
こんな心配を いつもしている。
緩和ケア病棟のある病院に患者さまを搬送した。
『最上階の病棟ではないように!』
心のなかでつぶやいてしまう。
病棟からお迎えにきた看護師さんとエレベーターへ
階のボタンは 5F いちばん上! 。
ベットへの移乗をお手伝いして搬送は終了する。
患者さまにかける言葉が出てこない。
考えれば考えるほど、テンパッテしまう。
これを看護師の妻に話した事がある。
『下手な言葉はいらない!だまって握手してみて!』
ぎゅっと力を込めて握りかえしてくれた。
私には『ありがとう。』に聞こえた。
ご当地ヒーロー!
DREAMの親友、フーガの黒タク KANEDA TAXI
(金田タクシー)からおもしろい情報が入りました。
テレビ局(民放局)の支社長からのチャーターの依頼。
車内での会話ネタを前日までには仕入れておきたい。
携帯とパソコンを駆使してネタを探す。
『これだ!』 ご当地ヒーロー 超神ネイガー
「海を、山を、秋田を守る、秋田発・地産地消ヒーロー」
ネイガーの名前の由来は!
秋田のヒーロー(こっちが本家)ナマハゲの名セリフ!
『泣く子は居ねえがぁー!』からきているらしい。
依頼当日、このネタは支社長が全く知らないことで
見事にスベリまくりで (;^_^A 状態。
ここでへこまないKANEDA TAXI。
都内での接待場所は知り尽くしている。
ご一行さまを有名そば屋にご案内して見事にリカバリー
さすがのテクニックです。
DREAMの故郷、青森県は野辺地町にも
ご当地ヒーローが登場!その名は。
商工戦隊ホタテンジャー![]()
日夜オニヒトデンと戦っているらしい。
プロボクサー
世田谷区から青梅市までの転院の患者さま。
距離で54㌔ ・ 2時間の搬送だ。
搬送形態はストレッチャー。点滴・吸引等の医療処置はなし。
中央高速の路面の段差を考え、マットレスカバーの下に
シーツをもう一枚追加する。少しでも楽に安心して乗って
いただきたい。
病院にはエレベーターが無いため
車両までは、車椅子
で移動。
ご兄弟がベッドから移乗をするのを 自分も一緒に手伝う。
車両に到着し、ストレッチャーに移ることを伝えると
『これには乗らない!』
まわりの看護師さん達もビックリしている。
看護師長 「吸引はしていないけど、横になると痰がバリバリ
する時があるから車椅子の方が良いかも!」 その一言で
車椅子での搬送に即変更。
『兄はプロボクサーで、黒人の大男2人相手にケンカをしても
負けたことがないんです。』
意地でもこんな物に乗ってたまるか!
言葉には出さないが 患者さまの気持ちがとても良く伝わり
ました。
きっかり2時間で青梅市の病院に到着。
ここでは外に出て散歩ができますよ。チャンピオンさん。![]()
封筒の中身は?
『この袋を向こうの病院の看護師さんに渡してください。』
① 内服薬
② 看護サマリー ・・・担当ナース 同士の申し送りレポート
③ 医療情報提供書 ・・・担当ドクター 〃
などがビニールの袋に入っており、ご家族に渡される。
当然封印されていて中の書類を見たことはない。
その患者さまに関わる 医療従事者 にしか許されない
守秘義務の世界だ。
今日の搬送はすべて男性の患者さまで
整形病棟 ・ 脳外科病棟 ・ 内科病棟 からであった。
患者さまの情報が殆どないまま病棟にお迎えにあがる。
ベッドから車椅子への移乗をお手伝いするのに、病棟看護師
さんから注意点を確認してから始めるようにしている。
すべてをお任せする場合もかなりある。
これまでの経過や現在の身体状況がわからない自分が
不用意に手を出さない方が、患者さまにとってより安全で
あると思うからだ。







