組織における仕事とは、
基本的には代替可能であり、
何かあっても誰かが代わりにやってくれる、
あるいは、
自分も誰かの代わりになることが前提のはずです。
いわば誰でもできる仕事をやっていると
言えるでしょう。
しかし、
だからといって、
誰でもいいかというとそんなことはない。
その仕事をあなたがやることの意味は
何かしらあるはずです。
にも関わらず、
言われた通りにやっているのだとしたら
あまりにももったいない。
その仕事を
あなたが言われた通りにやるだけなら、
あなたである必要はどこにもないのです。
他の誰あろう、
あなたがやる意味は一体どこにあるのか。
それこそが、
誰でもできる仕事をやる意味ではないでしょうか。
その意味は、
誰かが与えてくれるものではなく、
自分で探さなければならないでしょう。
あるいは、
探さずとも自然に見つけている人もいるかもしれませんし、
そこに何の疑問も持っていない場合もあるかもしれない。
さはさりながらも、
誰でもできる仕事をあなたがやる意味とは何か、
それこそが働く意味なのでしょう。