眠れない歴史1 | Sleep well

Sleep well

睡眠障害をコントロールする

私は小さな頃から寝付きの悪い子どもでした。最も古い記憶では、4~5歳の頃、泣きながら両親に「眠れない」と訴えていたように思います。
その頃から、目をつむってから実際に寝入るまでには、少なくとも1時間、長ければ2時間少しかかるのが常でした。

眠りにつくことが難しい、という体質が人生に最初に大きな影響を及ぼしたのは、高校受験の時です。
夜1時ごろにベッドに入るものの、頭の中ではひたすら理科や歴史の暗記を繰り返し、さっぱり眠れません。

「早く眠らなければ、眠気が残って翌日の受験勉強に差し障りが出てしまう」と焦った私が編み出したのは、何も考えない、という方法でした。とにかく頭の中に思い浮かぶもの全てを放り出すのです。
『鎌倉幕…』『太陽の公転と…』『倒幕…』と、様々なものが頭に浮かびますが、それをぽいっと捨てるイメージです。外でしたたる雨の音までもを追い出し、何も考えない状態をつくると、いつの間にか眠りに落ちていました。

今から考えると、これは自律訓練法(そのうち書きます)のやり方に即していて、悪くない方法だったと思っています。